本当に困っているようなので

2014年05月29日 | 日記


同じ分譲で
同じ時期に越してきたご家庭とは
親族のような感覚になる


70代のご近所の奥様と知り合ったのは
まだ彼女が50台後半の頃で、よくおしゃべりをした


彼女は2年前に余命1年の宣告を受けた
私にはわからない辛さがあるのだろうけど
体調の良いときは、自転車で買い物に行き
庭の草取りをしている


先日、話しかけられた


あのねぇ。があこさん。うち変なのよ


「えっどうしたんですか」


2階のあの部屋に、買った覚えのない、服や着物がたくさんあるの
どんどん家の中に、身に覚えのないものが増えていくのよ
どうも、誰かが勝手に家に持ち込んでいるみたいなの
この間なんて、信じられない大きさのトランクが置いてあって
中を開けたら、買った覚えのない服がたくさん出てきて気持ち悪いのよ

「なんでそんなことが・・・」


どうもね、3,4人くらいの知らない人がうちの鍵をもっているみたいなの。
市役所に相談しようとお父さんと相談したら、「ヤメトケ」と言われたのよ

があこさんち、そういうことない?

「う~ん。うちはそういうことないですね」






彼女は本当に困り果てているようだった


翌日玄関に使用感たっぷりのトランクが出されていた

これなのよ。変でしょう。こんなに大きいの買うはずないでしょう?


以前彼女から聞いたことがある。
エジプト・ヨーロッパ・アメリカ・オーストラリア・ハワイ

一通りの大陸を制覇した話を聞いたことがある
その時のトランクなのだろう



薬の副作用なのか、認知症なのか、その両方なのか・・・・

室内で私たちの会話を聞いていた彼女の旦那さんからは、何の説明もなかった


ただ、彼女が困り果てていることだけは理解できたので、相槌をうつ

最後に「私も気をつけて見ておきますね」と言い添えた



一方、我が家では
風呂釜給湯器さんに、自主的に退職届を出されてしまい
大きな出費で
旦那の機嫌が非常に悪く

旦那在宅注意報が発令中で
私の心臓は  ドキドキドキドキ・・・・・・


些細なことで、怒り出すので
この年で、私のお顔は 吹き出物だらけになった


こちらも、本当に困ります




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やるな・・・おぬし !

2014年05月18日 | 日記
学校公開の土曜日
私は、1時間目から3時間目まで参観した
3時間もいたわけでなく
1時間目の終わりから、3時間目のはじめまで参観した


授業そのものより
行間休みの、ボクの様子が見たかった

クラスメートとの関わりというか
雰囲気を見たかった



2時間目は教室移動
私は邪魔にならないよう
廊下にでて、掲示物を眺めた
2年になって最初に書いた「自己紹介」が掲示されていた
ボクのを探す





将来の夢















     
なし






尊敬する人




















    
祖先




好きな言葉
 













      休み






父に似て繊細な子だと思っていたが
意外と懐が大きいと感じた母


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できることはすくないけど  2

2014年05月09日 | 日記
翌日、同僚さんの私に対する目つき、態度はなんとなく頑なだった
身内を恥を話してしまったことを後悔しているようだった


彼女の仕事に対する生真面目さは、いい加減な私にはないものだった
しかし、その生真面目さが、トラブルに繋がることがしばしばあった
いつも、決まり事をキチンと守ろうとして、テンパってしまいミスが多かった


私たちの仕事は、若いナマモノを守ることなので、事に当たって臨機応変さと機転がきく事が求められる

「どうも向いていない」いつも尻拭いをする責任者が言った
「ほかの現場ならどうにかなるけど、ここではちょっと・・・」




男性なら、仕事帰りにちょっと一杯しながら、お悩み相談ができる
でも、働くお母さんは、夕飯を作らなくてはならない


私はメアドと電話番号、固定電話の番号を書いたメモを渡しながら
仕事前に、どこかで話さないかと提案してみた

とまどっていたが、夜メールがあり、私たちは仕事前に会う約束をした


お店に来た彼女の眼は、私に対する警戒心と敵意が感じられた
家ではもっと厳しい目になっているのだろう
私も昔はこういう目つきをしていて、家族に不快な思いをさせていたのかもしれない

今も変わらないかもしれない






なんで、コンビニのトイレに行くの?

