ほじゃる日記

アラスカ、アンカレッジでの日々の暮らしの記録。

白糸の滝(長野県)

2013年01月31日 | 日本里帰り
去年7月の日本滞在記の続き。

犬山から横浜に戻ったら、今度は私の両親とともに妹夫婦の別荘のある北軽井沢へ。
北軽には何度も行ったことがあったけど、近くにある白糸の滝は訪ねたことがなかった。
添乗で世界三大瀑布(ナイアガラ、イグアス、ビクトリア)に加え、
世界一落差のあるエンジェルフォールまで行ってしまった私は、
白糸の滝だなんてあちこちにあるし、名前からしてショボいんだろうなとタカをくくっていた。

という書き出しで始めようと思っていたら、
先日のイッテQがなんとイモトのエンジェルフォール訪問!
世界三大瀑布は見たけれど、エンジェルフォールにはまだ行ってない、
「滝ガール」としては是非エンジェルフォールに行きたい!という内容だった。


ガーン、かぶった~!先を越された~!真似してるみたいじゃん!
と悔しい思いをしたのだけど、
そんなこと気にしている人誰もいないよね。。。
それに年内に旅行記を書き上げなかった自分が悪い!
第一、書く内容は白糸の滝だし・・・。


さて、話は戻って・・・
子供が生まれてからは頻繁に旅行に行けなくなり、日本も3年ぶりだったので、
ちょっとミーハーな旅行気分で白糸の滝も寄ってもらうことにした。
それが思いのほか、面白かったんですねえ・・・。

これは駐車場から滝に向かう道。




これが滝。




説明のボードをそのまま写すと、

湯川の水源にあるこの滝は、高さ3m、幅70mの岩肌より数百条の地下水が白糸の如くに落下し、
実に美しい滝です。冬も枯れることなく湧き出しており、浅間山に降った雨が地下浸透し湧き出るまでに
6年程度かかります。水温は11.8度と高めですが、これは火山活動に伴う地熱の影響によるものと
考えられています。

滝と言えば、川から流れ落ちるものとばかり思っていたけれど、
こんな風に岩肌から湧き出るとは!




しかし、念のためWikipediaを調べてみると、これは人工なんだそうだ。

「滝面は湧水を直下させるために、人工的に掘り込んで造成されている。
直ぐ下流にも人工の段瀑がある。」

えー、なんかちょっとがっかり。
同じ白糸の滝でも静岡県のは、
「川から流れる滝と、富士山の雪解け水が溶岩断層から湧き出す無数の滝が並んでいる」そうだ。
こちらは日本の滝百選の一つ。
う~ん、そうなのか。
滝ガールとしては、こちらを是非一度見なくては。
っていつから滝ガールになったんだ!

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イタリアンナイト

2013年01月25日 | 日記
先週の土曜日はanさん宅でお呼ばれ。
テーマはイタリアンのポットラックだったのだが、主役はこれ。
イタリアの農家に嫁いだanさんのいとこが送ってきた、絞りたて自家製オリーブ油。




去年雨が少なくオリーブの収穫は少なかったが、その分味の濃いオイルが採れたのだそうだ。
含まれるポリフェノールが多く、それはのどの奥で苦味または辛みとして感じられるのだとか。
これまた自家製のanさんパンを浸して頂いたのだが、とっても香り豊かで、
オイルというより絞り汁、またはジュースという感じ。
油なのに全然油っぽくない。
確かに苦味もあるけれど、それほど気にならない。
100%の幸せ!贅沢!
市販のものではこれは味わえない。


それからもう一つ。
Hさん秘蔵のバルサミコ酢13年物。
どろっとしていて甘みを帯びている。
アイスクリームにかけるなんて食べ方もあるそうだ。




今回はパルミジャーノ・レッジャーノにかけて。
これまた絶品!




