明けましておめでとうございます。今年もよよろしくお願いします。横浜は連日の好天で、元旦も見事な青空でした。長過ぎる年末年始の休みに時間を持て余し気味ですが、オーディオ、音楽と向き合う時間を確保することができました。ジャンルを跨いでいろいろと聴いたり、棚のCDを整理して、リッピング漏れしていた音源をファイル化したり・・・。オーディオ機器で言えばオーバーホールのような時間を過ごしています。さて、ブログの方は9年目に突入、何とか10年選手も見えてきました。今年も週1回を最低目標に日記をアップし、途絶え気味だった音楽の記事も巻き返しできればと思います。
で、初心を忘れずに、オーディオで歌謡曲シリーズです。前回から3年半も経過しました(汗)。個人的な四天王、トリは、中森明菜です。これまでの3人は言わば、お姉さんアイドルだったわけですが、ようやく同世代の登場です。既にアイドルの中心的存在だった松田聖子の対抗馬として、花の82年デビュー組から台頭したのが中森明菜でした。山口百恵張りのツッパリ路線(少女A)もあれば、バラード歌い上げ(セカンドラブ)もありと、松田聖子とは別の立ち位置を築きました。高校の半ばからハードロック/メタル路線へ移行し、邦楽からは遠ざかる一方でしたので、私の中では昭和歌謡のしんがりといった存在です。
初期三部作(プロローグ~バリエーション~ファンタジー)です。デビューしてしばらくの中森明菜をを支えたのが、来生えつこ、たかお姉弟です。前年の「セーラー服と機関銃」が当たり、既にヒットメーカーの仲間入りをしていました。デビューシングルの「スローモーション」も提供曲の一つです。ラジオで流れ始めた当初から注目度が高った記憶があります。この三部作、新人離れして外れ曲が少ないです。売る側の本気度が分かるような気がします。「あなたのポートレート」「瑠璃色の夜へ」「ヨコハマA・KU・MA」あたりは、シングルカットされても十分売れたことでしょう。
松田聖子の記事でシングルB面の曲だけを使ったアルバムを紹介しました。ワーナー時代のシングル曲のB面コレクション『もう一人の明菜』が93年に発売されています。私は中古で仕入れました。目当ては、「トワイライト -夕暮れ便り-」とのカップリング曲「ドライブ」でした。大学受験前の初夏、NHK-FMの邦楽番組で偶々録音し、しばしばカセットで聴いていました。ボサノバ風のしっとりした曲で、間奏のむせび泣くエレキギターに夜のハイウェイ像が浮かびます。何せアナログ時代のシングルB面です。長らくご無沙汰してましたが、デジタル音源にたどりつけたのは売れっ子の恩恵です。
80年代半ばの作品で1枚挙げるならば『BITTER AND SWEET』です。このアルバムには、来生姉弟の楽曲は入っておらず、作風のターニングポイントとも言えるアルバムです。全編エレクトリックが効いたシティ・ポップとなっています。最近、ハイレゾファイルをアルバムごとダウンロードしました。作曲陣には井上陽水、EPO、飛鳥涼、松岡直也、角松敏生、神保彰、吉田美奈子らの錚々たる名が連なっています。テクノ色の強いものの乗りの良い「月夜のヴィーナス」がお気に入りです。80年代後半の中森明菜は、どこか近寄りがたいオーラが出ていましたが、「BABYLON」にその片鱗を見ることができます。
90年代に入り私も社会人になりました。トレンディ-ドラマ「素顔のままで」で安田成美と共演したことは憶えていますが、歌の方はフォローできていませんでした。その後レーベルを変えながら、歌姫、艶歌といったタイトルでカバー作品をリリースしているのはご存知通りです。2003年頃、NHK-BSで「地球ウォーカー」という番組がありました。そのエンディング曲「華-HANA-」が気になって、シングル盤「Days」(本人作詞)を購入しました。松田聖子の「瑠璃色の地球」含めて、3曲、語るように歌い上げています。年月の経過と共に歌い方も変化しましたが、自然に受け入れました。
2000年に発売されたLPサイズのCD10枚セット『The Century of AKINA -WARNER 30th Anniversary BOX-』です。ワーナー時代からの代表曲のセレクションです。当時は、現在のようにオーディオに熱を上げることは想像外でした。オーディオ界の変化も然りです。現在のシステムで昔の音源を聴くと、音の違いに驚きます。そのギャップが好ましいものであれば、愉しみになります。クラシックやジャズの傍らで昭和歌謡を聴く理由の一つです。ただし、それはあくまでもオーディオ目線の話。単純に、音楽を通して時代を聴くことが好きだということです。