「だって光熱費とか、食費いれるの当たり前のことでしょ。そう言えば働くと思ったの。そしたら、コンビニに行くようになってしまった」

パソコンとか自室にあるの?

「スマフォを持ってるし、まだ自分で料金はらえているみたい」

友達と連絡とって遊びにいくことはある?

「最初は出かけてたけど、だんだん出なくなった。たぶん恥ずかしくなったんだと思う」

案外平日の昼間は誰もいないから、自由に行動してるんじゃないの?

「わからない」

なんでバイト反対したの?

「バイトなんてしてたら、30歳になっちゃう。ますます就職できなくなるでしょう。そう言ったら、息子突然切れて、私の腕をねじり上げたの。それから暴力が始まって・・・」

彼女の言うことは正しい。でも成人した息子さんだってそのことはちゃんとわかっていたように思えた。だから、切れてしまったのだろう。


「その後、またバイトをすると言ったことがあるの。その時は私賛成したのよ。でもね、家から離れたところで働きたいと言うから、それは厳しいと言ったの。今どきバイトに交通費を払う会社なんてないって、そしたらまた暴れて・・・」

彼女の言うことは正しい
でも、交通費を払ってくれるバイトが絶対にない とは思えない

その正しさと、理詰めに、息苦しさを感じた


私もかつて旦那に同じ様なことを言っていた

「同僚さんも矛盾や無理や不満を我慢して働いているのに、なんであんただけ鬱になるのよ。ほかの人が我慢できること、なぜ我慢できないの。我慢しない仕事なんてないんだよ」


私は私が抱えていた苦しい時期の話をした。旦那が働けない方がきついのだと言わんばかりに


「でも、があこさんの旦那さん、今はちゃんと働いているんでしょう。息子さんも部活頑張ってるし。」

突然、彼女は叫んだ。周囲の注目を浴びるくらいの大きな声で


「○○さんは、息子と同じ年齢なの。よく気が利くし、いつも一生懸命働いていて、彼女を見ると辛くなる。△△さんの娘さんは就活頑張っているみたいだし、エントリーシートの話題になると、苦しくて苦しくて・・・・」


働くお母さんと言えども、その社会は狭い
その狭い社会のなかで、自分の家が一番不幸で、うまくいっている家庭を恨んでいる


この感情にも私は覚えがあった。まるで自分を見ているようだった

○○さんは就活に失敗して、この現場にいる。でも女の子だから今のままでも十分とも言える

△△さんはシングルママ、人には言えないような苦労をしてきた
その結果が実を結ぶ時期になり、その今だけが見えて、うらやましくて仕方ない


正論、一般的な正しい道
どうしても譲れないのだ

そして、息子さんも同じ考え方をしていて、外に出られなくなったように感じた


お母さんが変わらないと、息子さん変われないよ


そう言いたかったが、言えなかった
私だってできない


「時々朝ごはんは食べに出てくるのよ」


「その時は仕事やお金の話はしないで、朝のどうでもいい芸能人ネタで楽しい時間を作るようにしてみたら」





その後、同僚さんは他の現場に移動した
私は、最後の最後の時間にもう一度

「楽しい朝ごはんを」

と、他の人に聞こえないように、声をかけた



私は彼女の苦しみをいくらか理解し共感できる経験があった


でも、彼女は、私が理解し共感できることを

最後まで認めることはなかった




私にできることは少ない

そして、彼女はもう私に期待していないようだった
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できることはすくないけど 1

