珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

ハンコックさん宅でのオフ会

2024-06-12 07:38:42 | オフ会
6月に入って最初の日曜日、ハンコックさんのお宅でのオフ会に参加してきました。ご同席は、チューバホーンさん、Oさんです。ハンコックさんが、JBLのスピーカーユニット、エンクロージャーを別々に購入され、組み上げたことは、知っていました。今回、そのお披露目となりました。もう一つの企画が、振動対策の実験です。ブログでは詳細を割愛しますが、やはり振動対策はとても大事だということを、耳で確認することとなりました。なかなか盛りだくさんのオフ会で、5時間あっという間に過ぎました。

ハンコックさんが導入されたのはD-130というJBLの38cmコーン型のユニットです。縦置きのエンクロージャーに収め、フルレンジ一発で使用されています。SPの名称はC36 Viscount になるそうです。いくつかのオフ会で、出音に触れてハンコックさんの気持ちが動かされたことが動機のようです。ハンコックさんの主戦場はジャズでアナログ中心です。十分にあり得る選択肢ですが、前半に聴いたウィルソンのwatt+puppy も、素晴らしい鳴りっぷりでしたので、使い分けは悩ましいとも思いました。新SPは超ニアフィールドで聴かせていただきました。


この日はデジタル中心でした。今回、新たにSDカードプレイヤーが導入されていました(シルバーの筐体)。このプレイヤーはHDMIケーブル経由でI2S信号を出せます。I2S信号はOさん製作のDACの入力となります。SDカードによる再生では、まずBOさんのセカンドシステムが思い出されます。スイートサウンドさんも使用されていました。PCよりシンプルでネットワークも不要です。理屈の上では良さそうですし、I2S直出しは魅力です。音源検索や音源管理の操作性に目をつむれば十分あり、ということかと思います。


振動対策の実験では、ひたすら課題曲3曲を、繰り返し聴きました。その後は、ウィルソン、JBLそれぞれで、CD音源を中心に聴かせていただきました。女性ジャズシンガーの作品が、多かったでしょうか?ハンコックさんと言えばジャズのアナログ盤のイメージがありますが、音の良いCDを結構お持ちです。国内盤も多いので音源探しの参考にしています。ドリス・デイの「枯れ葉」いいですね。早速、ヤフオクで同じ作品『Day by day』を購入してしまいました。ローズマリー・クルーニー、綾戸智恵と続きました。


カーティス・フラーの『Blusette』、ジョー・スタッフォードの『JO+JAZZ』といった名盤も国内盤でした。キース・ジャレットの『STANDARDS LIVE』はOさんの、荒井由実の『ひこうき雲』はチューバホーンさんの持ち込みです。私は直近、購入した和田アキ子のベスト盤から「古い日記」をお願いしました。


watt+pappyからC36に替わると、精緻さは後退するものの、音に暖かさ、懐かしさが出てきます。SPの能率がいいからなのか、とても軽快で気持ちの良い音だと思いました。ビンテージSPにファーストワットのアンプの組み合わせはチューバホーンさん宅も同様です。C36の位置調整により、音の力みがとれ、あとは音楽を聴くのみの状況となりました。部屋の大きさは随分と異なりますが、チューバホーンさんの音が思い出されました。ウィルソンもいい音で鳴ってましたので、両立が楽しみですね。

終了後、ご近所の鉄板焼きやさん「みらく」で感想戦を持ちました。中身の詰まったオフ会の振り返りと、諸々の話で盛り上がりました。ハンコックさん、新SPシステムのお披露目とオーディオ実験企画の場を提供いただき、ありがとうございました。チューバホーンさん、Oさん、楽しい時間を共有いただき、ありがとうございました。
コメント (6)
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