珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

Harubaruさん宅訪問

2016-05-24 22:23:47 | オフ会
5月3日、厚木のHarubaru邸で開かれたマラソンオフ会に参加しました。昨年につづいての開催で、今年は30名が参加したそうです。オフ会を開く方はエネルギーを使うものですが、1週間連続となると想像を超えます。21日にHarubaruさんと会う機会がありましたが、終了後2日間は放心状態だったそうです。あらためてご厚意に感謝します。ご一緒はGRFさん、K&Kさん、BOさんでした。K&Kさんは前日の大室山に続いて2日連続のお付き合いです。GRFさんもHarubaruさんも学生時代には山をやられていました。オーディオ&山好きは案外多いのかも知れませんね。

本厚木で皆さんと集合後、約束の時間にお邪魔すると、ニコニコされたHarubaruさんが待っていました。早速、改装された明るいリビングへ通していただきました。オフ会を5、6年やっていると、再訪するケースは増えるのですが、1年間の間に今回ほどシステムが大きく変化する例はまずありません。B&Wの802D3の導入、リフォーム、電源工事、アンプの改造、ネットワークプレイヤーの導入、クロックジェネレータの増強、ルームチューニング材の設計と導入・・・どれもヘビー級で、普通のオーディオファンであれば躊躇するような変更です。それをスパッと実行されるHarubaruさんのオーディオへの想い、が伝わってきます。


新たに導入されたB&W802D3です。昨年、オーディオショウに登場し話題になっていましたが、実際に聴くのは今回が初めてとなります。デザインがすっきりしましたが、実際に聴いた印象も、より澄んでより明るい音になったと感じました。前機もそうですが、黒色はHarubaruさんの拘りです。


ソース機器です。CDプレイヤー、エソテリックのK-01は昨年から健在ですが、クロックジェネレータを強化されています。Phile再生への取り組み本格化しました。スフォルツァートのネットワークプレイヤーDSP-03やバッファローのNAS、DELA N1A(改)を導入されています。


ラック上段の右側はご友人製作のジッター除去機です。クロックまわりは電源含めて3筐体ですが、賛同者が多ければ基板化も検討するそうです。左側は電源クリーナーです。出水電器の電源工事やアイソレーショントランスの効果が大きいこともあり、この日は不使用でした。


金田式の真空管プリアンプ(下段)も目玉の一つです。電流伝送/電圧伝送(よく分かっておりませんが、プリとパワー間の信号伝送の話でしょうか?)の切り替えが行えるような仕様です。クロックにしてもアンプにしても、ご人脈を活かして理想の音を求める・・・Harubaruさんのオーディオ道ですね。


パワーアンプは、今年もプッシュっプル、シングル切り替えでしたが、昼間の部のメインをプッシュプルが、夜間のBGMをシングルが受け持ちました。見栄えのするパワーアンプもHarubaru邸の顔の一つです。ライブ音源における客席の咳の音が、電流伝送の方がリアルに聴こえたのは気のせい?


個人的に気になったのが、出水電器の100Vのアイソレーショントランスです。実は、Harubaruさんのご厚意で現在、拙宅にてAIT DACの足元でお試し中です。背景ノイズが減った印象があります。100Vであれば、うなり音はありませんし、あとは算段の問題となりそうです。


前半、Harubaruさんの音源からヴォーカルを中心に聴かせていただいていると、ヴォーカルの定位位置が気になったGRFさんが、例によってトントンをやって調整。左に寄っていた音像をセンターに中心に戻して再開です。ゲスト側で弄ったのはこれだけだったはずです。導入して間もない802D3は、小音量においても細かい音の表現力を感じました。その後、マラソンオフ会に参加した複数の方と会う機会がありましたが、異口同音、小音量時の情報量の多さを挙げられていました。マンションであるため音量の制約はありますが、SPのポテンシャルでカバーできそうです。

話題はクロックに集まりました。DSP-03においてはクロック有り無しの効果は顕著でした。入れると霞が取れ、今井美樹の口元が締まる印象です。続いてK-01で、Harubaruさんの音源、私の持ち込み音源、K&Kさんご自身による録音音源で実験を行いました。K-01では必ずしもクロックあり優位とは言えない結果でした。これにはK-01が元来有する完成度の高さ、聴いた音源の特性、さらに個人の好みの問題が関わるため、単純な結論にはならないと思われます。K&Kさんの持ち込まれたピアノとヴァイオリンの音源では、クロック有り無しでピアノ、ヴァイオリンの主張度合が変わるのが面白かったです。

マラソンオフ会も6日目となり、Harubaruさんのお疲れ度合いもピークだったでしょう。それにも関わらず、Harubaruさんご自身の手料理をいただきながら、感想戦となりました。ちなみに私が下っ端で、皆さんの長いオーディオや仕事経歴の話題を楽しませていただきました。遠方からお越しのGRFさんが一足先に帰られた後、神奈川組で談義をつづけ、21時頃の散会となりました。Harubaruさん、皆さん、楽しいGWの1日をありがとうございました。翌日はニッキー邸訪問になります。
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