2014年05月08日 | 日記
毎年ある時期になると
人事異動希望調査みたいな書類を渡される

私は自転車通勤なので、今の勤務先から移動する気はない

昨年、この書類を提出するにあたって
同僚さんから相談を受けた

「このまま5時間契約でここにいたいけど、8時間契約に変えて社保に入りたい」

私「ここで、8時間にすればいいじゃん」

「無理無理・・・。ここでは無理~」
確かにこの現場で8時間は精神的にも、体力的にもきつい
私だって嫌だ

現場によっては、お子様の人数が少なく、楽な勤務地もあるらしい
不思議だったのは、なぜ社保にこだわるのかだった

彼女の旦那様は誰でも知っている有名企業のグールプ会社
お子さんはすでに成人している

「旦那、あと2年で退職なの。もし再雇用とか再就職とかできなかったら・・・・」

私「その時でいいんじゃないの。何も今からでなくても」

ここで黙り込む同僚さん



そして、3月 移動発表があり、同僚さんは8時間契約で移動になった

発表の数日後、家に帰ろうとする私を呼び止めた
話があると言い出した


私は今の仕事に変えてから、家庭の事情を隠すことをやめた
すすんで、話すことはないが、女ばかりの職場なので、どうしても家族の話題が多くなる

そんな我が家の事情を知っていた同僚さんは、移動発表後、私に聞いてほしいことがあるといった

娘さんの話をよく聞くことがあったが、同僚さんには、上に息子さんがいた
息子さんがいることを私は初めて知った



上の息子さん(多分まだ20代)
大学を卒業して、もう3回転職をしている
半年前に3つ目の会社を辞めてから、ひきこもってしまった
就活の話をすると暴力をふるうようになった
食事は部屋の前まで運んでやる
1週間、食事を運ぶのをやめたら、本当に1週間食べなかった
トイレは家のを使わず、こっそり抜け出し、コンビニで用を足している
週に2回くらい、深夜シャワーを浴びている気配がある

一度息子さんがバイトをすると言い出した
バイトは駄目だと言ったら、暴れた

私の家はマンションで、息子の同級生と親がたくさん住んでいる
スーツを着て、きちんと働いている姿を見るのがつらい
孫を抱いている親を見るのが怖い
だから私は、7階まで、階段を使っている
エレベーターには乗りたくない


などなど、ずっと我慢してきたことが、一気に噴き出した
話せば話すほど、同僚さんの目はつりあがり、苦しみで体が震える
矛盾が多いので、時々小さな質問をして、ひたすら聞き役に徹した

何もできないけど、聞くぐらいなら私にもできる

「旦那さんはどう思っているの?」
「下のお子さんは大丈夫?」
「息子さんはどうしてそうなったかわかる?」


旦那は、アレコレ私に言うけど、息子には言わない
下の子は、自分が将来養わなくてはならないのかと不安定になっている

上の息子さんは、小さいころから成績がよく、自分は勉強しなくても大丈夫という
プライドを持ってしまった。
そのため、大学受験に失敗し、不本意な大学に入った
不本意な大学だったため、不登校気味だったが、親が辞めてはいけないと厳しく言ったため、卒業はできた。

その結果、本人のプライドや理想とかけ離れた会社に就職することになり、転職を繰り返し、条件がどんどん悪くなり、ついに引きこもりになってしまった。


「だから私は社保に入って、いずれ息子を扶養にいれないとならないの」


私から見ると、突っ込みどころ満載だった

引きこもりと言っても、まだ半年もたっていなかった

やっぱり、今から社保にこだわる必要はない

そして、この親子は性格がよく似ていると感じた

一般的に理想と言われている道から外れてしまった
そして、親子で立ち止まっている



同僚さんは、話が進むにつれさらに、怒りの表情になり、ときおり言葉に詰まることがあったが、涙を見せることはなかった


本当に苦しいとき、追い詰められたとき
人は泣けない

私にも経験があった


今は突っ込んではいけない
心の毒をひたすら吐きださせるしかない
私は同僚さんの突然の告白に、驚きながら
劣化した脳をフル回転させ、言い足りないことがないように
気を配り、うなずき続け、共感するよう努力した


気が付けば1時間以上たっていて
私はあわてて家に帰った


我が家の旦那のお怒りは、想像にお任せします




  続く (多分)


