「救命無用」 と AEDと心肺蘇生術の講習

2014年10月24日 | 日記

お久しぶりです
随分更新開いてしまいました
特に何かあったというわけではなく
むしろ、大したことがおこらず
ネタがなかっただけです
これは、私にとって とても良いことです



先日、業務都合で 心肺蘇生法とAEDの講習を受けました
講習内容は省きます
興味のある方は、お近くの役所や消防署に問い合わせをしてみてください



講習の後半に質疑応答がありました



「心臓マッサージで肋骨が折れると聞いたことがありますが・・・」

講師
「はい。あります。でも心臓を動かさないと死んでしまうので、
 救急隊到着まで止めてはいけません」


「アクセサリーとかペースメーカーが付いている場合のAEDは・・・」

講師
「アクセサリーで火傷をすることがあります。
 ペースメーカーの装着の有無は
 救急隊員など専門家が見ればわかりますが、
 一般の人ではわかりません。
 でも、心臓が止まっているので、ためらってはいけません。」


「見知らぬ人に、口から空気を送り込むのは・・・」

講師
「私たちは専用のシートで口を覆って、空気を送ります。
 でも非番の時、シートがないので
 私でも、直接口から空気を送ることはしないでしょう。
 心臓マッサージだけでいいです」


AEDはとても賢くて
パッドさえ付けてしまえば
あとはAEDが考え指示を出してくれる


電気ショック
マッサージを再開してください
2分立ちました
もう一度電気ショックをします

呼吸が再開しました

自分の家族や親族、友人が突然目の前で倒れたら
私はガバッと口を開け、倒れた人の肺に全力で空気を送り
心臓マッサージをし、AEDを使える気がする


でも
スーパーで、駅で、公園で・・・・
知らない人に、肋骨が折れるかもしれない心臓マッサージができるとは
とうてい思えなかった




先日ネットで話題になったどこかの国の 老婦人

胸にタトゥーを入れていた

「救命処置をするな」

ご丁寧に背中にも

「ひっくり返せ」


なかなか、イカシテいる


50歳になったので、私もなんとなく準備をしようかなぁ
と思い、保険証や通帳を整理した



家族や国や若い世代の迷惑にならないように

自分で判断できるうちに

意思表示をしておいた方がいいと思う

う~ん
75歳すぎたら


「救命無用」の Tシャツ を着るのもいいかもしれない






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三回 のけぞった 私

2014年10月02日 | 日記

同窓会の受付を済まし、会場に入る
結構席は埋まっていた
どこに座ろうかと、キョロキョロしていた私に、突然抱きついてきたオンナがいた

「がああこぉぉぉ  よかったぁ 来てくれて。私中学の時の友達少なかったから
 があこ 来ないと 誰とも話しできないと思ってた」

思い出せない・・・

でも、エキセントリックにしゃべり続けるオンナ なんか 覚えている

1回目の 「のけぞり」

「げっ  イチゴだ」

イチゴとは小学6年と中1で同じクラスだった
小学校のときは、特に問題はなかった(ワタシ的に)

中学になると少し違う。思春期だし

イチゴは、いつも面白いことをしゃべり続け、笑わせるのが上手な楽しい子だった
テンションが高いときは好きだった
しかし、突然、急降下で落ち込むことがあった
さっきまで、大騒ぎしてたのに、突然の不機嫌と硬直
同じグループにいた私は、いつもハラハラドキドキしていなくてはならなかった
理由がまったくわからなかった
中2以降同じクラスにならず、正直ホッとした

高校は別々で
一度だけ、小6のクラス会があった
イチゴは 豹柄のパンツスーツで現れた
本気でプロを目指し、ガールズバンドを組んでいた

20半ば
夜、自転車で家路を急ぐ私の後ろから、私の名前を呼ぶオンナの声が聞こえた
車が横付けされ、ウインドが開くと イチゴが顔を出していた
相変わらずのハイテンションボイス

