乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

吉右衛門 藤十郎出演の『一谷嫩軍記~熊谷陣屋』を見て,ラスター彩を思う浮かべる。

2014-03-05 | 美術・文様・展示物
  (アゼルバイジャン博物館で見たラスター彩^^の皿 2011年イラン タブリーズ)

 以前から何度も書いていますが、私はラスター彩が好きです。
 今回のラスター彩の皿は、アゼルバイジャン博物館所蔵のものです。
 アゼルバイジャン博物館はタイルの美しいブルーモスク(拙ブログでも記録あり)で有名なタブリーズに位置する。
 タブリーズはイラン西部。

 
 私の好きなラスター彩の皿や壷 
 アゼルバイジャン博物館(タブリーズ)にて (7枚)ズ


 Museum Site of Blue Mosque- Cemetery of lron Age. 3(16景) 
 鉄器時代の墓地 (人骨多載のため、苦手な人は見ないで下さい。)
 タブリーズ ブルーモスクすぐそば



 テレビで中村吉右衛門丈、坂田藤十郎丈出演の『一谷嫩軍記~熊谷陣屋』を見ていて、美しく重厚な演技に見入り、わたくしの好きなラスター彩を思い出した。
 このお二人の台詞の言い回しなら、一日中聴いていたいし観ていたい。
 やはり歌舞伎はいいものだ。
 私は演目『一谷嫩軍記~熊谷陣屋』も好きだし、今回の舞台(中村吉右衛門 中村富十郎 中村魁春 大谷友右衛門 中村錦之助 中村松江 大谷桂三 澤村由次郎 中村歌昇(現・又五郎) 中村梅玉 坂田藤十郎(敬称省略))や、 幸四郎丈か仁左衛門丈が出演の『一谷嫩軍記~熊谷陣屋』のような舞台を関西で見たいのです…。



 
コメント (2)
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ふきのとうちゃん、覚悟はいいかい?

2014-03-05 | 乱鳥徒然 Rancho's room.




 私んちのふきのとうが咲きました^^

 これは昨日
 
 3/4のふきのとうです 
 

 

 
 たくさん芽吹きましたので、1/3ほど摘みました。
 (写真以外にもボールに一杯、楽屋裏に控えております。)
 
 お昼は湯がいて、からしあえ
 湯がくとパクツァイみたいに、ふきのとうの香りがたちます(笑)
「苦いくさいおいしい苦いくさいおいしい」
といいながら、半田素麺と京豆腐と一緒にいただきました^^
 (普通の主婦の作るお昼ごはんはこんなものですわぉおん~。)

 夕ご飯似は天ぷら風お焼き。
 ポン酢などでいただきました。
 おかずの一品になり、春の苦みあるお野菜の味を堪能することができました。
 (からしあえ チヂミ天ぷらお焼きかな 春の苦きは ふきのとうかな)
 (と言いつつ、菜の花も好きな私^^)

 さてさて
 今日(3/5)は雨
 またまたふきのとうを摘みました。
 
 雨にぬれたふきのとうもかわいらしいものです。

 かわいらしい
 …とかなんとかいいながら、今日は天ぷらに致します。

   ふきのとうちゃん、覚悟はいいかい?


   と言うと、 
   ふきの 
      とうちゃん、 震え上がる…?

   
   1975年 うちのお父さん かぐや姫
   南こうせつ



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たわいないはなし  料理

2014-03-05 | 乱鳥徒然 Rancho's room.




「まじめな主婦の作るごはんはこんなものですよ。」
といいながら、気負いのしない毎日の食事を公開されるブログがある。
 お手頃感を感じながらも美味しそうな食卓を展開される某ブログ。
 時には豪華でメリハリがあり、誠、親しみを覚える。
「まじめな主婦の作るごはんはこんなものですよ。」
は、まさに名言でしょう^^

 

 毎日毎日家族の健康を考えながら、毎日毎日台所に向かう主婦にとって、料理は遊びと考えねばその時間はあまりにも長い。
 塩を減らし、砂糖を控え、味を工夫する料理はある意味、実験とも言えるかもしれない。

