27日日曜日の午前中
お父ちゃん 退院した
なので、午後実家に行った
黄疸は大分改善していたが、まだ黄色だった
時間が経過すれば改善するのか、肝臓への転移があるから
また強い黄疸が出るのかわからない
実家に着いたとき、お父ちゃんは近所に出かけていた
ゲートボールと老人会の会長をしているので、忙しいらしい
土曜日、母と弟で医師と話し合いをした
その後、お母ちゃんから電話があった
「抗がん剤が効いても 8か月くらい 1年はないだろう」
母は医師の気を使った言葉の端はしに、希望をつなごうとしていて
要領がえない
弟と電話で話をした
もともと、糖尿病があったが、入院中に血糖値が急上昇した
もう、インシュリンを出す臓器が機能停止状態で
糖尿病の末期でもあるという
その後、父も参加して、今の状態について医師から説明があった
医師は話の仕方を心得ている
「5年・3年は厳しいですが、今は良い薬がたくさんあるので、半年・1年ではありません」
こんなことになるとは、全く考えていなかった
でも、何か予感があったのかもしれない
1年前から、旅行の話が出ていた
父母がスポンサーで「孫たちを飛行機に乗せてやりたい」旅行
息子の高校受験・甥っ子の中学受験が終わり、この春休みに計画されていた
入院時、父は 子供や孫との旅行にどうしても行きたいと、医師に話してあり
医師も「大丈夫です。楽しんできてください」と ロキソニンを念のために出してくれた
実家では、少し疲れているお父ちゃんと、時々おしゃべりをしながら
弟と義妹さんと、旅行の詰めの話をした
総勢8人
じぃちゃん ばあちぁん おじさん おばさん おばさん 高1・中1・小3
うちのとーちゃんは、最初から「行かれない」だった
こんなことになるとは思っていなかっただろうけど
これまでの数々の経験から、いない方が 快適なのです
お母ちゃん曰はく
「家にいるお父さんは、入院前と少しも変わらず、病気とは思えない」
お父ちゃん曰はく
「面倒だから、ご近所さんにも、親戚にも話すな」
普通の生活ができているうちは、病人扱いをされるのは嫌だよね
みんな 、混乱しています