日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

父の状態

2008-08-16 | 実家に関すること
7日に入院した父の、CT検査の結果は虚血性腸炎。
腸を休めるために絶食とし点滴で抗生物質の投与も行うということになりました。
診断名がついたのならカメラの検査はしなくても良いのでは思ったのですが、医師は必要ですと言います

入院して4日目の日曜日(10日)のことです。
9時半のバスで出かけました
病院に着いて、病室に入る前にナースから医師から話があると呼び止められました。
腸炎の治療のために抗生物質を投与していたにも拘らず肺炎になったと言うのです。
最善は尽くすけれどお年もいっているし、もしもの事もあると思ってください

トイレに通うのが大変なので9日に導尿カテーテルを入れた父ですが、その日は鼻に酸素の管が
体がだるいようで、私が付いていた3時間半の間、時々目を開けるものの殆どうつらうつらとした状態でした。それでも声をかけるとちゃんと応えてくれます。
帰ろうかなと思ったころ、父がナースコールを押しました。
痛み止めがほしいと言います。
施設にいても、お昼に痛み止めを服用するのですが1時間もすると服薬したのを忘れて痛み止めをほしがるのです。その日も看護師さんがお昼頃に痛み止めですよと言って呑ませてくれたのですが

42歳の時に事故で頚椎損傷の大怪我を負い、何度も大きな手術に耐えてきた父がこのままでは車椅子の生活になると言われ、最後の大手術に踏み切ったのは15~6年ほど前のことです。病院開院以来初めてといわれるほどの大手術でした。
転倒するまで屋内では杖を使っての歩行が可能だったのはその手術をしたからかもしれないのですが、手足の痛み・痺れは強く残ったように思います。
長い間痛みと闘ってきた父の、さいごに聞く言葉が痛いなぁというのではあまりにも切ない


その日はとても辛い夜を過ごしましたが、翌日行ってみると少し顔色が良いようでホッとしました
少し良くなった父を見たので13日は安心してお墓参りに行くことができました。
そして14日、一緒に行ってくれた夫が病室の入り口で笑顔になりました
父が笑顔で迎えてくれたようです

今日は17時から医師のお話があります。
14時のバスで出かければ15時過ぎに病院へ着きますが、帰宅は19時を過ぎるだろうと思います。
時間もかかりますが、交通費も往復すれば900円になるので家計への負担も大きい
父が快方に向かってくれば、それまで感じる余裕がなかったことにも気が回るようになって、受診の時にもう少し強くいつものT病院にお願いしたいと言うべきであったと思っています
コメント (3)
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