 外出の場合は楽しめる外食でマンネリ化を防ぐ。

 家食も薄味ながらもお味は工夫したい。
 そんな時に役立つのが複数の種類の食材(醤油や塩や香辛料や酢や油や粉)
 尤も、塩分は極力摂取したく無く、少量しか使わない。
 
 日本各地や海外の土産でありがたいのが、お菓子そして、案外上のようなものかもしれない。
 
 
 左は、スペインのハーブ塩
 右は、イランの石榴ソース

 石榴ソースは甘く酸っぱくってとろみがあって濃厚。
 トルコではサラダのドレッシングとして使用されることもある。
 イランでは、鶏肉とくるみ(する、砕く)の煮込みに使われることも多い。
 この石榴ソースを持っておくと、色々な料理に応用できる。
 石榴ソース二ちょっとした工夫を凝らし、かもロースに絵を描いたようにかける。
 サラダやスープやおいしいパンや気の利いたワインを用意すると、RanRanレストランに早変わりする。

  
 一番最近では、かもロースとフォアグラ
 取り寄せは、主婦の見方。
 長年のマイブームの一つ。


 毎日食べる食事作りには、「御晩菜(おばんざい)」と「お料理」のバランスが問われるのかもしれない。
 さぁ、今日も遊びだ!実験ごっこだ^^


 毎日毎日家族の健康を考えながら、毎日毎日台所に向かう主婦にとって、料理は遊びと考えねばその時間はあまりにも長い。
 今日も塩分を減らし、砂糖を控え、楽しめる料理を作ろう…。







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『盟三五大切』そして【五大力】    三月五日

2014-03-05 | ことのは


 三月五日
 三と五のイメージから『盟三五大切』(かみかけて さんご たいせつ)を思い浮かべたわたくし。
 あらま!単純な わ た し^^

『盟三五大切』(歌舞伎狂言 世話物)
  四代目鶴屋南北 作
  文政8年9月(1825年10月) 江戸の中村座で初演

『盟三五大切』は何度も何度も見ている好きな演目の一つ。
 歌舞伎ばかりでなくネオ歌舞伎で有名な花組芝居でも演じられた。
 フォーマル姿で演じ通した『盟三五大切』はそれはそれで面白く感じました…。

 ところで、今まで余り考えたことがなかったのだが、今更ながらの五大切(汗)
五大切」って正確にはどんな意味合いがあるのかしらん?とふと疑問に感じ、簡単且つ安直に調べてみる。


 ごだいりき【五大力】 (kotobank)

 地歌。のち江戸長唄でもうたわれた。
 〈五大力〉は五大力菩薩の略。
 手紙の封じ目にこの3字を書くと,五大力菩薩の加護で無事先方に届くと信じられた。


 歌詞はしばらく会わずにいる女から男へ送る文。
 その一節に〈互の心うち解けてうはべは解かぬ五大力〉とある。

《歌系図》によれば地歌の作曲は白川検校。
 享保期(1716‐36)の歌謡を集めた《吟曲古今大全》に見えるのが最も古い。
 狂言作者初世並木五瓶は1794年(寛政6)2月初演の《五大力恋緘(ごだいりきこいのふうじめ)》で,芸子菊野が三味線の裏皮に心変わらぬ誓いとして〈五大力〉と書く場面に,地歌の曲節をとり入れて〈めりやす〉として使い,翌年江戸で上演の際は2世杵屋(きねや)弥十郎作曲で,この歌の後半を〈いつまで草のいつまでも〉と歌い出す歌詞に改めて使った。



 次に五大力さんと調べてみますと、次のように出て参ります。 
 五大力さん
 日本, 〒601-1325 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22 ‎
  Google
    ↓
 醍醐寺と関係があるのでしょうか…。

 五大力さんとは 
( 醍醐寺 公式HP)

