星野リゾートから軽井沢までシャトルバスが出ているのだが、
三連休の土曜の昼過ぎ、道が混み出すかもと思い、
中軽井沢駅までのシャトルに乗り、しなの鉄道で軽井沢駅まで。
駅から徒歩で軽井沢ニューアートミュージアムへ。
草間彌生さんのことは以前ニュースで見て、面白そうと思っていたのだけど、
今年の里帰り中は、24時間テレビチャリティーシャツの大野クンとのコラボがちょうど話題になっていて、
是非生の作品を見てみたいと思っていたのだ。
「水玉のポップアート」くらいの知識しかなくて、画集か水玉グッズを買えたらいいなと思っていた。
結論から言うと、すっごく見応えがあって、消耗して、疲れた。
水玉や網目模様は、ポップというには重かった。
もしかしたらそれは、彼女が幻覚や幻聴に悩まされ、それから逃れるために描き続けた、
という説明を読んだからそう感じたのかもしれない。
「この人はどんな幻覚から逃れようとしていたのか、何と戦っていたのか?」
という疑問がずっと頭の中で回っていた。
でも、素人の私にも、この人はただ者じゃないとわからせる迫力があった。
結局、画集もグッズも何も買わずに帰ってきてしまった。
この展覧会は、「わたし超スキッ!!草間彌生―世界を感動させた自己愛―」。
日本を代表する現代美術アーティスト、草間彌生の人生と作家としての軌跡を、
草間の生きた時代背景と共に再現する企画。
初期の制作から不遇の時代、世界的アーティストとして認知されて以降の作品までを4部構成で紹介。
あるアート通の方のブログには、
「最初期の作品から最近までを網羅した、期待をはるかに上回る質の高い展覧会」とあった。
私は美術館はたいてい、さーっと最後まで流して、気に入った作品に戻ってじっくり見るのだけど、
今回あまりに久しぶりの美術館だったせいか、なんだかすごく丁寧に最初から見てしまった。
そのせいか、不遇の時代の作品がものすごく暗く重いのに、すっかり消耗してしまった。
ヴェネツィア以降再評価されてからの作品、
つまり草間彌生として一般的に知られている作風の第4部までたどり着いた時には、
なんか突き抜けた印象を受けたものの、ぐったり疲れてしまっていて、しっかり見られなかった。
有名なかぼちゃ(PUMPKIN PUMPKIN)も、撮影可だったらしいのだけど、それを見落として写真なし。
もう一度あの場に戻れるなら、第4部をじっくり見たい。
一番印象に残った作品は、「銀河(レペティティブ・ビジョン)」
普通銀河と言えば濃紺っぽい色でしょう。
それが、赤の地に無数の白い輪(塗りつぶされた白丸ではなく輪郭が白い輪…白丸もあったかな?)
で表現されている。
その輪の数が半端じゃない。まさにレペティティブ(繰り返しの、単調に反復する)!
よく描いたなあと思う。
「銀河だ・・・」と思った。
撮影可だった「自己消滅」。
併設のイタリアン・レストランも素敵。
ランチコースのデザートは、草間さんのかぼちゃだったみたい。
逃して残念。
こうして充実の軽井沢の一日を過ごし、再び路線バスにて北軽に戻ったのでした。
三連休の土曜の昼過ぎ、道が混み出すかもと思い、
中軽井沢駅までのシャトルに乗り、しなの鉄道で軽井沢駅まで。
駅から徒歩で軽井沢ニューアートミュージアムへ。
草間彌生さんのことは以前ニュースで見て、面白そうと思っていたのだけど、
今年の里帰り中は、24時間テレビチャリティーシャツの大野クンとのコラボがちょうど話題になっていて、
是非生の作品を見てみたいと思っていたのだ。
「水玉のポップアート」くらいの知識しかなくて、画集か水玉グッズを買えたらいいなと思っていた。
結論から言うと、すっごく見応えがあって、消耗して、疲れた。
水玉や網目模様は、ポップというには重かった。
もしかしたらそれは、彼女が幻覚や幻聴に悩まされ、それから逃れるために描き続けた、
という説明を読んだからそう感じたのかもしれない。
「この人はどんな幻覚から逃れようとしていたのか、何と戦っていたのか?」
という疑問がずっと頭の中で回っていた。
でも、素人の私にも、この人はただ者じゃないとわからせる迫力があった。
結局、画集もグッズも何も買わずに帰ってきてしまった。
この展覧会は、「わたし超スキッ!!草間彌生―世界を感動させた自己愛―」。
日本を代表する現代美術アーティスト、草間彌生の人生と作家としての軌跡を、
草間の生きた時代背景と共に再現する企画。
初期の制作から不遇の時代、世界的アーティストとして認知されて以降の作品までを4部構成で紹介。
あるアート通の方のブログには、
「最初期の作品から最近までを網羅した、期待をはるかに上回る質の高い展覧会」とあった。
私は美術館はたいてい、さーっと最後まで流して、気に入った作品に戻ってじっくり見るのだけど、
今回あまりに久しぶりの美術館だったせいか、なんだかすごく丁寧に最初から見てしまった。
そのせいか、不遇の時代の作品がものすごく暗く重いのに、すっかり消耗してしまった。
ヴェネツィア以降再評価されてからの作品、
つまり草間彌生として一般的に知られている作風の第4部までたどり着いた時には、
なんか突き抜けた印象を受けたものの、ぐったり疲れてしまっていて、しっかり見られなかった。
有名なかぼちゃ(PUMPKIN PUMPKIN)も、撮影可だったらしいのだけど、それを見落として写真なし。
もう一度あの場に戻れるなら、第4部をじっくり見たい。
一番印象に残った作品は、「銀河(レペティティブ・ビジョン)」
普通銀河と言えば濃紺っぽい色でしょう。
それが、赤の地に無数の白い輪(塗りつぶされた白丸ではなく輪郭が白い輪…白丸もあったかな?)
で表現されている。
その輪の数が半端じゃない。まさにレペティティブ(繰り返しの、単調に反復する)!
よく描いたなあと思う。
「銀河だ・・・」と思った。
撮影可だった「自己消滅」。
併設のイタリアン・レストランも素敵。
ランチコースのデザートは、草間さんのかぼちゃだったみたい。
逃して残念。
こうして充実の軽井沢の一日を過ごし、再び路線バスにて北軽に戻ったのでした。