珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

ニッキーさんの新スピーカー

2019-06-30 13:11:08 | オフ会
6月22日、高尾のニッキーさんのお宅を3年ぶりに訪問してきました。ご一緒はいたちょうさんです。先の赤羽オフ会で訪問の話が持ち上がり、日程調整していたのですが、残念ながらベルウッドさんの都合がつかず、二人での訪問となりました。3年という年月はオーディオファン(マニア)にとっては十分長い期間です。システムがそのまま、というケースは少ないと思われます。実際、昨年秋には、ニッキーさんがアナログプレーヤーを刷新したという話を聞いていました。今回、さらに輪にかけて新SP導入のニュースが入り(高尾に向かう途中)、サプライズオフ会となりました。

高尾駅で集合後、まずは腹拵えです。刻んだ玉ねぎがポイントの八王子ラーメンを、つけ麺でいただきました。そう言えばニッキーさんとは高崎でもご当地ラーメンでしたね。お腹を満たしたところで、早速、お住いのマンションに向かいました。オーディオ部屋に通していただくと、モニターオーディオのPlatinum SeriesのPL300Ⅱのお出迎えです。ニッキーさん≒B&W805のイメージがあったので、別のスピーカーがあること自体、とても新鮮でした。到着は前日の夜とのこと。卸し立てのスピーカーを聴ける機会は滅多にありません。


PL300Ⅱのスナップです。重厚感、存在感たっぷりです。ブックシェルフからフロアスタンディングへの変更は大きな変化点ですね。とは言え、ニッキーさんはリビングオーディオですし、短辺配置でリスニングポジションとスピーカーの距離を十分に取れています。狭さのようなものは感じませんでした。訪問先でのモニターオーディオと言うと、かなり前になりますが、キタサンさんのプライベートジャズ喫茶が思い出されます。ブックシェルフのPL100で、整った高音が印象的でした。ともあれ、ニッキーさん、新スピーカーの導入、おめでとうございます。


新スピーカーも去ることながら、アナログ周りも大きな変化点がありました。前回訪問時はマランツのTT8001をお使いでしたが、その後、テクニクスへ舵を切られています。SL-1200Gを2年ほど使った後、昨年末にSL-1000Rへとステップアップをされています。スッキリながら精悍なデザインです。テクニクスのアナログ機器復活のターゲットは、ニッキーさんの世代ではないと思われるのですが、上昇志向のニッキーさんの心を捉えたということでしょうか。こちらだけでも、十分オフ会の目玉になります。


フォノイコライザーも新しくなっていました。SOULNOTEのE-2です。多様なEQカーブに対応できる等、機能満載です。こちらも見た目の存在感がありますね。昇圧トランスもT-3からT-500へグレードアップされていました。一方、オンキョーのセパレートアンプ、デノンのDCD-SX1、パイオニアにネットワークプレイヤーN-70A辺りは据え置きです。この3年間は、アナログ重視のシステム作りだったことが窺えます。以前訪問した時よりもレコードが増えているようでし、私とは逆に普段聴きもレコードが多いのでしょうね(汗)。


さて、新品のスピーカーは当然ながらエージングが始まったばかりです。セッティングをショップの方にお願いしたとは言え、追い込みはこれからです。したがって音楽鑑賞というより、PL300Ⅱのお手並み拝見という聴き方に、どうしてもなってしまいました。B&W805との比較ですが、よりマイルドで、低音に余裕を感じました。デジタル、アナログを行ったりきたりでしたが、後半はいたちょうさんのクリニックもありアナログ主体になりました。デジタルではにら邸でも聴いたモーツァルトの協奏曲や、カーペンターズ「Top of the world」を心地よく聴けました。


この日最も聴いたのはイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」でした。オフ会でかかることの多いライブ盤ではなく、オリジナルの方です。どうも、いたちょうさんの顔が冴えません。詳細は控えますが、機器の配置に関わるクリニックが入り、活力のあるサウンドになりました。高音を中心に音数が増えました。あらためて、アナログ再生のナーバスな側面を実感した次第です。と同時に、聴き方の甘さを反省しました。アナログに軍配が上がるところでまで来て、オフ会終了となりました。クリニックポイントについては、自宅でも再確認しました。


オーディオの愉しみは、日々の音楽再生にあると同時に、より良い音(あくまでも本人にとってのです)を求める、長い目線でのプロセスにもあります。スピーカー替えは機器の入れ替えの中でも、影響力の大きい変更であり、一大イベントですね。PL300Ⅱがニッキーさんの充実したオーディオライフの中心になることを期待しています。エージングが進んだところでまた聴かせて下さい。次はアンプですかね、と煽ったりしませんので、ご安心を(笑)。拙宅も遠回りしているうちに、ウィーンアコースティックは10年超えとなりました。

この日は梅雨空、かつ高尾?で寒かったですが、楽しかったです。最後は、高尾駅近くの居酒屋さんの感想戦を行い、相変わらずお酒のペースの早い皆さんとオーディオ談議となりました。ニッキーさん、いたちょうさん、ありがとうございました。
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