珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

Amati-Futura & Octave試聴会

2011-06-17 07:13:32 | その他
6月11日(土曜日)、近所のオーディオショップ、カンタービレで開催されたSonus Faber Amati-Futura & Octave試聴会の話題です。小さなお店で参加者5人と、こじんまりとした視聴会でしたが、普段とは別世界の音を堪能しました。試聴会の主役はAmati-Futura 。創設者が去った後の新生Sonus Faberの高級SPで、とても手が出せる価格ではありません。どちらかと言うと、OctaveのHP500SE と RE280 MK2狙いでの参加でした。

デジタルファイル再生主体で、DACにはPS Audio のPerfect Wave DACが使われました。Sonus Faberの音はオーディオショウで断片的に聴いた程度です。従って新旧従来シリーズとの差が良くわかりません。評判では従来シリーズの良さ、例えば弦楽器やヴォーカルの質感を残しつつ、多様なジャンルの音楽を楽しめるようになった、とも言われています。この日聴いた範囲では女性ヴォーカルがしっくりきました。

空気感、気配といった音楽を裏で支える要素は、自宅のシステムよりぐっと上でした。これはHP500SEによるものなのでしょう。このプリアンプは定評のあるフォノ入力もあり、アナログをやる上でも魅力の製品です。モノが放つオーラも十分で、耳だけなく目の保養にもなりました。オーディオBasic誌で知りましたが、RE290という後継のパワーアンプも登場するようで、Octaveのアンプ群はやはり気になる存在です。

3時間の予定プログラムが終わった後も、プラス2時間ほど居残って、CDを聴いたりハイレゾ音源の話をしたりしました。私も持ちこんだCDから、Gianni Basso & Irio De Paulaの「Lamento」、Halie Lorenの「Blue Skies」をかけていただきました。前者のピアノがやや緩かったこと、左右の音の広がりが少なかったことなどが気になりましたが、おそらくセッティングの影響だろうと思います。


楽しい5時間を、ありがとうございました。
コメント
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