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おでぶ 三様 発見した法則

2014年05月05日 | 日記
久々の自虐ネタです
どんだけ暇なんだか




私の勤務先
今年度は3人で回しています

3人とも おでぶ です

アラフィーの私は、更年期でぶで、おっさん太りです

アラフォーのシングルママは 男前でぶ

アラサーは、就活に失敗したでぶ です



強烈だったのは、アラサーで 初めて会ったときはのけぞりました
明らかに100キロオーバーでした
就職できないはずです

アラサーが失恋したのは昨年のバレンタインの時期で
「痩せて見返してやりなよ」おばでぶ二人で励ましたところ

な・な・なんと 1年半で 30キロ以上
の 減量に成功しました


週末に断食して、3キロ落とし、2キロだけ戻すを繰り返したのです
とても、真似ができません


今では、3人とも 体重そのものはドングリの背比べ、身長も同じくらい


でも、やはり 太り方が違う


アラサーは、お目目が大きくなり、鼻が高くなり、顎が出てきて
可愛くなり

柳原可南子ちゃんに似てきました


私はどんどんオス化が進み、肩幅が広くなっています


ヒップとウェストが隠れるようなものを着ていますが、お安いLLサイズは
ただ大きいだけで、「細く見せてやろうじゃないの」という工夫がありません


私の後ろ姿は長方形で、横から見ても長方形です もちろん前からも  


でも、職場のアラフォーさんは、性格が男前なのに
体型は女性らしいラインを保っています


何が違うの・・・・





気が付きました



彼女は私と同じくらい、腹囲がありますが
私より お胸が大きく、腹より胸の方が前に出てています


胸が大きければ、おでぶ でも ボン・キュ・ボン というわけです



この法則に気が付いた私は、ニセモノでもいい
お胸を大きくすれば、オス化をごまかせる


お胸が大きければ、脂肪のラインが出てしまうタイトな服を着ても
それ以上の効果が期待できる



というわけで、私は今ある、ゴミ袋のような スモッグやミニワンピの脇にダーツを入れ、ウェストらしきものがでるように、リメークしつつ

ニセモノのお胸を作るために、補正下着の購入を考えています



痩せる努力の方が大事だろう


天の声が聞こえてきました





 
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GWですが

2014年05月05日 | 日記
特に何もしていません
ただ、ただ 体重を増やしています


実は2月頃
1泊2食付 7800円の安い温泉宿を頑張って予約をしていました
楽しみにもしていたのですが
4月に入り

父ちゃんの
「どこにも行きたくない」宣言が出され、泣く泣くキャンセルしました

常務が亡くなって以来、仕事がキツクなったようで、機嫌が悪くて
切れやすかったので、仕方ないかなぁ とも思っています

息子は中二なので、これが最後の旅行かなぁ と思っていたので
残念でなりませんでした


ちなみに 私も父ちゃんにもお盆休み、夏休みがありません

諦めがついていたと自分で思っていたのですが
カレンダーに予定が書いてあったので
私の気分もかなり、悪くなっていました


昨日、父ちゃんと買い物に行きました
父ちゃんは「イカが食べたい」と言ったので、お刺身になるイカを
2杯買いました

父ちゃんは帰るやいなや、イカを下し始め
イカそうめんとイカのげそ焼きを作りました

もちろん、私も、息子も食べたのですが
なぜか、父ちゃんだけ消化不良をおこし

深夜に吐きまくっていました


「ざまあみろ」とまでは思いませんでしたが
なんとなく、気分がよかったことを正直に告白します(笑


いつまでも、引きずっていてもつまらないので
私は「もし旅行に行っていたら、使っていただろう」と思うお金の計算をして
少し自分に投資をしようかと考えることにしました


まだ、何に使うか考えてはいないのですが・・・・

今朝がた、関東で地震がありましたが
みなさんご無事ですか

私は一瞬起きましたが、また寝てしまいました

父ちゃんは、起きて家の中を見回りしたようですが
(吐き気で寝られなかったようです)
何事もなく、息子は 部活に行き

私は2度寝を楽しみたいと思います



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