逝ってしまわれた・・・・

2014年09月27日 | 日記
父が60歳を前にしたころ
頸椎ヘルニアの手術をした
手足がしびれ、運転中、アクセル・ブレーキを踏む感覚がなくった時
父は手術をする決心をした


手術前
叔父がお見舞いに来た時の言葉

「50・60・70歳の坂を上るのは大変なんだ」


お隣の奥様が亡くなられた
69歳だった

余命、1年の宣告を受け
2年半頑張られた
薬の影響なのか、脳転移のせいなのか
一時言動がおかしい時期があった


この2か月、話し声が聞こえなかったが
2週間前、車で病院に行くときはまだ、立って歩いていた
顔色が土色だったので、もう厳しのかな

自力でトイレに行かれなくなり
本人の希望で、病院に入院し、わずか4日後だった



生前、私は何度も奥様から
「家族葬にするから、何もしないでくれ」と言われていたので
ご近所さんと、お線香だけあげさせてもらい、お別れをした


建売分譲で同じ時期に入居したので
16年のお付き合いだった


息子が小2のときから、私は働き始めた

旦那の病気を理解してくれ
息子を何かと気にかけてくれた


鍵を開けて家に入ろうとする息子に
よく、おやつを渡してくれた


病気になられてから、たくさんのお見舞いの品
果物などは、いつも玄関の取っ手にぶら下げられてあった


わざわざ、お礼に行くのは返って負担だと思い
顔を合わせた時、お礼を言った



親戚を亡くしたときより、喪失感が強い
かなり落ち込んでしまったワタシ


でも、自分で自分の準備というか、始末をつけて逝く
これはいいな


と思う



暗くてゴメンネ
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キラキラでまぶしい  私がなくしたもの

2014年09月15日 | 日記
息子の運動会がありました
小学生でもなく、高校生でもない
中学生は、まだ純粋な正義感とまっすぐさを持っています









傷つくのが怖くて、友達と深く関われない うちの ボクも
運動会は特別なようで
素直に勝利にこだわり、団結して、勝った時の表情
笑顔、同級生とのハイタッチを見て、いくらか安心しました



それにしても、若いエネルギーはなんて強くて、眩しいのでしょう
私はその輝きに涙が出そうになりました(出なかったけど)


壊れやすくて、繊細で、それでも しなやかで
一人ひとりの輝きに、母はめまいがしそうでした



人生経験を積むと、小さいことで悩むことが少なくなります
自分は自分でかまわないとか、人との関係に対して
どんどんずうずうしくなってきます(私の場合)


運動会で子供たちの素直な輝きをを見て、
自分が失ったものに気づいたというか
なにか、大事なものを置いてきてしまったような気がしました


昨年は30度越えの気温でしたが
今年は天候に恵まれ
母ちゃんはずっと本部席後ろでビデオを回すことができました

がんばりました

そして、我に返ると


腰が・・・・
足裏が・・・・


ということで、翌日は半日寝て過ごしました
本当に失うものが多い年ごろです




最近、涼しいので
猫お嬢様は、私の枕元で寝ています

そのため、ベッドが鼻水だらけになりました







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情けなくもありがたい話

2014年09月11日 | 日記
7月のある日父から封書が届いた
携帯を持たない実家の両親との連絡は
もっぱら、固定電話

手紙などもらうのは初めてで
何かあったのではないかと
ドキドキしながら開けてみると
中に、もう一つ封筒が入っていた

私の旧姓宛で、裏を見ると 見知らぬ男性の手書き

身の程を知っているので
「なんか買え」的な手紙だと思って開封すると

同窓会のお知らせだった

中学を卒業して35年 満50歳の節目の年に
同窓会幹事会が発足し
最初の同窓会のお知らせと参加可否
そして、連絡がとれない 同窓生の情報提供の呼びかけだった


早速父に電話をして、お礼と手紙の内容を伝えた

その後母と話をした

「行くんでしょう 行きなさい」
母は言う

「う~ん」

今の自分の精神状態が前向きではなく
よく覚えていない同窓生と顔を合わせるの億劫に感じた

それから、3日後
今度は母から手紙がきた

3万円入っていた

「ちゃんと美容院に行って、服を買いなさい」とメモが入っていた


実家に行くときは、それなりに服装メイクに気を使っていたつもりだった


それでも、同居する弟の奥さんと比べると・・・・・

同窓会に着ていく服
フレンチレストランに見合う服
ないわけではなかった

強いくせ毛なので、美容院にいっても
自分で切っても、大して変化がないから
行かないだけ


私の「う~ん」をお金の問題たと母は考えたようだった
こんなことに気を使わせる自分が情けなくなった


父の日 母の日 敬老の日

以前はきちんと何かしらのプレゼントをしていた

ここ数年していない
「元気な自分」を見せるだけで精一杯で
そこまで、気を回す余裕がなかったのも事実で

私は母にお礼の電話をして、同窓会に出る と言った

いまだ気が重い同窓会

母からいただいたお金を、息子の体操服の買い替えに買わせていただいた
運動部の子は、学校体操服、学校靴の痛みが早い 体操着は4セット必要で

メガネもよく壊してくるので、頭が痛かった
残りのお金も メガネ保険にすることにした


母のお金で、自分の服を買う気にはならない

いまだ、親から小遣いをもらう自分が情けなく
いつになったら安心してもらえるのか見当もつかない

ありがたい 

でも、落ち込みマックス

私は、父母が元気でいてくれるだけで十分なのに












久しぶりに ボクのお膝をGETした 猫お嬢様

年中くしゃみをして鼻水を飛ばすので
あんまり乗せてもらえないのです





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