暖かかった１月

今日で１月も終わり。
１月は半ばからずっと暖かかったのだが、昨日辺りから気温が下がってきてようやく冬らしくなった。
アメリカの東部や中部の寒波がニュースになっていたから、アラスカはさぞかし寒かろう、
と日本からはメールや手紙で心配されていたのだけど、
実際はその逆！
地軸がずれたんじゃないかと思えるほど、他の州よりアラスカの気温が高い日もあった。
気温が０℃以上の日が１５日以上続き、これは観測史上４番目に暖かい１月だとのこと。
（４番目というのが微妙なんだけど、少なくとも私がアラスカに来てからは１番だ。）
先日は運転中、緑色の芝生が見えて目を疑った。
緑なんて普通５月まで出てこないのに！

ただ、夜は０℃以下に下がるので、氷は簡単に解けない。
歩道や駐車場のコンディションは最悪だ。
これは先週の木曜日。
滑って転んだらびしょ濡れになってしまう！！！




そんな訳で、BOGSが大活躍。
マイナス３０℃まで大丈夫な防寒と、履くのが簡単だからという理由で買ったのだけど、
“完全防水”な点が一番役立った。
水たまりの中もジャブジャブ行ける。
あ～、買っといてよかった～！




２月はどんな天気になるのかな。
願わくは、もう少し雪が欲しいところ。
（ほじゃるの足が大きくなってクロカンの靴が履けなくなってしまう～。）

電線に靴？

これはいったい何？




いや、靴、ブーツだということはわかります。
でも、いったい誰が何のためにこんなことするの？




こういう景色、何度か見たなあ。
フェアバンクスでもあったかも。

そういえば、去年の春先の吟行で行った公園でもいくつか見た。










靴をひっかけた後は、どうするんだろう？？？
裸足？まさか別の靴を用意している？

これは何か意味があるのだろうか？
トラディションとか、おまじないとか・・・。
最初見たときは、酔っぱらいの悪ふざけくらいにしか思わなかったのだけど、
こんなにたくさん見ると、何か意味があるとしか思えない！
気になる～！どなたかご存知でしたら教えてください！！！



と、ここまで書いて、そうだ、アップする前に自分で調べてみようと思ったら、
あるある、結構画像も、疑問に思っている人たちもたくさんいることがわかった。
アメリカ全体とカナダで見られるらしい。
一説には、ドラックの取引が行われた場所だとか（ありえるかも！確かに怪しい地域でよく見た！）、
ギャングの縄張りの境界だとか（じゃ、なんで公園の中？）、
いじめだとか・・・、
諸説あって、真相はよくわからない。
けど、まっ、どうでもいいや、という気分になりました。。。

今朝の空

今朝９：２０頃の空。ちなみに日の出は９：４６。










きれい…なんだけど、なんかちょっと・・・
（と濁してしまった。言霊の力を思って言いたくない感じ。）



最近お天気が変だ。
先週は雨が降っていた。
真冬のアラスカで雨！
フリージングレインの予報をはるかに超えプラス６、７℃にまでなった。
本当にただの雨だ。
道路がツルツルにならなかったのはよかったけど、スケートにもスキーにも行けない。
だからと言って、このまま春になるとも思えないし…。
アラスカより他州の方が寒いことも結構ある。


冬は冬らしく、夏は夏らしくあってほしい！！！！

スロークッカー

以前、シャトルシェフという保温調理鍋を愛用していた。
これは火にかけられる内鍋と、魔法瓶の役割をする外鍋の二重構造になっていて、
ある程度火を通した料理を内鍋ごと外鍋に入れておけば、
後は自然にことこと煮込んでくれるというもの。
出かける前にセットしておけば、帰ってくる頃にはカレーでもシチューでも程よく出来上がっていて、
かなり重宝していた。

