珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

chibiさんを訪ねて~プレ編~

2018-08-05 09:36:49 | オフ会
6月にお越しいただいたchibiさんとは、涼しくなってからアウェー編をやりましょう、という話をしていました。ところが、急遽、お呼びがかかり、真夏の訪問となりました。chibiさんは普段、キソアコースティックのHB-X1をお使いですが、そのHB-X1はチューニング(byトラウトマン大佐さん)の旅に出ていました。代わりというわけではありませんが、トラウトマン大佐さん所有のHB-1を聴けるとの一報をいただきました。台風が去り暑さも戻った7月29日の夕方、初訪問してきました。chibiさんとは沿線が同じで、お散歩感覚でお邪魔してきました。

chibiさんのオーディオ歴は長く、TV脇に鎮座するJBLの4311Bは学生時代から使っているそうです。お好きなジャンルはジャズです。若いころからジャズ喫茶に通われていたchibiさんならではの、SPと言えるでしょう。現在、メインのSPはキソアコースティックに移行しました。トラウトマン大佐さんのブログに触発され、購入に踏み切られたとか。同じSPでも鳴らし方次第で違う音になるのはオーディオの面白さです。チューニングに出されたのは、まさしくchibiさんが欲する音を出すためのステップと理解しました。


システムはリビングルームに組まれていました。後方のダイニングを含めて15~16畳ほどでしょうか。広大な空間です。観葉植物もふんだんに配置されていて、リラックスできる空間となっていました。実際、お仕事帰りの後、お酒片手に1時間ほど聴くことが多いと聞きました。


本日の主役、トラウトマン大佐さんのHB-1です。素材はハワイアンコナです。想像通りコンパクトなSPでしたが、内部は大佐さんの試行錯誤の結晶がぎっしり詰まっています。滞在はこの日までで、翌日には香川方面て旅立っていったそうです。


HB-1の横に位置するのが、スーパツィータのKITHIT HIT-ST2です。スーパツィータは高音を足しているのですが、聴感上は低音に効くと言われますね。chibiさんも同様の効果を実感されているようでした。HB-1の口径の限界をカバーしている感じでしょうか。


上流にはいわゆるハイエンド機器が並んでいました。chibiさんはリッピング派で最上流はLINN KLIMAX DS/3です。KAZOOで再生指示する点は拙宅同様です。下段はNAGRAの真空管プリアンプPL-Lです。この他、クラシックオーディオのライントランスを使用されています。


パワーアンプはFM ACOUSTICS FM611を使われています。敷居の高いアンプではありますが、嵌ると抜け出せない世界がありそうです。chibiさんは、お使いだったOCTAVEのV70SEを未だ手放さず・・・ですので、今後の動向に注目しています。


19時からの感想戦の前に、2時間弱、駆け足で聴かせていただきました。全般にライブ音源が多かったですかね。広い部屋でのコンパクトSPの内振りは、なかなか聴く機会が無いので耳が慣れるのに時間がかかりました。総じて、音が濃い、音場が左右に広がる、ヴォーカルの口は大きめ、といった感想です。とてもコンパクトSPとは思えない低音の支えも印象に残りました。当方はヴォーカルは遠目でギュッと縮めるのが好きなので、目指す方向の違いはあります。リスナーがステージに、にじり寄ったような音を、chibiさんはお好きなのでしょうね。

最後は駅近くの居酒屋で感想戦を行いました。お刺身が美味しいお店を紹介いただきました。ビール、芋焼酎を片手にオーディオ談義、師匠談義で盛り上がりました。翌日が月曜日でしたので、あまり長引かない形で散会となりました。その後、chibiさんから戻ってきたHB-X1の近況を聞かせていただきました。随分とフレッシュなサウンドのようです。ゴリッとした音がお好きでもあるchibiさんの鳴らし込みの成果が楽しみです。真夏のオーディオ訪問の機会をいただき、ありがとうございました。涼しくなってからの再訪、よろしくお願いします。
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