持ち寄られた料理も半端なく美味しかった!!!
(あんまり上手く撮れなかったので小さい写真で。)

   


  


そして、写真を撮り忘れてしまったのだけど、
久しぶりにブルネッロ・ディ・モンタルチーノを買って持って行った。
イタリアワインの女王と言われている赤ワイン。
ワインの詳しいことはわからないけれど、イタリアに添乗でよく行っていた頃、
本当に美味しいと思ったもの。
「なめらかな辛口」というのが好きなポイントかな。

たまに飲みたいなと思うのだけど、10ドル代のワインしか買わない今日この頃は手が出ない。
せっかくのイタリアンナイト、美味しいもの好きな人たちも集まるし、
こんなチャンスめったにないぞ、と大きな酒屋に行ったのだが、
70ドル、80ドル、物によっては200ドル近くて腰が引けてしまう。
ああ、普通の主婦には絶対無理~!

さんざん迷ってブルネッロの中で一番安い30ドルのを購入。
それだって清水の舞台から飛び降りる覚悟。

でも30ドルって3000円弱だよね。
なんだ、そんなもんか。
独身で、働いていて、バブルの残り香プンプンだったあの頃、
買ってたワインはいくらぐらいだったかな?
3000円じゃないことは確かだ。
確かに高けりゃそれなりに美味しいよね。

で今回は、まあまあ美味しかったのですが、覚えていた理想のワインには遠く、
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの実力はこんなもんじゃないのよ!と言いたい感じだった。

でも、久しぶりによかったかな。
みんなであーだこーだ言いながら飲むのも楽しいし、
いろんなことを思い出したりして、(ああ、またイタリアに行きたい!)
アラスカで美味しいイタリアンは味わえないものと思っていたけれど、
こんな方法があったんだと気が付いたり、
次回はみんなでお金を出し合っていいワインを買おうというアイデアも出たりして・・・。

anさんご一家と、集まった皆さんと、イタリアのいとこ様に感謝です。
グラッツィエ!!


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雪が降って・・・

2013年01月18日 | 日記
雪が降って、マイナス5℃前後の気温に落ち着き、やっと普通の気候に戻ったようだ。
でも雪の下の氷は解けていないから、歩くとき油断は禁物。

葉の落ちたななかまどの実に雪が積もっている。




ななかまどに積もった雪が円錐形という俳句を詠んだことがあるけれど、
あんまりうまくなかったな。
円錐形というよりは、帽子?何かなあ?




夕陽は燃えるよう。

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モーニング

2013年01月16日 | 日本里帰り
犬山滞在の最終日は、義母、義姉とともに喫茶店のモーニングへ。





名古屋文化圏の喫茶店のモーニングサービスに関しては万人周知かと思っていたのだけど、
結構知らない人もいるみたい。なので書きますが、
朝コーヒーなどの飲み物を頼むと、トーストとかゆで卵などがついてくるサービスのこと。
それなら東京でもある、と言いたいところだが、
それはプラス100円なり200円なり払ったモーニングセット。
名古屋のは、コーヒーの値段はそのままでいろんなものが付くまさにサービス。
そして付いてくるものがまたすごい。
関東人の想像力をはるかに超えている。


初めてモーニングについて知ったのは、会社勤めをしていた頃。
同期のF君が名古屋営業所に長期出張になり、帰ってきて早々
「名古屋ではコーヒーにピーナッツがついてくるんだよ。」と語りだした。
ええ~っ、コーヒーにピーナッツ?
かなりの衝撃を受けたことを覚えている。さらに、
「それだけじゃない、モーニングっていうのがすごいんだよ。」
とモーニングなるものについてえんえん熱く語り始めた・・・。

思えばそれが私にとっての初めての名古屋文化との出会いだったかもしれない。
その時は、へえ~、そうなんだ、面白いねえ、くらいしか思わなかったのだけど。

両親ともに東日本の出身で生まれも育ちも横浜の私は、西の方に親戚がいない。
旅行でも、京都、奈良とか、広島とか、九州とか、さらに先に行っていたので名古屋は素通り。
この時までまったく接点がなかった。

なのになぜかアラスカに住み始めてから、
友人知人における名古屋圏人口の占める割合がぐんと増えた。
夫が愛知県犬山市出身で愛知県各地に親戚ができたことを差し引いても、
仲良くさせてもらっている人たちに名古屋周辺出身が多くなった。
アラスカと名古屋の間に方位学的に何かあるんですかね。