ご本人は、一時期、芸能活動を休止していましたが、2014年の紅白歌合戦に出演して復活しました。ライブの方はディナーショー中心のようです。かなりの高額が想定されますが、持ち歌であれ、カバーであれ、馴染みの曲ばかり。いつかはライブでと思わないでもありませんが、あの頃にワープできる歌を、これからも歌い続けていただくだけで、十分です。
で、初心を忘れずに、オーディオで歌謡曲シリーズです。前回から3年半も経過しました(汗)。個人的な四天王、トリは、中森明菜です。これまでの3人は言わば、お姉さんアイドルだったわけですが、ようやく同世代の登場です。既にアイドルの中心的存在だった松田聖子の対抗馬として、花の82年デビュー組から台頭したのが中森明菜でした。山口百恵張りのツッパリ路線(少女A)もあれば、バラード歌い上げ(セカンドラブ)もありと、松田聖子とは別の立ち位置を築きました。高校の半ばからハードロック/メタル路線へ移行し、邦楽からは遠ざかる一方でしたので、私の中では昭和歌謡のしんがりといった存在です。
初期三部作(プロローグ~バリエーション~ファンタジー)です。デビューしてしばらくの中森明菜をを支えたのが、来生えつこ、たかお姉弟です。前年の「セーラー服と機関銃」が当たり、既にヒットメーカーの仲間入りをしていました。デビューシングルの「スローモーション」も提供曲の一つです。ラジオで流れ始めた当初から注目度が高った記憶があります。この三部作、新人離れして外れ曲が少ないです。売る側の本気度が分かるような気がします。「あなたのポートレート」「瑠璃色の夜へ」「ヨコハマA・KU・MA」あたりは、シングルカットされても十分売れたことでしょう。
松田聖子の記事でシングルB面の曲だけを使ったアルバムを紹介しました。ワーナー時代のシングル曲のB面コレクション『もう一人の明菜』が93年に発売されています。私は中古で仕入れました。目当ては、「トワイライト -夕暮れ便り-」とのカップリング曲「ドライブ」でした。大学受験前の初夏、NHK-FMの邦楽番組で偶々録音し、しばしばカセットで聴いていました。ボサノバ風のしっとりした曲で、間奏のむせび泣くエレキギターに夜のハイウェイ像が浮かびます。何せアナログ時代のシングルB面です。長らくご無沙汰してましたが、デジタル音源にたどりつけたのは売れっ子の恩恵です。
80年代半ばの作品で1枚挙げるならば『BITTER AND SWEET』です。このアルバムには、来生姉弟の楽曲は入っておらず、作風のターニングポイントとも言えるアルバムです。全編エレクトリックが効いたシティ・ポップとなっています。最近、ハイレゾファイルをアルバムごとダウンロードしました。作曲陣には井上陽水、EPO、飛鳥涼、松岡直也、角松敏生、神保彰、吉田美奈子らの錚々たる名が連なっています。テクノ色の強いものの乗りの良い「月夜のヴィーナス」がお気に入りです。80年代後半の中森明菜は、どこか近寄りがたいオーラが出ていましたが、「BABYLON」にその片鱗を見ることができます。
90年代に入り私も社会人になりました。トレンディ-ドラマ「素顔のままで」で安田成美と共演したことは憶えていますが、歌の方はフォローできていませんでした。その後レーベルを変えながら、歌姫、艶歌といったタイトルでカバー作品をリリースしているのはご存知通りです。2003年頃、NHK-BSで「地球ウォーカー」という番組がありました。そのエンディング曲「華-HANA-」が気になって、シングル盤「Days」(本人作詞)を購入しました。松田聖子の「瑠璃色の地球」含めて、3曲、語るように歌い上げています。年月の経過と共に歌い方も変化しましたが、自然に受け入れました。
2000年に発売されたLPサイズのCD10枚セット『The Century of AKINA -WARNER 30th Anniversary BOX-』です。ワーナー時代からの代表曲のセレクションです。当時は、現在のようにオーディオに熱を上げることは想像外でした。オーディオ界の変化も然りです。現在のシステムで昔の音源を聴くと、音の違いに驚きます。そのギャップが好ましいものであれば、愉しみになります。クラシックやジャズの傍らで昭和歌謡を聴く理由の一つです。ただし、それはあくまでもオーディオ目線の話。単純に、音楽を通して時代を聴くことが好きだということです。
ご本人は、一時期、芸能活動を休止していましたが、2014年の紅白歌合戦に出演して復活しました。ライブの方はディナーショー中心のようです。かなりの高額が想定されますが、持ち歌であれ、カバーであれ、馴染みの曲ばかり。いつかはライブでと思わないでもありませんが、あの頃にワープできる歌を、これからも歌い続けていただくだけで、十分です。
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