鬱 のち 躁 …

(元)旦那の病気(双極性Ⅱ型障害)について

確信

2011年03月23日 | 日記
私自身の累積した疲れに加え、大震災でのメンタルの変調などを
考えて連休にまた実家に帰ってきた。

私と娘は私の実家へ、彼とお義父さんは彼の実家へ…。

実家で何かをしなければならないという状態から開放されると
いつもはおざなりにしてしまう娘の相手が少しできる。

大震災で家族、特に子供を失った母親も多いことを思うと
ギューっとほほを寄せ合いながら、その暖かさに涙が出てしまう。

「○○はママよりも絶対長生きしてね…」

そう願ってもかなわないことなどは考えたくない。


連休明けの火曜日に彼とお義父さんが帰ってきた。

ここ数日、薬の総量は変わらないが就寝前に飲んでいた抗鬱剤
(デプロメール)を毎食後に移した彼は朝とても調子が悪い。

実家でも布団から起き上がれない生活をしていた。

私の目が届かないせいか、昼からビールを飲んでいたせいも
あるかもしれないが…。

なんかと夕食を一緒に終えた後、早々に薬を飲んで寝てしまった。

娘が手伝って実家で作ったおはぎも何とかせがまれて1つ食べた。


お風呂をあがり、娘と寝室に行くと私達に背を向け彼が寝息を
立てている。

薬のお陰で夜寝れるだけでもまだいいほうだろう。

すると、娘が

「パパお風呂に入れないけど、暖かくて気持ちい~」

と、ぺたりと彼の背中にふっつきそのまま寝てしまった。

いつもは私にぺったりなくせに…。


天の配剤だと思った。

余裕がなく、娘を怒鳴ってばかりいる私。
そして病気で思うにまかせない彼。

そんな二人だからこそ、こんなに出来た娘が遣わされたのだと
思った。

私だけだったら、とっくに投げ出していたかもしれない。


今家族でいられるのは娘のお陰だ。

私は心から確信した。


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