と、話がそれてしまったが・・・、

結婚してから犬山周辺で入った喫茶店で、コーヒーと一緒にトーストとゆで卵が運ばれてきて、
思わず「頼んでません!」と言ってしまったら、
「あの~、付いてくるんです。」と店員さん。
あああ、こっ、これか~っ!と心の中で叫んでしまった。

それからというものあんまり私が面白がるものだから、
名古屋に行くたびに友人が連れて行ってくれた。
一番びっくりしたのは、うどんが付いたときかな。
おにぎりやお寿司プラス味噌汁(赤だし)が付くところもあるらしい。

モーニング以外にも、喫茶店文化の根付き方には目を見張るものがあった。
義父母や親戚のおばさんたちと食事に行くと、最後は必ず喫茶店のコーヒーでしめるし、
喫茶店に回数券があるとか、香典返しで喫茶店の回数券もらったとか、
なんかすごい。


今回の夫の実家滞在中、友達の家に泊まりに行ったり、食事に行ったりと、
かなり自由にさせてもらったのだけど、
最終日にモーニングに行くというのは、初めからお義母さんに言われていた。

今回連れて行ってもらった店には突飛なメニューはなかったけれど、トーストの種類がすごい。




こちらはスペシャルで、プラス70円でフレンチトースト抹茶アイスのせになるとか。




私が頼んだのはこちら。




あんトースト!
ゆで卵とサラダ、缶詰のパイナップル一切れとバナナ3センチくらいがついている。
ほじゃるはジュースにチョコレートクリームのトーストのこのセットで大興奮。

モーニングでしっかり腹ごしらえして、横浜に戻った。


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日本モンキーパーク

2013年01月14日 | 日本里帰り
予想通り、学校がお休みになった。
理由は道路のコンディションが良くないため。
寒さにも雪にも強いアンカレッジだけど、この時期の雨にはめっぽう弱い。
今朝の新聞には、アイススケートのリンクのようになった道路で、
スケートをしている子供の写真が載っていた。


さて、年も明けちゃったし、季節感がまるでゼロなんだけど、
まだしつこく去年の夏の日本滞在記続き。
なんか全部書かないとすっきりしないんだなあ・・・。


7月20日、雨が降り酷暑がやわらぐ。
この日はおばあちゃんも一緒に日本モンキーパークへ。
家を出てこんなところを通って駅まで。ふふ、素敵でしょ?ちなみに駅は無人駅です!




犬山駅まで行き、そこからバスでモンキーパークへ。
う~ん、雨に濡れた緑が濃い!




日本モンキーパークはホームページによれば、

約70種900頭の世界の珍しいサルを飼育展示している「世界サル類動物園」と、
30種類以上の様々なジャンルのアトラクションが揃う「遊園地」が併設された一大レジャー施設。

とうちゃんから、子供の頃何度も行ったと聞き、ほじゃるはすっごく楽しみにしていた。
まずは動物園へ。
一番かわいかったのはこれだね。
ワオキツネザル。ケージの中に入れる!






そのほかゴリラやチンパンジー、ニホンザルといった有名どころから、珍しいものまで、
これでもかというほどおサルたちとご対面。
もともと、臭い!といって動物園があんまり好きでないほじゃるは、途中で飽きてしまう。
せっかく来たんだから全部見ようよ、という私を置いて、お楽しみ遊園地へスタスタと行ってしまう。


夏休み前の雨の平日とあって、乗り物はどこもガラガラ。
残念ながら雨のために乗れないという乗り物もあったけれど、ほとんどは屋根があるから大丈夫。




問題はほじゃるがまだ小さくて一人では乗れない乗り物。
おばあちゃんは乗り物は嫌だと言うから、一緒に載るのは私しかいない!
コーヒーカップと小さめのローラーコースターですっかりノックダウン。
ジェットコースターが雨で休止で、ホントに助かった。

ほじゃるが一番気に行ったのが、この迷路。
いくつかあるチェックポイントで、クイズに答えスタンプを押す。




雨なので助かったのが、室内で遊べる施設。




こちらはスポンジのボールをポンポン撃ったり、掃除機みたいので吸い取ったり、
ボールを集めて噴水みたいに噴き上げるマシーンがあったり。




最後に観覧車の前でおばあちゃんと記念撮影。




ほぼ貸し切り状態、プラス暑さに一息ついた贅沢な一日だった。


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