東大寺ミュージアム
大仏秋のおまつりの日に、今月10日にオープンしたばかりの東大寺ミュージアムに行く。
前日が雨だったため、東大寺ミュージアムにある小ホールで慶讚能が行われたた。
能楽鑑賞とミュージアム鑑賞を楽しんだ人は多い。
また、土曜美とあって、鑑賞者は多かった。
東大寺ミュージアムには多くの興味深いものがあった。
会場は厳重警戒で、展示室内も他の博物館よりもずいぶん暗く設定され、文化財を保護されていた。
一部復元品もあったが、オリジナルが多い。
点数にして60点内外。
ありがたく、見ていると徳を頂けるようなミュージアムだ。
今は社会人となったが、子どもの関係で東大寺には思い入れが大きいので、幸せな気分に浸る。
20代の学生グループが、大きな仏像を前に、
「なんや、ありがとうて、手、合わせたなるなぁ。」
と、関西弁で話されていた。
若い方でさえそうなのだから、信心深い方なら手を合わせて拝む方も多いのだろう。
そういえば奈良の博物館常設展や法隆寺で数珠を取り出して拝まれる姿を何度も目のあたりにしたことがある。
単なる美術館商品ではない所が深いと感じた。
今回は個々の展示については割愛させていただきます。
産経ニュースより ▼
東大寺ミュージアムが開館 国宝の不空羂索観音像も
2011.10.10 10:52
奈良市の東大寺で10日、境内の総合文化センター内に併設した初の展示施設「東大寺ミュージアム」がオープンした。
数多くの寺宝を受け継ぎながら公開施設を持たなかった東大寺にとって、ミュージアムの開館は30年来の念願。五つの展示室に仏像や文書など計約30件をテーマ別に陳列し、寺の歴史を表現している。
メーンは第2室で、国宝の3仏像、不空羂索観音像と日光・月光両菩薩像がある。不空羂索観音像は修理を終えた法華堂に戻るため、3体が同時に並ぶのはこれが最後。1日2回行われる僧侶による勤行の際には、仏像を隔てるガラス戸が開かれる。
「魂のある信仰の対象として扱いたい」との森本公誠長老の思いから、内装を創建当初の法華堂内陣をイメージして設計。「祈りの空間」をつくり出した。発光ダイオード(LED)による照明も工夫し「堂内とは異なるやさしい美しさを感じることができる」(梶谷亮治館長)。
素晴らしい神楽のご紹介をありがとうございます。
SiSiさんもご覧になられているのですね☆
心が安らぐ美しいお顔をなさっておられました。
おっしゃる通りです。
東大寺ミュージアムは美しく潤いのある空間でした。
SiSiさんの敏感さには、いつもながら尊敬してしまいます☆
きれいなミュージアムで、多くの方はゆったりと楽しんでおられるようすで、東大寺だなと感じました。
コーヒーの香高く、またおいしそうなお菓子もいただけるようで、のんびりとした時間を過ごすことができそうです。
機会があれば是非楽しんで下さいませ(^-^)
暗がりの展示場のLED照明で仏像が浮かんで見えるのでしょうか。ミュージアム、ぜひ行ってみたいです。宝物館とネーミングしなかった何かが感じとれるのでしょうね。