鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

冒険

2014年12月12日 | 日記
彼が、冒険に出かけて行った。

って、単にギリ東京のアパートを見に、2泊3日で
出かけただけなんだけど…。

不動産屋さんが親身に面倒を見てくれているらしく
高速バスのバス停まで迎えに来てくれるらしい。

ただし、そもそもその高速バスに乗れるのやら…。

「駅の○○口ってどこ?」

って言うので、説明したら、ちんぷんかんぷんで。

らちが明かないので、予約したというチケットを見せろというと
彼の思っていた場所よりは、徒歩10分ほどかかるところが
バス乗り場で。

「本当に、大丈夫かぁ~?」

と思わず聞くと、11時乗車予定なのに、8時過ぎに家を出て行った。

たぶん、ストレートに行けば、家から30分ちょいでつくはずだけど…。

まぁ、時間だけはあるから、本人がそれでよければ、よしなんだと
必死に自分を納得させる。

こうやって、ひとつ、ひとつ自分でできることを増やしていくこと
こそが、彼には成功体験になるんだろうと、納得させる。


昨日は、夕方帰ると、リスポダールを飲んだせいか完全に
ラリっていた。

ろれつはまわらないし、話してもモゴモゴ言っているだけで聞きとれない。

そのうちよだれとか出てきそう。

携帯をいじってパスワードが入れらず、何度もエラー音を繰り返す。

立ち上がっては、ひっくり返る。

ついでに、その辺におきっぱなしの飲み物をこぼす。

あげく、窓を開けようとして、必死になって止める私が引き倒す。

窓開ける→屋根に出る→飛ぶなんて、もうごめんだ。

私の力加減がついつい、強くなり思いっきりひっくりかえって頭うつ。

最後は面倒なので、強制的に布団に入れて、寝かせると今度はいびきが
うるさい。

朝、聞くと頭を打ったこと以外まったく覚えておらず、窓を開けてた
なんて、なんで?と自分で聞く始末。

もう、人間として終わってるな…って。

きっともしこのままずーっと一生いたら、こんな介護生活が待っている
のかとかマジで心配した。


朝家を出るときに、一応と思い見送ると、あれがないこれがないと
玄関で大騒ぎ。

あげく、しっかりハグしてくるし。

お蔭で、私が家を出るのが遅くなった。

先に出たはずの、彼を車の私が追い越した。

雨も降っていたので、一瞬乗せたほうがいいのか?と思ったが
そのままスルーした。

きっと、こうやってこれからは別々に生きていくのだからって。

彼は彼のペースで。

私は私のペースで。

目的地(娘の幸せ)は一緒でも、それぞれのペースでいいのだろうって。


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