この地に越してきて、17,8年
自宅から徒歩5分にある医院に家族三人でお世話になっていた
自宅兼医院
小児科内科
院内処方
現在 60代半ばと思われる、女医さんと70台と思われる看護師さんと事務員さん
三人で診察をしている
薬剤師さんもおおらず、看護師さんがやっている
検査機器もほとんどない
だから人気がなく、いつも空いてる
待合室の椅子も古く、座り心地が悪い
高齢者がほとんど来ない
「あそこの病院の薬は効かない」
「あそこの病院は安い」
昔、幼稚園ママさんから、いろいろ聞いた
この先生は強い薬を出さないようにしている
「私はどうも新薬がねぇ。古い薬の方がデータがあるので安心なんです」
ずっとこの病院で、血圧の薬を貰っていた
ずっと通っていたので、旦那の病歴、息子の病歴、私の病歴 よく覚えていてくれているし
通院のたびに報告していた
旦那の糖尿病と高血圧は総合病院でお世話になっているが、その話も報告していて覚えていてくれる
「ご主人の調子はどうですか?ぼっちゃん いくつになりました? 」
いつも空いている病院なので、先生の気分で話し込むことがある
むしろ、私が聞いている
最近の若いママさんはねぇ。余計なことを言ったら、怒鳴られてしまったんですよ
私が働きながら、3人の子供を育てていた時は大変でした。主人はねぇ 「家政婦さんがいるだろう」
で、済ましてしまうんですよ。家政婦さんて、きまった時間に帰ってしまうでしょう。それをわかってくれなくて
苦労しましたよ
おかげさまで、子供の一人が医師になってくれまして、主人の機嫌がよくて助かります
こんな感じなので、無理も聞いてくれた
血圧の薬のついでに、ロキソニンテープや鎮痛剤,胃薬 必要な薬は調達できた
足底筋膜炎で整形外科に行かなくてすむ。(どうせ薬しかだせないから、行く必要がない)
一度、鎮痛剤が効かないほどの生理痛になり、産婦人科に行くこともままならず
この病院に這うように駆け込み、事情を話した
「ああ、可哀想に」
すぐに座薬を処方してくれた。
「小児用で効くと思いますが、効かなかったらまた来てください。夜でもいいですよ」
甲状腺の腫瘤について、まずこの先生に診てほしかった
やはり腫瘤はあると言われた
とりあえず、採血して甲状腺のホルモンの検査をすることになった
来週、検査結果聞きに行き、その時に大学病院の紹介状を書いてもらうことになった
「うちの設備では診てあげられない。ごめんなさい」
ということで、やはり健康診断時の医師と同じ所見でした
私がこの病院にこだわり続けた理由
いつもすいている
あと、女医さんの旦那さんが、大学病院の産婦人科教授で院長だった時期があった
あの大学病院はには何回もお世話になっている
息子の出産(あの教授回診の先生がそうだと気が付かなかったし、女医さんも教えてくれなかった)
気が付いたのはそのあと
息子の川崎病
研修医が20分かけて、幼い息子の体で採血の練習をするのが耐えられず、私の血圧の薬袋(病院名付き)
わかりやすいところに置いた
それ以来、医師の態度が変わり、研修医は息子を触らなくなった
「○○市ですか?」とも聴かれた
だからどうでも、女医さんの紹介状が欲しかった
もう退職されてしまい、どこかの総合病院の院長をしている
少しでいいので、先生の御威光が残っていますように