「五大力さん」と申しますのは、醍醐寺開山以来一千有余年の今日に至るまで毎年二月二十三日に醍醐寺の祖師である、理源大師聖宝の遺訓に則って、上醍醐五大堂等に於いて修行せられてまいりました「仁王会式(にんのうえしき)」の大法要を中心とする醍醐寺最大の宗教行事であります。この五大力本尊仁王会は、現在は下醍醐金堂で修されておりますが、真言密教秘奥の大法義であって、いわゆる七難即滅(しちなんそくめつ)、七福即生(しちふくそくしょう)の一大祈祷を行う最上無比の権儀(ごんぎ)であります。
経説によりますと、この大法会(だいほうえ)のご本尊「五大力尊」は、「不動明王」(中央)、「大威徳明王」(西方)、「軍荼利明王」(南方)、「降三世明王」(東方)、「金剛夜叉明王」(北方)の五大明王の総称で、衆生済度(しゅじょうさいど)のご請願の勝れた仏様方でございます。この仏様を信仰すれば、昼夜をとわず影が形に従うが如く寄りそって、その人の御身を守り、家を護り、あらゆる災難を払い除け、その身は無事息災、一家は安泰隆昌(あんたいりゅうしょう)になるようご加護下さるのです。
ご本尊「五大力尊」の分身「御影(みえい)」は、七日間二十一座に亘る前行でご祈祷され、二月二十三日当日限り授与されるのであります。この「御影」は盗難は勿論、身に降りかかるあらゆる災難を除けて下さるご利益が顕著であることからご信心の人々があとを絶たず、二十三日は早朝から夕刻まで、「御影」を求めて全国から訪れる人の列が途切れることがありません。このようなあつい信仰の歴史の中で、五大力本尊仁王会もしだいに「五大力さん」と親しみと畏敬をこめて呼ばれるようになったのです。



 醍醐寺さんはこれまで訪れたことがない。
 二月二十三日の「仁王会式(にんのうえしき)」の大法要は過ぎてしまったがが、いずれ花の季節にでも行きたいものだなぁ~~☆


         おわりん




 皆様、いつもありがとうございます。
 昨日は 437人の皆様にお越しいただいておりました。
 

2014.03.04(火) 2781 PV 437 IP 1760 位 / 1994488ブログ
2014.03.03(月) 2831 PV 544 IP 1524 位 / 1994011ブログ
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『籠釣瓶花街酔醒』<シネマ歌舞伎>勘三郎 玉三郎 七之助 市蔵 彌十郎 秀太郎 仁左衛門

2014-03-05 | TVで 歌舞伎・能楽



  『籠釣瓶花街酔醒』<シネマ歌舞伎>

 テレビでシネマ歌舞伎の『籠釣瓶花街酔醒』を見る。
 勘三郎さんの次郎左衛門、 坂東玉三郎さんの八ツ橋
 仁左衛門丈の二前目役ににんまり^^
 秀太郎さんの弁天小僧に似た切れの良い表情と台詞
 七之助さんの透き通るような美しさ
 彌十郎さんと市蔵さんの見事ななりきりはまり役

 仁左衛門丈と玉三郎さんで昔の考玉を思い浮かべ、わたくしの気分は高校一年生に舞い戻る。
 芝居って素敵だなぁ
 タイムマシンのように若かりし頃の自分に舞い戻ることができるんだ。
 おうちなので、きゃぁきゃぁー言っていたよ^^

 勘三郎さんのたっぷりのめい台詞二つを紹介しましょう^^▼

「ァ そぉおりゃぁあ~あ-ん…まぁありぃ、そぉでえぇなかろぉおぉうにぃぃいぃい~」

かぁごぉおおぉ~つぅべぇはぁあぁぁ、よぉくぅうぅ切ぃれぇえるなぁああぁ~」

で、うっとり。

 かぁごぉおおぉ~つぅべぇ=籠釣瓶

 釣瓶とは (ウィキペディア)
 釣瓶の語源は「連るぶ」であり、続けざまという意味もあり、釣瓶にも形容として同様な意味を持ち、漢字表記も「連るべ」と「釣瓶」は併用される。
 おもに素早さや「急」や次々といった意味を表す時間態様の形容詞として、使用される。

