乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

8月講座 1  美人講師の古典

2013-08-12 | 民俗考・伝承・講演



 先日、わたくしの好きな某先生の古典講座があった。
 以前から書いている、風吹ジュンさん似の相当な美人
 おまけにお化粧が薄く、お上品なお召し物
 髪は長く、真線(ますぐ)で黒い
 頭良し、器量良しだし☆
 古典の先生とだけあってたいへん人間的に面白く中味が深い☆
 古典を美化するだけではなく、本質を読み取っておられる☆
 こういう女性も、憧れるわ☆と、毎回思う。

 今回の講義は『方丈記』
 そして講座内容もたいへん充実&満足
 面白かったでございます☆

 この先生の授業は長年にわたり受講させて頂いております。
 古典が好きになったきっかけを与えて下さいましたのは、この偉大なる先生のお力が大きいのでございます。
 他にも大きな力がございました。
 高校の古典の先生も、豊かな方でございました。古典を読む響きは今も覚えております。
 そして、ことあるごとにアドバイスを重ねてくれる家族もおります。
 わたくしは 幸せ者なのではないかと、こそばがゆいことを考えながら、毎日ちんまりたらたらと本と挌闘しておりまする☆
 






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59: 『江戸戯画事典』  清水 勲 編著 臨川書店  (資料6枚)

2013-08-12 | 古典全般(奈良〜江戸時代)



 59: 『江戸戯画事典』  清水 勲 編著 臨川書店








 12コマで仏の道を説く 『一休骸骨』延宝3年(1675)




 百面相 『顔づくし落ばなし』 


清水 勲 編著
臨川書店
A5判上製・288ページ(図版約400点、口絵カラー2頁)
定価3,990円(本体3,800円) 

江戸戯画の世界を漫画史の視点で読み解く

葛飾北斎・歌川国芳・歌川広重・河鍋暁斎ら著名人から、無名絵師の手によるものまで、洒落と諷刺に富んだ総400点超の江戸時代の戯画作品を、鳥羽絵/狂画/草画といった当時の用語と、キャラクター/コマ表現/ナンセンス漫画といった現代の漫画用語で分類・解説する。江戸戯画の世界を漫画史の視点で読み解く、新たな試み。

【目次】
口絵(カラー)/ はしがき
第部 江戸戯画の世界
 戯画本と戯画浮世絵
第部 江戸戯画―用語からの分類
 1、描写精神・画論を説くための用語
 2、遊び絵・想像画の戯画風表現に使われる用語
 3、冠詞的戯画表現用語
 4、接尾語的戯画表現用語
 5、笑い絵(戯画春画)
 6、近代以降に生まれた江戸戯画用語
第部 江戸戯画―表現からの分類
 1、鳥羽絵の世界
 2、江戸の戯画本
 3、江戸の戯画キャラクター
 4、江戸戯画のコマ表現
 5、江戸のナンセンス漫画
 6、江戸の鳥獣戯画
 7、江戸の諷刺画
江戸戯画史年表/江戸絵師略歴/参考文献/索引
(データーは全て臨川書店公式HPより)




 

 八月初旬から読み始めていた『江戸戯画事典』をようやく読了。
 たいへん興味深く楽しめる物であった。
 だが、事典と題名にもあるように、中程には用語がずらり、説明がずらりといった具合に並んでいる。
 また、図の南房が打ってあるのだが、番号には違う図が載っており、ページを十枚ほどめくると説明に相応する絵が出てくることが度々あった。
 これは校正者の問題かもしれない。
 事典に対しての図が無い場合ももちろん多い。

 以上の様に書いているが、『江戸戯画事典』は大変に楽しい。
 今まで阿智他こちらの展覧会で見たことの有る絵が結構多くあることに気づく。
 するとその図は本書から飛び出てきて、わたくしの心とてをつなぐ。

