珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

ウェルフロートボードを導入して

2016-01-10 10:14:15 | オーディオ
年明け以降、横浜方面は穏やかな日が続いています。冬の寒さは嫌いではないので、個人的にはキリッとした冬らしい日があってもとは思います。4日の午前中の、大山、丹沢、富士山の光景です。手前の電線が邪魔ですが、昔住んでいた、とある住宅のベランダから眺めていた光景とほぼ同じ構図です。小さい頃から見ていた、私にとっての富士の原風景です。現在でも、ポタリングでたまに訪れます。昨年はオーディオ交流が活発化して、自宅のオーディオの記事が少なかったですね。オーディオ近況報告、間が空き気味だった音楽紹介など、しばらく続けたいと思います。


年末の記事でも少し触れましたが、昨年はオーディオの投資は控えめでした。何をやっても変わるオーディオですので、急がば回れ的に敢えて放置するという術を覚えました。聴く日のコンディション(耳だけでなく電源、部屋)もばらつきますし、聴く音源の幅が広いので一喜一憂をしないように心掛けています。統計における、N数を稼がないと何も言えない、ということでしょうか。残り半分の理由は、忙しさではあるのですが・・・。そんな状況ですので、SPのセッティングは5月に調整して以降、変わらずです。夏にウェルフロートボードを導入して半年ほど経過しました。


過去の訪問先でもウェルフロートボードを使われている方が沢山いらっしゃいました。過去記事を見れば正確にわかりますが、SPの下に使われている方が圧倒的に多いです。私も導入するならSPからと考えていましたが、SPの場合、一筋縄でいかないことも伺っていました。天板の鳴き、滑り、スパイク直差し、ベタ載せ、インシュレータ併用、SPとの相性(箱鳴りするタイプかどうか)、リング、ディスク、コーティング、スパイダーシート、大理石・・・使いこなしが難しそうですね。TADから天板の材質を変えた高級バージョンが出されていることも、何かを言っているようで気になります。

テストが簡単だったDACで手応えがあったので、ここは思い切ってSPをスキップし、DAC、アンプと電源周りに集中することとしました。何とかクアドラスパイアのラックに納まるサイズの型(450mm×350mm)がみつかり、3枚導入しました。まずは重鎮であるOctave V40SEです。先行事例に倣って、柔いゴム足は外しています。同じボリューム位置でも音量が上がったように感じます。偶々聴いていたのが中森明菜の「ロンリージャーニー」という出だしの強い曲だったので、慌てて摘みを回しました。ヴォリュームに関してはPhilewebで同様な事例を書かれていた方がいました。何らかのからくりがありそうです。


最初にA4サイズのウェルフロートボードでDACにおける効果を確認しました。最終的には見た目を考慮し、アンプで使用しているサイズと揃えました。将来どんなDACが来ても使えるでしょう。


フォノイコライザーアンプEA-3Ⅱにも当てました。アンプが横を向いているのは配線の関係です。


あまり見せたくないラック裏です。5月のHarubaruさん訪問をきっかけに、A4サイズのボードを1導入しました。現在では1枚を追加して、アナログプレイヤーの電源(奥)、Octaveの強化電源Black Box(手前)の下にそれぞれ敷いています。


さて、半年経過後の印象です。効果を個別に分解していませんが、総じて音の座りがよくなり、滲みが無くなった印象です。低音が締まったとも感じます。クラシックではオーケストラの下支えがしっかりしてきましたし、POPSではベースへ意識が行くようになりました。こういった変化は日常よく聴く音源ではなく、棚から一掴み的に聴く久しぶりの音源で感じます。方式は異なりますが磁気浮上タイプのボードにアナログ機器を載せる例を見ています。比較的副作用の少ないアプローチなのではないでしょうか?さて、高音は?との声が聞こえてきそうですが、これは別アプローチでトライ中です。
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