11月20日
今日はえびす講の日
えびす講とは、えびす神を祭る民間行事。
地方によって異なるが10月20日 または月遅れで11月20日に行われることが多い。
すなわち、今日は月遅れのえびす講なんだね。
季語 秋。
大鳥大社など日本各地の鷲神社で行われる酉の市は由来が異なり全く関係がないと記されているが、わたしの場合は そもそも酉の市似なじみが無い。
話がそれるが…
大鳥神社、大鷲神社、鷲神社(おおとりじんじゃ) ウィキペディア ▼
日本武尊の白鳥伝説と関わり、酉の市で有名なところが多い。大阪府の大鳥大社、または関東で大鷲神社 (足立区)が本社であるとされている。
鷲神社 (白井市) - 千葉県白井市にある神社。
大鷲神社 (栄町) - 千葉県印旛郡栄町にある神社。
鷲神社 (見沼区) - 埼玉県さいたま市見沼区大和田にある神社。
鷲神社 (さいたま市緑区) - 埼玉県さいたま市緑区南部領辻にある神社。
大鷲神社 (足立区) - 東京都足立区にある神社。
鷲神社 (台東区) - 東京都台東区にある神社。
鷲神社 (大田区) - 東京都大田区にある神社。
大鳥神社 (目黒区) - 東京都目黒区にある神社。
大鳥神社 (豊島区) - 東京都豊島区にある神社。
大鷲神社 (東京都府中市) - 東京都府中市にある神社。大國魂神社 (府中市)の境内社。
大鷲神社 (横浜市南区) - 横浜市南区にある神社。金刀比羅神社の境内社。
大鳥神社 (甲賀市) - 滋賀県甲賀市にある神社。大原祇園社。平安時代創建。
大鳥大社 (大阪府) - 大阪府堺市西区鳳北町にある神社。和泉国一の宮
大鳥神社 (佐賀県) - 佐賀県東松浦郡玄海町にある神社
あら!
ヤマトタケルで有名な 白鳥伝説
白鳥伝説の白鳥はハクチョウだけでなく、白鷲なども含められた白い鳥と言う意味で使われていたらしい。
話を戻したい…
11月20日
今日はえびす講の日
講(こう) ウィキペディア ▼
同一の信仰を持つ人々による結社である。ただし、無尽講など相互扶助団体の名称に転用されるなど、「講」という名称で呼ばれる対象は多岐に渡っている。
元々の講は「講義」「講読」の「講」であり、平安時代に仏典を講読・研究する僧の集団を指すものであった。後に仏典の講読を中心とする仏事(講会)を指すようになり、さらに各種の仏教儀式一般に講という名称をつけるようにもなった(報恩講など)。
この「講」が中世ごろから民間に浸透する過程で、様々な信仰集団に「講」という名称がつけられるようになった。信仰集団としての講には、地域社会の中から自然発生的に生まれたものと、外部からの導入によるものとがある。前者の講は、氏神・産土といった地域の神を信仰する氏子によって、その神祠の維持のために運営されるものである。社格の高い神社の講では、「村」の範囲を超えて広い範囲に構成員を持つものもある。
「講」の組織が強化されるのが、戦国時代のことである。講元は国人や地侍等があたり、また講元自身が地侍化した。浄土真宗の「講」の組織によって加賀一向一揆などが行われた。「講」という組織上、半民主的な政治が行われた。
講は講社ともいい、講の構成員を講員という。講の運営にあたっては講元(こうもと)、副講元、世話人などの役員を置き、講員の中から選任され、講の信仰する寺社から委嘱されるのが通常である。
外部からの導入による講は、当初は山岳信仰に関するものであった。立山などの修験者が霊山への登山を勧めて全国を廻り、各地に参拝講が作られた。それにならって各地の神社・寺院へ参拝するための数多くの講も作られるようになった。これらの参拝講では、講の全員が参拝に行く「総参り」もあったが、多くは講の中から数人を選び、代表して参拝する「代参講」が行われていた。
相互扶助団体(頼母子講・無尽講)への転用は、この代参講から派生したものである。すなわち、皆で金を出しあって、参拝に行くのではなくその金をくじや入札によって構成員に融通するというものである。
えびす講 ウィキペディア ▼
神無月(旧暦10月)に出雲に赴かない「留守神」とされたえびす神(夷、戎、胡、蛭子、恵比須、恵比寿、恵美須)ないしかまど神を祀り、1年の無事を感謝し、五穀豊穣、大漁、あるいは商売繁盛を祈願する。
地方や社寺によっては、旧暦の10月20日であったり、秋と春(1月20日)の2回開催したり、十日えびすとして1月10日や1月15日とその前後などに行うこともある。
えびす祭やえべっさんとも言われる。えびすを主祭神とするえびす神社のみならず、摂末社として祀っている社寺でもおこなわれる。
講のひとつであり、漁師や商人が集団で祭祀をおこなう信仰結社的な意味合いもあるが、えびす講は各家庭内での祭祀の意味も持つ。
東日本では家庭内祭祀の意味合いが強く、また東日本では商業漁業の神としてのみならず、農業神として崇める傾向が西日本よりも顕著である。地域によっては1月のえびす講を商人えびす、10月のを百姓えびすと呼ぶこともある。
商業従事者や商業者団体がえびす講に合わせて安売りをおこなうこともあり、近年にはこの安売りイベント・商業祭というイベントとしてえびす講をおこなう地域もある。
えびす講の日には市が立ち、魚や根菜など青物が売られる。またたくさんの縁起物を飾った福笹あるいは熊手が販売される。この縁起物は神社から授与されるもので「吉兆」とも呼ばれる。
たまたまわたしの知っている京都や大阪 今宮戎神社などの「えべっさん」の日 は一月にあるが、上を読むと次のような感じで行われているらしい。
10月20日
地方によっては
11月20日
秋と春(1月20日)の2回開催
十日えびすとして1月10日や1月15日とその前後 等
十日戎 大阪 今宮戎神社 (写真5枚)
えびす講と言われればわたしにはわかりにくくて緊張気味だが、上の説明によると、
神無月(旧暦10月)に出雲に赴かない「留守神」とされたえびす神(夷、戎、胡、蛭子、恵比須、恵比寿、恵美須)ないしかまど神を祀り、1年の無事を感謝し、五穀豊穣、大漁、あるいは商売繁盛を祈願
十日えびすと言いかえれば、関西(或はわたしだけ?)では なじみやすい。
よかったよかった これでおしまい
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