珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

黒姫山

2019-09-21 12:40:17 | その他
シルバーウィークの出だしはメンバー4名で、北信州、黒姫山の登山でした。もっともシルバーウィークと言われても、平日4日間は普通に仕事ですので、あまり連休の感じがしません。毎年シルバーウィークが出現するわけでもなく、ゴールディンウィークに比べると定着度は低いですね。横浜方面は、先の大型台風直後は夏らしさが戻ってきましたが、ここに来て、めっきり涼しくなりました。いわゆる「暑さ、寒さも彼岸まで」通りの天候となっています。この秋も、オフ会や登山、旅行などのイベントであっという間に過ぎて、師走を迎えそうです。

登山前日のうちに黒姫山近くにある、斑尾高原のスキーリゾートに宿泊しました。早朝、リフトを使って展望台から北信州の山々を眺めました。北信五岳と呼ばれる、妙高山、黒姫山、飯縄山、戸隠山、斑尾山です。五岳からは漏れていますが、百名山である高妻山もこの山域にあります。眼下の湖はナウマンゾウで知られる野尻湖です。この日のメイン、黒姫山は野尻湖の右後方のずんぐりした山です。昭和の相撲ファンであれば、輪島、貴ノ花、北の湖と張り合っていた元関脇、黒姫山を思い出すことでしょう。今年、逝去されたようです。


その黒姫山の右に位置するのが、溶岩ドームが目印の妙高山です。2017年の6月、残雪の雨飾山を撤退して、上越のakahanamizukiさんを訪ねたことが思い出されます。あの時は、しなの鉄道~えちごトキめき鉄道とつなぎ、妙高山の右側を高田方面へ抜けました。


9月は、登山としてはやや微妙な時期ではあります。まだ夏の名残で雲が湧きやすく、天高い秋空にはもう少し待たねばなりません。麓は終日晴れだったのですが、山頂付近は終始、雲がかかっていました。夏と秋が交錯しています。


展望はあまり期待できなかったのですが、時折、ガスが切れて黒姫、斑尾方面の田園風景が見えました。稲穂がもういい色をしていて、収穫を待っていました。翌日、音会のあった岡山の田んぼはまだ青さが勝っていて、地域による季節差を実感した次第です。


急登を凌ぐと解放感ある稜線歩きとなりました。やがて黒姫山山頂です。ここでランチタイムにしました。先の槍ヶ岳以来、嵌っているのが種類豊富な無印良品のレトルトカレーです。今回の選択はリンゴ入りの甘いカレーでした。


流石に高山植物のシーズンは過ぎましたが、道端で目を引いたのがリンドウでした。秋の七草に入っているキキョウとは色が似ていますが、種類が異なります。それでも十分に秋風情を感じさせてくれました。


フライング気味の紅葉を期待していたのですが、こればかりは思い通りには行きません。もう半月もすると、それこそ燃えるような世界が待っていることでしょう。昨年の雨飾山巻機山の紅葉は、しっかり目に焼き付いています。


下山途中の古池からの黒姫山です。夕方が近づくにつれ、気温が下がったためか、山頂付近の雲も消えつつあります。車を止めた戸隠のキャンプ場までもう少しです。そのキャンプ場は、高妻山や戸隠山の入口にもなっています。再訪も遠くないでしょう。


7年ほど前、黒姫山の企画があったのですが、私の仕事の都合で没となりました。個人的にはそのリベンジが成ってよかったです。千曲川沿いの小布施は、桜や菜の花の季節が美しいと聞きました。残雪の山々と相まった素敵な光景を目にしたいものです。さて、3連休の中日で帰りの関越自動車道はかなりの渋滞でした。結局、家に戻ったのは午前0時過ぎ。翌日の岡山入りが早朝移動だったので、洗濯機を回して速攻で寝ました。ハードスケジュールですが苦にならないのは、仕事でないからですね(笑)。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (akahanamizuki)
2019-09-22 00:16:19
タングラム斑尾ですね。
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Unknown (横浜のvafan)
2019-09-22 12:31:31
はい、その通りです。今回、初めて行きました。
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