ところが、ちょっとしたアクシデントでこれが使えなくなってしまった。
日本に帰る予定がしばらくなかったし、送ってもらうには値段がかさむし・・・。



ということで、アメリカでポピュラーなスロークッカー、クロックポットを購入した。
こちらは陶製の内鍋と、電気が通る外鍋に分かれている。




写真に写し忘れたけれど、後ろに電気のコードがついていて、立派な電化製品である。
弱い熱で、名前のとおりゆっくりと気長に調理するもの。
熱はhightとlowに調整できる。

たいてい一家に一台くらいあり、レシピ本もたくさん出ているのだけど、
私自身は、例え微弱でも、電気をつけっ放しのまま外出したり、寝たりするのが、なんとなく性に合わず、
（貧乏性なんだか、心配性なんだか・・・）
今までカレーとおでんは作ったことがあるけれど、あまり活用しているとは言えなかった。


ところが、先日無性にお汁粉が食べたくなって、寝る前にクロックポットに材料をセットして寝た。
朝起きたら、もちろんお汁粉ができていたのだけど、それがすごくきれいにできていて美味しいの！
今まで圧力鍋で作っていたものよりも！
しかもめちゃくちゃ簡単！だって小豆と砂糖と塩と水を入れただけ。
これはもっと活用すべし！と目からうろこ的に思ったのだった。

特に、仕事のある日はくたくたになってしまうので、朝セットしてしまえば夕飯準備が楽になる！

ということで、最近作ったのは、プルドポーク。
写真は撮り忘れ。レシピを適当に選んだけど、今一つ。
今度は超美味しかったanさん（acupofteaさん）レシピで試してみよう。

これは身欠きにしんと大根の煮物。
冷凍庫の奥でカピカピになりかけた身欠きにしんもこれで復活。
大根によ～く味がしみ込んで美味しかった！




そのほか、チキンのトマト煮やブラックビーンズスープなど試す予定。


ところで、料理のセンスがあまりない私は、適当にアレンジすると失敗する確率が高い。
これは美味しい！というスロークッカーレシピ、ご存知でしたら教えてね！

スケートな日々

年が明けて、元旦はのんびり過ごしたのだが、翌日からはスケート三昧。
２日、３日はダイモンドセンターへ。

４日は、現地校より一足早く新学期スタートの補習校の後、
Hちゃんと図書館裏のCuddy Family Parkでスケート。
この冬初の屋外スケートだ！




親たちを置いてす～いすいと勢いよく滑っていたのが、そのうち座ってあちこちに何か書き始めた。




補習校の後なので、ひらがなやカタカナ、覚えたての漢字もちらほら。感心、感心♪




う～ん、いいね！行きたい～い！ところが、その次に・・・、





ええ～っ、ハワイ行きの金策ですか～？！
Hちゃん、面白すぎ。




翌日は、ウエストチェスターラグーンへ。
氷の上にドラム缶のたき火やベンチも出てる。




湖の上！左の木のあるところは島。
転ぶのを恐れて慎重な母は、もうほじゃるのスピードについて行けず・・・。
ああ、でもとっても気持ちいいし、なんか楽し～！




実は、ほじゃる、去年の２月からスケートを習い始めた。
冬が長いから、スケートやスキーができた方が楽しいなと思ったから。
親には教えるほどの技術ないので、スケート教室に入れた。
週１回３０分のレッスンで、それなりに上達していくのだけど、
だんだんレベルが上がりレッスン内容に本人がついていっていないようだった。
やはりレッスン以外にも、自分自身で練習しないことにはなかなか上達しない。

加えて、秋に知り合った子が、遅く始めたにも関わらず、どんどんうまくなっていく。
彼女はスケートにまさにはまったようで、レッスン日以外にも長時間滑っていたようだ。
それを見て、もっと練習させなきゃ、とか変に焦った気持ちになっていたのだけど・・・


この数日一緒に滑っていたら、
それまでいくら練習するように言ってもやらなかった、苦手なことをするようになり、
コツがつかめると楽しくてもっとしたくなったようだ。
そして外でのスケート！
この楽しさを味わうために始めたんだ！と私自身初心を思い出した。



夕陽に染まったチュガッチ山脈。
きれいです。