ほじゃる日記

アラスカ、アンカレッジでの日々の暮らしの記録。

里帰り2018夏 歌舞伎を観たい①銀座編

2018年09月28日 | 日本里帰り
7月の日本里帰り記の続きです。


M子さんは、大学の史学科のゼミの友人だ。
私がアラスカに引っ越してからは、
年賀状のやり取りだけのお付き合いだったのだけど、
3年前お互い嵐のファンであることが発覚し、
それからはメールでのやり取りが増え、
前回の里帰りの時、嵐のコンサートで再会を果たしたのだった。

今回はコンサートの時期ではないので、
M子さんと会うなら歌舞伎を観たいと密かに思っていた。
彼女はバリバリの歴女であるだけでなく、歌舞伎にも造詣が深い。
歌舞伎座の演目を確認したら早過ぎた。
そのまましばらく放っておいたら、気付いた時にはすでに遅し。
チケットはほぼ完売。
だって7月は市川海老蔵、しかも勸玄くんも登場なんだもの。
当日の桟敷席なら朝から並べば取れるかもしれないけど、
東京の夏屋外に並ぶのはアラスカ人の我々にはきっと無理。
少しだけ残っている何万円もする席には手が出ない。
今回はほじゃるに歌舞伎を見せてあげるのは無理か~、とがっくり。

ところがさすがのM子さん、相談すると、
国立劇場で歌舞伎教室というのをやっているからどうだろう?と
提案してくれた。
これが大当たり!すっごく楽しかった!!

今回、皇居というより“江戸城”を見たい、というほじゃるの希望もあり、
でも暑さが心配、欲張ってバテても困る、となんだかんだ思案して、
銀座でランチ後、タクシーで皇居周りをちょっと見ながら国立劇場へ、
という、今思うとちょっと暑さに慄き過ぎ?感のある計画になった。
いや、確かに暑かったよ、7月は…。


7月8日(日)
新橋駅の改札で待ち合わせして、銀座方面へ。
M子さん、若い!変わってない!
今や自分の事務所を持つキャリアウーマンでもある。カッコイイ。

ランチは銀座の吉宗にて。
大学時代、ゼミの友人数人との九州旅行の際、長崎で行った店だ。
懐かしい~!!!
大きな茶碗蒸しと蒸し寿司のセット。




ランチの後、4丁目方面へ向かってぶらぶら。
ちょうど歩行者天国が始まった所だ。
そして、銀座シックスへ。
働いていた頃、松坂屋は近所だったので時々来ていたのだけど、
銀座シックスの開店のニュースをネットで見た時、
なんか敷居が高いなあ、華やか過ぎて気後れするなあ、と思ってた。




思い切って入ってみた。
夏でよかった…。みんないい加減な楽な服装だし。




高級ブランド品には興味が無いので、6階の蔦屋書店へ。
専門書多数。
歴史書、刀剣コーナーではM子さんとほじゃるが動かない。




そして、中ほどアトリウムに不思議な空間出現!




面白い~!




これらはポーラと蔦屋書店のコラボ企画
「歌舞伎×オプアート What's INNOVATIONS?」
というインスタレーション。
って一体何のこっちゃ?だが、
オプアート…動いてないのに動いているように見える抽象画。
インスタレーション…美術作品だけでなく展示する環境も含めた
          芸術的空間。
イノベーション…革新。
(ということだと思いますが、正確にはそれぞれお調べください。)




いや~、それにしても歌舞伎を観にいく日にすっごい偶然!
頂いたチラシもPOLA企業文化誌「WE/」も読みでがあり、
すっごいなあ、これが無料だなんて!
ちなみにこの歌舞伎役者は坂東巳之助さんと中村隼人さんで、
8月の新橋演舞場の「NARUTO」の宣伝も兼ねているものと思われる。




カフェでゆっくりするのもいいね。




地下に能楽堂があるというので、行ってみた。




はあぁ~、都会~!文化~!
オプアートでなくてもクラクラしてきた。

②に続く。


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ステート・フェア ランバージャック・ショーで大盛り上がり

2018年09月22日 | 観光的なアンカレッジ周辺
日本里帰り記に戻る前に、9月の出来事をもう一つ。
と言っても、もう3週間も前のことだけど…。

9月2日(日)、ほじゃるとアラスカ・ステート・フェアに行ってきた。
ここ2年は、ま、いいか、とパスしていたのだけど、
ほじゃる、学校の友達の間で話題に出たらしく、
急に行きたくなったようだ。
3連休の中日で絶対混むとわかっていたけど、
のんびり起きてゆるゆる出かけた。
案の定、ワシラとのジャンクションの陸橋から渋滞!


やっと、会場に入ったらまずは腹ごしらえ。
タルキートナ・スピナッチ・ブレッドだ。
以前タルキートナに行った時、本店があるのかと探したのだけど、
なかった。このバス1台であちこちのフェアを移動しているみたい。




お目当てはこれ。相変わらずの美味しさ!




これだけでは足りないのでベイクドポテトも。




毎年、植物で何か作ってるコーナー。今年はマンモス~!




さて、出し物のお目当ての一つ、Cirque Zuma Zumaへ。
アフリカンスタイル シルク ド ソレイユだって!




う~ん、確かに高い身体能力ですっごいのだけど、
なんというか目新しさはなかったなあ。
それにシルクドソレイユだなんて、自らハードル上げてないか?




続いては、ランバージャック・ショー、木こりショーだ。
毎年、気になっているのに観たことがなかった。
なので今年は、本気で観る気でスケジュールを確認して、ついに!




観覧席はこんな感じで3つあり。我々は真ん中に座った。




この方が司会。いかにも、って感じの元気なおばちゃん。




3人のランバージャックが紹介され、
誰を応援するか観覧席のブロックごとに指定される。
ふむふむ、応援か~。ただ観るより盛り上がるもんね。
対戦相手にブーイングしてみたり。
そして、大きなのこぎりで丸太を切ったり、




斧を投げて的に当てたり、




我々の席から見づらかったのだけど、
池があってそこに渡された丸太の上で戦ったり、




チェーンソーを使ったり、




木に刺した足場の木の上で、斧を振るったり、(バランス!)




チェーンソーで何か作ったり…、
最初は競争だと思ったのだけど、そうじゃないんだね。
ショーなんだ。
この頃になるとよくわかったよ。
この人、すばらしい木彫りのうさぎを作るとか言って、
こんなおふざけなんだもの。
結局これは可愛らしい椅子になって、小さい子供にプレゼントされた。




もらえなかった人はよかったら買っていってね~、1つ10ドル!
と商売も抜かりなし!いつの間にか並べられてるし!
ちなみに、その後ろでは丸太の上で戦いが。




私が何よりも見たかったのは、丸太上り!




するする速い、速い!




ということで、初めてのランバージャック・ショー、
とっても楽しかった!!!
アラスカ・ステート・フェアに行くチャンスがあったら、
是非覗いてみてください!オススメ!


その後、ほじゃるは乗りたかった乗り物にも乗り、




こんなの食べたり、




お約束の大きさ比べのかぼちゃも見て、




最後のこの絶叫を聞きながら、会場を後にした。






一つ心残りがあるとすれば、これ。
Eskimo Ninja Warrior エスキモー忍者戦士って何?
パンフレットに写真はあっても説明はなし。




たまたまステージを見かけたけれど、疲れ果てていたのでスルー。
きっと、ツッコミどころ満載だろうなあ…。






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中学校のオープンハウス

2018年09月20日 | 中学校
ほじゃるが中学校に通い始めて、5週目。
先週の木曜日、学校のオープンハウス(学校見学)があった。
今回は一般に公開ではなく、新7年生(中1)の家族が対象。

中学校は、ほじゃるにとってはもちろん、
日本の学校しか知らない親の我々にとっても未知の世界。
教科ごとに教室を移動するなんて、大学みたい。
時間割はどうなってるの?
ロッカーはどんな感じ?
5分の休み時間で間に合うの?
ということでオープンハウスを楽しみにしていた。

オープンハウスは、授業参観とはちょっと違う。
時間は6時から7時45分。
好きな時間に自由に教室を訪問するのかなと思ったけれど、違った。
念の為最初から行っててよかった。
最初に体育館で全員集合し、校長先生や事務の人から案内があった。
その後、自分の子供の授業の順番通りに訪問するようにとのこと。

時間割は基本的に毎日同じ。
そうそう、自分で時間割を組むのではなく、学校側が決める。
選択教科もあるので、決めるのが大変だと思う。
第1週目は、間違いや人数の調整で、変更が多数あった。
第2週目から、本格的に授業が始まった。

今回は、各教室で先生から授業に関する説明が7分間あった。
(実際の授業は45~65分、いろいろでびっくり!)
そして、学校がある時と同じようにベルが鳴って、教室を移動。
これが3分。実際の休み時間(というより移動時間)は5分。
その間にロッカーに行ったり、トイレに行ったり、大忙し。
廊下はラッシュアワーみたい。
今回結構知り合いの親に会ったけど、
廊下ですれ違って挨拶するだけで話す時間はなかった。
でも、実際の中学校の休み時間を体験したみたいでちょっと楽しかった。

オーケストラの教室には、楽器を置いていけるロッカーがあった。
PE(体育)の時間もPE用のロッカー室にも案内してくれたけど、
男子ロッカー室、すでに臭かったなあ。

ということで授業7分、移動3分、計10分を8時間分、
80分体験してオープンハウス終了。
未知だった中学校生活を垣間見れて、いいオープンハウスだった。




【追記】
小学校では、定期的にボランティアに行っていたので、
教室や授業の様子はなんとなくわかったのだけど、
中学校では教室を見るチャンスはなかなかなく、
いい機会でした。

そうそう、昨日ほじゃると夕方のスーパーで買物した時、
混雑してたのでぶつからないように注意したら、
「私、中学生だよ!人にぶつからないように歩くの慣れてるよ!」
と威張って言ってました。(笑)


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XCランニングのミート

2018年09月17日 | 中学校
夏の里帰り記が全然進まないのですけど、現在のことを少し。

ほじゃるは中学校で、クラス・カントリー・ランニングを始めた。
日本の部活だと、在学中ずっと同じ部に所属するようなイメージだけど、
こちらはちょっと違ってた。
一年を幾つかの期間に分けて、期間ごとにいろいろ体験できるようだ。
例えば10月半ばまでは、XCランニングと女子バスケ、
その次は年末までバレーボールとレスリング、というように。

毎日2時45分に授業終わった後、3時から4時半が練習時間だ。
そして先週から週に1回の割合で、meet、試合に行くようになった。

学校からスクールバスに乗って試合の会場に行く。
帰りはバスで学校まで戻ることもできるし、
サインアウトして親と帰ることもできる。

先週の水曜日は初ミート。うちの近所の高校が会場だった。
7年生男子、女子、8年生男子、女子の順番でレースがスタート。




私は仕事で、7年生女子のスタートには間に合わなかったのだけど、
ゴールにはなんとか。




今年のアンカレッジの9月はいいお天気続き。
走ってる本人たちは大変なのだけど、応援の方はとっても気持ちいい。




そして今日は2回目のミート。
今回はスタートに間に合った。
学校ごとにスクールカラーのTシャツを着ている。




ほじゃる、前回も今回も真ん中より後ろの方の順位だったけれど、
イヤにならずに走っていて、よかった。
それにしても、一週間で黄葉がずいぶん進んだなあ。




帰る途中、小さな湖に寄って水を汲む。
サイエンスの授業で微生物を観察するためだそうだ。




と、こんな日々を過ごしてます。。。



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里帰り2018夏 お台場の科学未来館にコナン展を見にいく。

2018年09月10日 | 日本里帰り
日本に到着した翌日は、実家周辺でのんびりと。
翌7月6日から活動開始。
あいにくの雨模様だったけれど、思い切って出かけることに。
行き先はお台場、日本科学未来館。
名探偵コナン科学捜査展にほじゃるが行きたがっていた。




到着したのがお昼頃だったので、早速5階のカフェへ。
なんかおしゃれ。




メニューもおしゃれ。しかも美味しい。
紫色のドリンクは、何かの化学反応で色がだんだん変わっていく。




私はこの建物自体が気に入ってしまった。




所々に置いてある椅子も素敵。




さて、一階の企画展入り口を入ると、こんな空間。
地球だ。




後日会った友人に、科学未来館に行ったよ、と言ったら、
即座に「地球のあるところね。」と答えが返ってきた。
それだけインパクト大。




そして企画展「名探偵コナン科学捜査展」へ。




コースを選んで探偵手帳をもらう。
殺人事件を捜査し、発見した手がかりを書いていくのだ。
奮発して音声ガイドもつけて。

こちら事件現場。現場検証エリア。




こちら喫茶ポアロ。聞き込みエリアの一つ。
パネルやセットを使って場面が展開。




そしてラボエリアと続き、
科学鑑定のことなど学べるようになっていて、最終的に犯人を特定。

ほじゃる、大変楽しかったようだ。

私が一番うれしかったのは、最後の記念撮影エリア。
見て、この床の整列用のライン!
終了間近の雨の平日に来て大正解!全然並ばなくていいじゃん!
とそんな所に喜びを見出してしまう。




企画展を見終わった後、常設展を見ることに。
何の予備知識も期待もなく行ったのだけど、
いや、これがすっごく面白かった!!!圧巻!
さすが“日本”“科学”“未来”館!
外国人の観光客が多いのも納得。
ほじゃるもコナン展以上にこちらが面白かったって。


まずはロボットアシモくん。
すごい、こんな素早い動きをするんだ!と興奮してしまう。




ピタゴラスイッチ的な…




なんか面白い。けどよくわかってない。




アンドロイドもここまで!




こっちはちょっと見じゃ人間と間違えてしまう。




5階に移動し、宇宙居住棟?




まだまだ見応えのある展示がたっくさんあり過ぎて疲れてしまう。
なんてったって、テーマが広い、深い。
宇宙、ロボット、情報、医療、環境、etc...
とにかく全体をサーッと流した感じだったけど、何の展示だったか、

「言語」は時空を超える
'Language' goes beyond the time and space.

という言葉には心掴まれた。
科学の難しいことはわからないけれど、
言語方面で頑張ろうと思った次第で…、ってなんのこっちゃ。
ま、今回は下見だね、また、いつか来ようねと、
7階のレストランで地球もなかソフトクリームを食べて、締めくくり。




アンカレッジミュージアムのイマジナリウムも、
科学を楽しみながら学べる展示だけれど、規模が全然違うわ。


日本科学未来館
すっごく見応えあって楽しいです。
まだ行ったことのない方は是非!
今やっている「デザインあ展」も面白そう。

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