珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

10月のオーディオ交流~前編

2018-11-10 09:23:55 | オフ会
新潟の山&音楽の旅以降、10月はオフ会続きでした。記事が遅れ気味なので前編、後編の2回に分けて振り返ります。新潟遠征の翌週は、オールドタンノイをお使いの方々との交流となりました。13日はチューバホーンさん宅の訪問、14日は上越でお世話になったakahanamizukiさんのご来訪でした。チューバホーンさん宅ではOさん、ハンコックさんもご一緒でした。山・音楽・音楽・山企画の熱の冷めやらぬ中、濃い週末となりました。プリアンプHP300SEは導入してから2ヶ月ほど経過し、漸くオフ会デビューとなりました。

チューバホーンさん宅では、まず施術を受けて、雨飾山と巻機山で蓄積した疲れを取り去っていただだきました。すっきりしたところでオーディオルームのある2階に上がりオフ会スタートです。やがてハンコックさん、Oさんも合流されました。



5月の訪問からいくつか変化点がありました。以前より、CDトランスポート、MS-1の代替を考えていると聞いていましたが、CECのTL3 3.0を導入されました。さらに、OさんのDACの下に、さりげなく筐体が増えていますね。アンプの構成は、マランツ7+クォードで変わりありません。



新しいCDトランスポートTL3 3.0です。最上流部がCECのCDトランスポートという点では、Oさんと同様になりました。良質のトラスポートの確保は、ディスク再生派にとって気になるところです。TL3 3.0は2017年の発売のようです。



OさんDACの下に増えた筐体は、言うまでもなくクロックです。DACとの同期はTL3 3.0の導入の念頭にあったものと思います。そう言えば、ハンコックさんもOさんDACを導入さえれていましたね。この日は、ESSのDACチップ友の会?でもありました(笑)。



例によってOさんの持ち込み企画もありました。一つはSDカードに納められた音源をラズパイで再生するトランスポートです。スマホからの再生指示もでき、利便性と音を両立させた面白いコンセプトです。PCオーディオの複雑さが無いのがいいですね。



もう一つが金田式のDACです。こういったDACを持ち込めるが毎度凄いなぁと思います。世代的には古く、Oさん曰く昨今の進んだDACチップに比べると低音には不足が出るとのこと。私はこれはこれで楽しめたので、まあお得な耳のようです(苦笑)。



今回はクラシックから入り、ポップスやジャズを聴くながれでした。前回は声をテーマに、私好みのサウンドに調整されたようですが、今回は、クラシック寄りに戻されたようです。ホセ・カレーラスのナポリ民謡集、前回に続いて登場です。



カジュアルな路線は今回は少なめでしたが、楽しめました。アナログ末期の森山良子は私の収集ターゲットの一つです。『C'est Fini』は早速、CD選書で買いましたが、いずれアナログも手に入れねばなりません。パトリシア・バーバーのライブ、カッコよかったです。ハンコックさんは、クリフォード・ブラウン、サラ・ヴォーンと、皆さんが入り易い選曲で、流石のご配慮です。



オフ会は3時間ほどで終了し、下井草の串焼きのお店での感想戦へ移行しました。オーディオ近況、これからの構想、音楽など、いつものように話題が飛び火しながら楽しい時間が過ぎました。皆さんにもいずれHP300SEが入った音を聴いていただければと思います。



翌、日曜日は新潟からakahanamizukiさんを招いての拙宅オフでした。先の新潟遠征以来ですから、約1週間でのオーム&アウェーオフ会となりました。前回は2016年の師走で、約2年ぶりのご来宅です。今回は遅い夏休みを利用した、仕事抜きのオフ会3連戦とのことです。RICHEBOURGさん、KYLYN(キリン)さんに続いての3軒目が拙宅となった次第です。分が悪い並びではありますが、遠征疲れを癒していただければOKです(笑)。例によって日田の焼きそばをで昼食をとり、前日までのオーディオ交流や巻機山の話をさせていただきました。



akahanamizukiさんは、音楽の引き出しが多いので、音源は多めに用意し、場の流れで選曲することにしました。読めない展開を楽しみながらの、進行です。最近、私が聴いている音源を交え、ジャンルを跨いで聴いていただきました。ビンテージオーディオへ移行し、akahanamizukiさんはクラシックを中心に聴かれています。特にステージの現れ方には拘りをお持ちのようです。音楽の形、〇〇m先、暗黒を感じる、といった表現は、普段、意識していないので勉強になります。どのボリュームで聴くか、でも大きく変わってきます。



ラスト1時間ほどがアナログタイムでしたが、これはもっと多くするべきでした。akahanamizukiさんの自宅ではアナログがメインですし、時代の音楽は時代の装置で・・・といった拘りもお持ちです。70~80年代のPOPSであれば、当然アナログでかけるべき、と言われることが容易に予想されました。荒井由実、長谷川きよし、大橋純子と進むに連れakahanamizukiさんのボルテージが上がっていくのが楽しかったです。最後は床に直置きだったフォノイコライザーにウェルフロートボードを敷く提案までいただき、オフ会終了となりました。



HP300SE導入以降、デジタル優先となり、HP300SE×アナログの組み合わせは、灯台下暗し状態でした。筐体が増え、アナログは代替ケーブルとなりましたが、プリ導入の果実が1つ増えた思いです。ありがとうございました。時間は短めでしたが、軽く感想戦を行い、上越へ戻られるakahanamizukiさんを送り出しました。焼山か高妻山に登る際には、またお声かけさせていただきますね。

10月のオーディオ交流~後編へ続きます。
コメント (5)
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