「があこ。私 今度結婚するの! この人この人」
イチゴは運転席の男性を指差した

突然の事で、動揺した私は、男性に会釈して
「おめでとう」と言った
「ありがと~」イチゴはそのまま走り去り、状況が呑み込めない私は取り残された


20代後半
イチゴから電話があった
頼まれごとだった
「今ねぇ 私、カメラマンと一緒に暮らしてるの。彼がねぇロケ場所悩んでて・・」
「あれっ。あの時の人?」
「ううん。離婚したの。今は違う人と暮らしてて、入籍はまだなの。いろいろあるからねぇ」

まだ一度も結婚していない私には、かなり 辛い 話だった
結局イチゴの頼まれごとの解決をしてやれず
そのまま 20年の月日が流れた


世の中に 自称小説家 ミュージシャン アーティストはたくさんいる
イチゴは、20代後半で、写真家を目指し、プロに弟子入りし、そのプロカメラマンと結婚していた

そして イチゴもプロカメラマンになっていた

幹事さんの計らいで 、イチゴの作品の展示ブースが作られていた
本が4冊並んでいた

それを見て

私は のけぞった (2回目)







小栗旬の写真集         2冊
こんまりさん収納本       1冊
イチゴ自著のフォトエッセイ   1冊





イチゴは 本物の いや かなり有名な 写真家になり
さらに、著述家になっていた

「私の20年は 言葉で説明しづらいからサイトを見てほしい」


帰宅後、イチゴの名前で検索した


のけぞった (3回目)
イチゴは写真家だけでなく





魔法使いになっていた




ちなみに イチゴは アーティスト名で 本名ではない

ここまで書いて、ふと立ち止まるワタシ
私は イチゴが好きなのか嫌いなのか

憧憬と嫉妬

オンナ心は 複雑です

同窓会のイチゴは静かな観察者になっていた
ワタシにメアドを教えてほしいと、手帳を渡した
私はこそこそ メアドを書き込んだ


四日たっても メールがこない
いつもこうだ
私の心に小さな小石を投げっぱなしにするオンナ(ワタシ的で、本人は気づかない)


オフシャルサイトを通してメールを送った
「聞いておいて、連絡なしはないだろう プンプン」
すぐに返事がきた
「ごめん~ 近いうちに会いたいよ」

私は イチゴと 会うことになるのかな


※ やり方がわからないので、イチゴのサイトは コピペで見てください

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同窓会

2014年10月01日 | 日記
9月の吉日に同窓会に行った
服装 OK
メイク OK
バッグも靴も まぁまぁ 有り合わせでなんとか・・・
美容院にも一応行った(あんまり変化ないけど)



電車とバスを乗り継ぎ、会場にたどりつくだけで
もう、げっそり・・・

さて、知っている人はいるのかな
受付で、名前に○を付けて、旧制で書かれた名札を貰う
名札を付けた途端、受付の幹事さんが
「久しぶり~元気だった~?」
私も幹事さんの名札を見て
「きゃ~久しぶり~」(思い出せない・・・・)


35年ぶりでは、やっぱり無理があるなぁ
でも、同じように思っている人は他にもいるようで
乾杯の後は、お酒をついだり、つがれたり
(ノンアルコールビールがあってよかった)

何度も、名札を見ながら、自己紹介のような、再開の挨拶をした


時間がたつにつれて、少しずつ記憶が戻ってきた

昔、あこがれていた男の子たち
あの頃は、恥ずかしくて話しかけられなかった
見ているだけだった

でも、みんなで50歳になれば、なんてことない

「昔、。好きだんだ~」

ワタクシ、アチコチ デ イイマシタ


ハゲようが、太ろうが、やっぱりカッコよかった







子供心に「なぜあの女がモテるんだ?」と
思っていた子は、相変わらず素敵な笑顔の女性になっていて
だから、あんなにモテてたんだと、納得したり

横道にそれて、あんまり学校に来なかった子が
介護の先生になっていたり


35年の月日の重さと長さを感じた

三次会まであったらしいけど


のめない私は、どんどんテンションが上がっていく雰囲気になじめず
一次会で失礼した



その数日後
私は本当に 50歳になった

まぁ、いつもと変わらない 普通の日でした
期待したワタシが馬鹿だった



でも、この同窓会で ビックリ (*_*) するような出会いがあったことは

また今度ね



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする