ほじゃる日記

アラスカ、アンカレッジでの日々の暮らしの記録。

高校の卒業式 Class of 2024

2024年08月21日 | 高校

日本滞在記は全然終わってないけれど、ちょっと休憩。

日本に行く前の最大の出来事、ほじゃるの高校の卒業式のことを書いていなかったので、大学の新生活が始まる前に記録しておこうと思う。私自身の気持ちの区切り、切り替えのために、かな。

 

アンカレッジ学区の高校の卒業式は、各学校でではなくアラスカ大学の体育館で行われる。5月の第3週、毎日午後の部、夜の部で、それぞれの高校の卒業式があった。ほじゃるの高校は火曜日の午後の部、すっきりと晴れたとても気持ちのよい日だった。

卒業生は、学校へ行くのは前の週までだったので、家から会場へ。

家の前で記念写真を何枚か撮った。

前のサインは学校から配られたもの。真ん中に名前を書いて家の前に立てておく。ご近所にうちの子は高校卒業しました!と知らしめるわけだ。

黒いガウンと四角い帽子は購入し、スクールカラーのオレンジ色の布とタッセル(帽子から下がったひものような房)は学校から支給、そのほかケープやらコードやらは様々な活動の証。

 

混むことを心配して早目に行ったらまだガラガラだった。

幼馴染のMiちゃんが駆けつけてくれた。

 

こちらが会場のアラスカ大学体育館、アラスカエアラインセンターだ。

 

入り口でほじゃると別れる。卒業生たちは入場のため、左側の方に集合。

青い制服で行進しているのは JROTC (Junior Reserve Officers' Training Corps 幼年予備役将校訓練課程) の人たち。JROTCは全米の高校にあり、軍がスポンサーの連邦政府のプログラム。選択授業の一つである。毎朝ほじゃる学校へを送っていくと、彼らが国旗を掲揚していたなあ。

 

さて、保護者や来客は正面入り口からセキュリティーを通って。入場料はかからないけれど、チケットはある。予め学校で生徒に必要枚数が配られていた。(卒業生1人につき10枚まで。)

 

因みに、事前にこんな案内が送られてきたよ。持ち物は1人1つで透明なバッグ、あるいは小さいクラッチバッグ、ジップロック、座布団はOK。空のプラスチックボトルはOK。中に給水所がある。でもガラス瓶はダメ。

ダメなタイプのバッグは下の絵の通り。アルコールや武器、花火厳禁は当然だが、レーザーポインター、ノイズメーカー(何かしら音を出す物)、自撮り棒含め棒一般、外からの飲食物も禁止。

 

中に入って廊下で待っている間、ガラス越しに会場をのぞいてみる。

 

ややしばらくして入場。正面に向かって右側の中ほどに陣取る。

卒業生の席はスクールカラーのオレンジと黒。他の学校の違う色も見てみたいなあ。

卒業生入場まで、上の大きなスクリーンに高校生活のいろいろな場面が写し出された。

 

卒業生席後方は、在校生のオーケストラとバンドの席。

ほじゃるは毎年オーケストラのメンバーとして来ていたんだよな。今回は見送られる方。

 

そのオーケストラ、バンド席の後方両側から卒業生が入場。400人くらいいるので時間がかかるけど、ほじゃるはまだか?とか知っている子を探したりして結構楽しい。

全員入場した後、国歌斉唱。旗を掲げているのが先ほどのJROTCメンバー。写真右下にはコーラスメンバー。

 

校長や学区長、主席の生徒の挨拶など続く。夫は知らぬ間にあちこち移動して、いろんな角度から写真を撮っていた。

 

いよいよ卒業証書授与。星のところに少しずつ並び、名前を呼ばれたらステージで証書をもらう。そうそう、名前を正しく発音してもらうため、小さな紙きれに正しいスペルではなく正しく聞こえるように名前を書いて、名前を呼ぶ人に渡すんだって。さすがは様々な人種の住む国。

その後いったんステージ右端で、プロによる個人記念写真撮影。

そして黄色い矢印のような経路で、周りに立っている先生、職員、スタッフと握手やらハグやらハイタッチなどして一周まわってから自分の席に戻る。

因みに名前を呼ばれる時、音楽関係をやってた生徒にはオーケストラとバンドが音を鳴らしてくれる。F(ファ)の音らしい。ちょっと賑やか。 

 

こちらはステージ側から。周りの人多いなあ!

 

全員終わって席に戻ったら閉会の辞。

校長先生の言葉で、みんな一斉に右に垂らしていた帽子のタッセルを左へ移す。そしてCongratulations! 帽子を高く放り投げて……感極まる瞬間だった。タッセルの右から左への移動は、人生のあるステージから新たなステージへ、という象徴なんだって。

 

その後は整列するでもなくみんな適当に外に出る。卒業生退場とかないのがアメリカらしい。

外に出たら、あっちこっちで記念撮影。

仲のよい Eちゃんと。首からかけているレイはキャンディー入り。Miちゃんが作ってくれた。

 

Jくんはライフラリーもオーケストラのヴィオラも一緒だった。

彼が持っているのは1ドル札の花束!首のレイもお札でできてる!

 

親戚一同がお祝いにやってくる子も多々いる中、親戚がこちらにいない我々には日本人の友人が親戚みたいなもの。

Hさん、anさん、Miちゃんが来てくれてうれしかった!Yさんもね。

 

 

ということで、今から3か月以上も前のことだけど、書けてよかった!

今週末、ほじゃる、大学へ旅立ちます。

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久しぶりにムースの訪問

2024年08月18日 | 今日のムース

木曜日、久々にムースが来た!

かわいい!たぶん今年生まれた子供だね。そ~っと庭に出て近づいたんだけど、子ムース、気付いて逃げてしまった。ごめ~ん、食事中だったのに。母ムースを見かけなかったけれど、近くにいたのかな?はぐれてないといいんだけど…。

 

翌日、今度はフロントヤードにやってきた!

 

昨日と同じ子だと思う。

 

お母さんも一緒だった。赤丸がお母さんの脚。よかった!また来てね!

 

 

 

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秋の気配のポッターマーシュ

2024年08月15日 | 散歩・自転車

おととい (8/13火) 夕食後の散歩でポッターマーシュへ。

 

すっかり秋の気配だ。

 

久々のボードウォークは結構塗装が剥げていてた。自分の家のデッキを塗ったばかりなものだから、ついついそういうところに目が行ってしまう。

 

雨がたくさん降った後なので、川の水量が多い。

写真では上手く写せないけれど、鮭が上ってきていた。

 

う~ん、秋めいているなあ。

 

ボードウォーク入り口のサイン。

 

ペット、食べ物、飲み物、喫煙はダメとか、釣りはダメとか…

一番下はドローンとリモコンの飛行機は禁止のサイン。ただし4月1日から11月15日までと。冬は良いわけだ。たぶん夏の間はたくさん鳥がいるからだと思う。もうそろそろみんな南に渡っていく頃だなあ。

 

 

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里帰り2024初夏 ⑫ 南禅寺

2024年08月12日 | 日本里帰り

錦市場の後、先斗町を歩いてみた。

断然夜の方が雰囲気があるんだろうけどなあ、夜まで出歩くほど体力に自信がない。

 

三条大橋まで行くと、橋のたもとに弥二さん喜多さん。

 

鴨川を超えて、反対側の三条京阪駅から地下鉄に乗って蹴上駅まで。

 

蹴上駅からすぐのねじりまんぼ。

 

この上がインクライン。強度を増すためにレンガを斜めに積み上げたそうだが、本当にねじってあるみたい。

 

やってきました、南禅寺。私も初めてでわくわくしてしまう。

 

いくら水が豊富だからって洗車する人なんかいる?!

 

立派な三門!絶景かな、絶景かなの三門だ。

 

三門の上へ行く急階段。

 

いや~、この三門の上がとっても気持ちよかった!端に座ってしばし休憩。

 

この日も結構暑かったからね、青空と緑と吹き渡る風に生き返る心地。法堂の屋根が見える。

 

こちらは正面側。

 

知恩院の三門の方が大きかった気がするな、と思って調べたら、知恩院24メートル、南禅寺は22メートルだとのこと。

 

三門を下りて。でも法堂も方丈も拝観せずに、

 

お目当ての水路閣へ。美しい!

 

重なるアーチの前で。

 

反対側からも、

 

別の場所からも、

 

別の角度からも、どこから見ても絵になるなあ。

 

上に行ったらこんな看板が。釣りする人いるの?!

 

もう一度誰もいない時を狙って。

 

上の水路脇を歩く。

 

蹴上船溜まで。奥にはびわ湖疎水船(観光船)の乗下船場があるみたい。

 

このレールがインクライン。詳しくはコチラを。

 

南禅寺に関してはほとんど下調べをしていなくて、水路閣を見るだけで満足、と思っていたんだけどちょっともったいなかった。調べてみたら、琵琶湖疎水が面白い。次回チャンスがあれば、琵琶湖疎水記念館に行ってみたいし、蹴上インクラインをきちんと歩いてみたい、できれば桜の季節!あとびわ湖疎水船にも乗ってみたい!

 

さて、再び地下鉄に乗り三条大橋に戻ってきた。

不思議な感じの建物はスターバックス。ここで一休み。

 

季節柄、納涼川床を体験してみたいなあ、でもちょっと敷居が高いような…と思ってたら、このスタバに川床があったので!

 

このあと鴨川沿いを四条大橋まで歩き、河原町からバスで京都駅、そしてホテルへ戻った。

ほじゃる、よれよれでホテルでぐったり。私は洗濯のため部屋とランドリールームを行ったり来たり。母たくまし。

 

この日の夕食は、京都駅の伊勢丹にある「はしたて」へ。老舗料亭和久傳の味がお手軽に楽しめる。

はしたてセットは鯛の胡麻味噌丼。そのままでもよいし出し茶漬けにして食べてもよい。

鯛の一口目が今回の旅行中食べた物の中で一番美味しかった!

 

あと鯖寿司も食べてみたかったのでそれぞれ一貫ずつオーダーしたら、すごいボリューム!鯖が肉厚!アラスカで買えるしめさばの3、4倍はありそう。2人で一皿でもよかったな。おなかがはちきれそうになったけど、美味しかったので完食。

 

盛りだくさんの一日だった。

 

 

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近況報告 旅行記、ペンキ塗りなど

2024年08月10日 | 日記

旅は3度楽しめる ― 行く前、旅行中、帰ってきてからの3度…などとよく言いますが、私もしっかり3度楽しむタイプ。

現在まさに帰ってきてからを楽しんでいる最中で、それはブログに書くことなんだけど、書くために思い出したり更に調べたりするのが楽しい。

逆に、それをしないときちんと消化できない感じがして気持ち悪いんだよね。

後で書こうと思っても、結局忘れてしまって後悔する。例えばハワイ島旅行の後のパールハーバーとか、ディズニーランドやユニバーサルスタジオなどに行ったロサンゼルス旅行のこととか…。

なので、のんびり楽しみつつ書いているんだけど、日々の生活や考えなくてはならないこともあり、旅行記だけに没頭する訳にも行かず、けれどこれを終わらせないと先に進めない気もして、ちょっと焦ってる。

まあ、今回の日本滞在、長くて密度が濃かったからね、なかなか終わらないのも仕方ない。

 

今週は雨が多くて今はすごい強風だけど、先週末は天気が良くデッキのペンキ塗りをした。

水平面だけだったので、それほど筋肉痛にはならなかったけど、結構疲れた~

これは試し塗りの最中。

 

水曜日には、ほじゃるが上の親知らずを抜いた。下の親知らずは去年の夏休みに、横向きだったので手術で抜いた。その時点では上の歯は大丈夫だったのだけど、先日痛み出したので思い切って抜くことに。今回はシンプルに抜いただけで、経過は順調。大学に行く前でよかった。

 

そして、ついに2週間を切った。ほじゃるの旅立ちまでね。

今まで全然実感なかったのだけど、なんか急に来た。こういうの「エモい」って言うのかな。

 

 

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