 幕府を批評したもの、民衆を描いたもの、役者や遊女…
 今回感心したのが 鳥羽絵
 これはデッサン力は長けているのに、ひょうきんで肩すかしをくわされた間がある。

 図に載せられた絵の表現や詞書を丁寧に読み遊んでいると、相当な時間がかかる。
 簡単で楽しい本だが、それだけに読了後に満足感が味わえる。
 ご興味のおありになられます方は、是非どうぞ☆







 

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58: 『○○漫録』

2013-08-12 | 読書全般(古典など以外の一般書)




58: 『○○漫録』


 データーは奈良県立情報図書館公式HPより引用▼
 解題
「○○漫録」は、奈良奉行所の与力玉井定時およびその子孫の著述ならびに写本など全78巻の寄託文書。「○○漫録」の名称は、狭義には表紙に「○○漫録」とある22~29巻をさし,広義には全78巻をさす。 このうちの大部分が、定時の著述・筆写になる。定時は、通称与左衛門、以長斎と号し、奈良奉行所与力井関六大夫の長男として正保3年(1646)生まれ、宝永4年(1707)に隠居、享保5年(1720)75歳で没した。
定時は、執務記録のほか、与力在任中あるいは隠居後に執務上の興味のおもむくままに大和国内の在町在郷の神官・僧侶・町年寄・庄屋や他藩士から記録・由緒書などを借覧して筆写したものが多い。 このうち、「大和名勝志」全16巻、「大和国著聞記」全3巻、「里程大和州著聞記」全1巻は、大和・南都に関する地誌である。なかでも、「大和名勝志」は、単なる名所案内記ではない。 随所に寺社等で臨写した縁起・由緒書だけでなく、朱印状や大和武士の系譜、城主などについても詳しい。諸書を博覧した出色のものである。 また、「大和国著聞記」のなかには、大和で最も古い郷帳があり、江戸初期の領主が確認できる。
在任中の役務に伴う記録としては、天和3年(1683)「大和州川々検聞記分記」をはじめ、元禄十年(1697)「遠方寺社巡見記完」、「元禄十丁丑年山陵記録」などがある。


 
 毎日取り組んでいた訳ではないので、40日ほどかかって『○○漫録』のごく一部を読む。
 まずはいただいた資料。
 わが家のコピーの関係上1/2に大きさ(A4)煮なおすと、写真のような文章が52枚。
 一見難しいように見えるが、これまで二年間学んできた文字が多く、その応用。なので、知っている筈の文字が結局出てこない場合、落胆する。
 時間がかかった。いただいた資料を全て読むのに、何十時間を費やした。(あまりにも長い時間なので、正確な時間は教えて上げないw^^w)

『○○漫録』の読みに関しての一度目はできるだけ早く読みたいと思い、コピー要しの右横に文字を書き写した。
 今のところ、ここまで。
 しかし、まだまだ、これからがたいへん

 意味の分からない内容画多くあるので、もう一度原稿用紙に記入し、よ古に読み方を下記、意味も調べねばならない。
 時間がかかる…☆


 やりたいこと、見たい物が多く、嬉しい悲鳴をあげている。


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57: 『奈良県○○文書』より「事務○継演説書及び図書○簿○録」の一部

2013-08-12 | 読書全般(古典など以外の一般書)



57: 『奈良県○○文書』より「事務○継演説書及び図書○簿○録」の一部
    


 もうずいぶん前になるが、『奈良県○○文書』より「事務○継演説書及び図書○簿○録」の一部を読み、原稿用紙に書き写す。
 意味の分からない単語は複数辞書で調べては見たが、他の文献や資料まで引き出して調べるにはいたらない。
 同じ資料を読み込み解き調べ上げた方々の熱意に圧倒されつつ、本の読み方について考えさせられた今年度前半。
 他の本を読む場合も諸先輩方に見習って註釈に出てくる本などを調べながら読むと、なかなか前に進まない。
 今年はまだ57冊目。正確には本の57記録目。
 ノートを付けたり、書き写したりすることが多い。
 何冊もの本を併読しながら読んでいるので、それも記録数ののびない原因かもしれない。
 
 まぁ
 何事もマイペースで☆
 楽しい時間をつなぎ合わせたい☆


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