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日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

入院しないという選択

2008-08-08 | 実家に関すること
父の膝はお皿にヒビが入っていました。割れていたのなら手術になり入院も長くなります。ヒビですんだのは不幸中の幸いと言うべきでしょうか。
入院から2週間経った8月5日、父はギブスを付けたまま退院しました。
医師はギブスが取れてからと思ったようなのですが、施設との兼ね合いもあり、またリハビリしかすることが無く、それなら施設でも可能との判断でした。

退院の翌日、父を訪ねた時はまあ元気でした。
ところがその次の日、午後はゆっくりしたいと9時過ぎに施設に行ったところいま電話しようかと思っていたんですよ
夜中から下痢気味になった父の便に、かなりの血液が混じっているという話です。
施設の医師は提携している消化器専門の病院を受診するようにと言います。
いつものT病院ではないのですか言いましたが、専門の病院で診てもらったほうが良いという判断は変わりません。
そのK病院に行くには高速を使って40分くらい。
その日は施設で車を出してくれたので、私も同乗して行くことになりました。

診察の結果は腸炎
少し入院して詳しい検査をと言われましたが、出来れば検査はさせたくない
施設側は、そう言われたのなら入院させてほしいと言います。

施設側がそう言うのなら、入院しないという選択をすることは即ち在宅介護をするということになります。そうなればこの次に施設入所を希望してもすぐに入所はできないでしょう。
施設に暮らすという事は入院せずに自然に任せたいという選択が出来ないということなのですね。

結局父には入院してもらう事になりました。
私が父のために出来たことは忌避が強いようだったら無理に検査しないでくださいとお願いする事だけ。

その日、帰宅したのは19時。そして今日は父の下着や日用品をもって病院へ行ってきました。
道路も良く分からないし、高速を走る自信もないのでバスと地下鉄を乗り継いで一時間以上かかりました。往復するだけで二時間半近くかかりますが、地下鉄駅から徒歩圏内でもあるし、入院は10日くらいの予定なので今回は公共の乗り物を利用して行くことにします。