喜界島を訪れた際,阿伝(あでん)集落に行ってきました。
昔ながらのサンゴの石垣で区切られた道を静かにそぞろ歩くと心和みます。
昨日のNHK土曜ドラマ「ジャッジ ~島の裁判官 奮闘記~」を見ていて気付きましたが,この場所でもロケをやっていたようですね(100歳のおばあちゃんのエピソード)。
喜界島は,胡麻の産地でもあります。
石垣の上で干された胡麻が香り立ちそうです。
このシマで,舗装されていない道路は不便だとも聞きました。
旅人にとっては風情のある風景も,便利度でいえば劣るのかもしれませんね。
奄美群島でサンゴの石垣が残っているのは,人が住まなくなった家屋のものであることが多い気がします。
(人が住まないからメンテナンスをしなくなって,昔ながらのものが残っているおように思います。)
でも,この阿伝集落では,まだまだ人々の生活の香りがあちらこちらに残っていました。
この場所のこの景色,いつまでも大切にしたいですね。
この景色が息付いているのは,やはり喜界島にはハブがいないというのも大きな要因なのでしょうね。
【2007.10.21 喜界島(阿伝)Canon EOS 5D with Canon EF24-70mm F2.8L USM(SILKYPIXでRAW現像)】
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