珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

雲竜渓谷で氷瀑

2018-03-03 09:18:04 | その他
盛り上がった冬季オリンピックもあっという間に終わってしまいました。そのオリンピックが終わる間際の土日、メンバー3名で栃木方面へショートトリップに行ってきました。メインは二荒山神社の先にある雲竜渓谷の氷瀑です。今回の企画までその存在を知らなかったのですが、間近で見る凍りついた滝は大迫力でした。初日には大谷石の地下採掘場を見学もありました。これも想定外の驚きで、ライトアップされた地下空間を楽しみました。素泊まり可能な、日帰り温泉施設で一泊し、夜は焼酎片手にカーリング女子の3位決定戦を観戦しました。我慢合戦の果ての銅メダル、こちらも盛り上がりました。

大谷石の存在は知っていましたし、その風合いにも見覚えがありました。ただし、大谷町が宇都宮にあることは知りませんでした。大谷石の歴史は古く、6世紀には建材として使われていたようです。採掘場が立派なアートスペースになっていました。当初、資料館で800円は高いと思ってましたが、納得しました。


中には教会も。天井が高く、表面の微妙な凹凸は音響効果もありそうです。室内楽のライブもよさそうですね。この教会とは別の場所ですが、実際、B'zの松本さんが採掘場で弾いたことが紹介されていました。屋外の資料館で採掘の道具(手掘りです!)等を見学し大谷町を後にしました。


オリンピック観戦の翌日は雲竜渓谷です。日光方面に向かう途中、楽しみにしていた男体山を目にしました。前日は春霞で視認できなかったのですが、見事な山容です。くーちゃん3003さんの広大な庭から男体山を見たのは、もう4年以上前になります。


メンバー1名を東武日光駅でピックアップして、滝尾神社の先の林道から歩き始めです。しばらく進むと女峰山が見えてきました。この山も日光を代表する山で、30年以上前に男体山と女峰山をセットで登りました。内陸の日光は当然横浜より気温が低く、足元は雪と氷の世界でした。


2時間ほど林道を歩いて、雲竜渓谷に到着です。凍りついて動きが止まった滝が見えてきました。落石というより落氷が怖いです。今回は事前に山用のヘルメットを購入して臨みました。さらに進むと・・・。


生まれて初めて見る、氷の神殿です。2月下旬で、かつ前日も陽気だったので氷瀑が残っているか心配でしたが杞憂でした。


相手が止まっていますから、滝の裏側に入るのも余裕です。氷のカーテンをすり抜けてみました。


神殿の先に、さらに長い滝がありました。こちらも凍っています。滝の途中に人が写っています。ここはロッククライミングならぬアイスクライミングの練習場にもなっていました。皆さん適度に落下してました(ザイルがあるので問題ありません)。都度、氷の塊が落ちてくるのは怖かったですが。


ちょうど滝壺辺りで、昼食にしました。ちなみにメニューは、家系(いえけい)「六角家」のカップラーメン、ドーナツ、コーヒーです。落氷を気にしながらも美味しくいただきました。終日、曇天の天気予報でしたが、予想外に日差しも出てきました。


非日常を十分満喫して、雲竜渓谷を後にしました。確かに寒かったですが、想定内と言えば想定内でした。3月に入り横浜は20℃超えしました。これから氷瀑も解けだし、元の姿に戻っていくことでしょう。画像からも冬の中の春を感じられるでしょうか。


結局、この日の午後は晴天続きとなりました。再び展望台から女峰山(左)、赤薙山(右)を眺めて下山しました。帰路、日光界隈を通過しましたが、随分と人で賑わっていました。凛とした空気に触れると、いろいろな意味でリセットできます。今回も素晴らしい企画をありがとうございました。
コメント (2)
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