 釣瓶落とし・釣瓶下し (ウィキペディア)
 釣瓶を井戸の中に落とす際に、急速に落ちるため、秋の日の暮れやすいことの例えとして「秋の日は釣瓶落とし」というように形容的に使用される。現在では、株価や景気や勝率など、その他折れ線グラフなどで表される、数値の急降下を例える形容としても使われるが、否定的な状況で多く見られる。

 籠釣瓶・篭釣瓶 (ウィキペディア)
 籠釣瓶(かごつるべ)とは、水も漏らさぬ刀という意味で、よく切れる名刀を示す。
 籠でできた籠釣瓶は水が素早く洩れるので、その素早さを刀の切れ味に例えたとされ、水も漏らさぬという言葉と、逆説的な洒落として用いたといわれる。


『籠釣瓶花街酔醒』 (ウィキペディア)
『籠釣瓶花街酔醒』(かごつるべさとのえいざめ)とは歌舞伎の題目で吉原ものといわれる1つであり、『籠釣瓶』ともいわれる。
 色恋沙汰の悲劇で、主人公が刀で矢継ぎ早に人々を切り殺していくという物語である。

 演目名のつけ方ってみごとだなぁ~~~


『籠釣瓶花街酔醒』を見ていて 幸四郎丈と吉右衛門さんと勘三郎さんではどの役者さんの次郎左衛門がいいかと、一緒に見ていた家族に問うてみました。
 彼もさることながら、わたくし自身の答えが出てきません。
『籠釣瓶花街酔醒』は好きな演目の一つで、欠く役者さんそれぞれの個性や解釈で演じられていて、どの役者さんの次郎左衛門も持ち味があり好きです。
 以前放映された『勧進帳』の役代わり(幸四郎丈と團十郎さん)のように、一挙公開でいろんな役者さんの同役(同演目)特集を組んでは下さらないか知らん?と大それたことを考えております。
 衛生劇場さんは毎月練った企画を特集に組んでおられて感心しております。なので案外、こういったことも取り入れられる日が来ないとも言えませんかもと、希望的観測で物事をポジティブに考えています。


 なぜかしらん?シネマ歌舞伎の『籠釣瓶花街酔醒』を見終え、急に「幡随院長兵衛」(本)を読みたくなりました。
「幡随院長兵衛」を幸四郎丈と仁左衛門丈と吉右衛門さんと勘三郎さんで入れ替えたちかえ声色を変えて音読するとさぞや楽しいことでしょう~~~

「お湯を汚すでごんす。」
 わかっていながら………
 その台詞の重いこと…
 幡随院長兵衛もかっこいいなぁ

 これまで普通に歌舞伎を歌舞伎としてみていた懐かしい感じの古典歌舞伎を、幸四郎丈と仁左衛門丈と吉右衛門さんと勘三郎さんなどの重厚な役者さんたちで、関西で見てみたい…と、友人が申しておりましたそうな。



   こりゃこりゃ
   許したも許したも
   許したも許したも
     おわりん





本編尺:114分
製作年:2010年
出演:中村勘三郎 坂東玉三郎 中村魁春 中村勘太郎(現・勘九郎) 中村七之助 中村鶴松 片岡亀蔵 片岡市蔵 坂東彌十郎 片岡秀太郎 片岡我當 片岡仁左衛門

花魁に全てを捧げた田舎商人と悲哀を背負う吉原一の花魁の物語。絹商人の佐野次郎左衛門は、江戸で商いをした帰りに、話の種にと吉原へ寄り、吉原一の花魁八ツ橋の道中と遭遇する。この世のものとは思えないほど美しい八ツ橋に次郎左衛門は魂を奪われてしまう…。
吉原で実際に起きた事件を題材に、豪華絢爛な花魁道中での見染めに始まり、「縁切りの場」での八ツ橋の悲哀と、次郎左衛門の名台詞など見どころ多い名作です。(2010年/平成22年2月・歌舞伎座)

シネマ歌舞伎とは、話題の歌舞伎舞台を高性能カメラで撮影、舞台の臨場感をそのままに映画館でデジタル上映された作品。三月はそのうち三作品を特集でお届けする。
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