話はまたまた遡り、夏休み前のこと。
以前ほじゃるが授業で作った脳の立体マップを紹介したが、
そのクラスで次に勉強したのが古代エジプト。
本物のパピルスに象形文字で自分の名前を書いたり、
教室ではチキン丸ごとを使ってミイラを作る実験もしたようだ。
ミイラが完成すると、埋葬する前に「口を開ける儀式」をするらしい。
あの世での生活の準備なんだそうだ。
それに合わせて、ちょうど学年末でもあるので、古代エジプト料理をみんなで作って食べることになった。
先生から、材料を分担して子供に持たせて欲しい、とのメール。材料は、
キュウリ、玉ねぎ、レモン、デイツ、イチジク、ザクロ、スイカ、ひよこ豆缶詰、ピタパン。
もし希望があれば、エジプトに関係する食べ物を持ってきてもいいとのこと。
そのメールを読んですぐ、よしレモンにしよう!と決めたのだけど、
一番簡単なものを一番先に取るのもなんだしなあ、と余計なことを考えてしまった。
結局ぐずぐずしている間にすべてサインナップされてしまい、
先生に連絡したところ、ではエジプトっぽいものを・・ということになってしまった。
あー、あほだなあ・・・。
エジプト料理って一体?しかも古代って・・・
しかしまあ、ネットでいろいろ調べてみると、大体何でも分かるものですな。
(ネットのある時代でよかった・・・。)
エジプトではイスラム教が入ってきて以来、食生活はじめ生活習慣が劇的に変わったのだが、
農民の食生活は古代のそれに近いものが残っていると言われているそうだ。
古代から食べられているエジプト料理の一つが、モロヘイヤのスープ(*)。
これだ!
これにしよう、と決めたのはいいのだけど、あれ?モロヘイヤって売ってたっけ?
そもそもモロヘイヤって英語?
モロヘイヤの和名はシマツナソ、英語名は nalta jute。
モロヘイヤはアラビア語ムルキーヤのエジプト方言で、日本に普及させる当たって採用されたのだとか。
jute・・・。
あんまり聞いたことも、見た覚えもないなあ。
ありそうなお店を数件探したけれど見つからず。
唯一、サガヤで Jute Leaves というフィリピン産の冷凍を見つけたけど、これでいいのかな???
学校で他の子供も食べるものなので、あまり馴染みのないものは辞めといた方がいいかも、
ということで、さんざん苦労した挙句、モロヘイヤスープは断念。
次に考えたのがそら豆。
豆はファラオの食卓にも出たが、多くの貧しい人々のタンパク源として貴重だったそうだ。
ひよこ豆、エンドウ、イナゴ豆、レンズ豆などなど種類も豊富で、
特にそら豆は好まれ多く消費されていたらしい。
現代の代表的なエジプトのそら豆料理は、ターメイヤとフール・ミダンミス。
ターメイヤは、つぶしたそら豆にパセリと香辛料を混ぜてゴマをつけて揚げたコロッケみたいのもの。
フール・ミダンミスは、そら豆を煮て、オリーブ油とレモンをかけてつぶして食べるもの。
ということで、ターメイヤ作りました。
そら豆は、サガヤの冷凍を使って。
これ、とっても美味しかった!
ターメイヤは、エジプト版ファラフェルとも呼ばれている。
ファラフェルはひよこ豆のコロッケで、中東各地で食されている。
アメリカでも流通していて、スーパーにファラフェルの元が売っていたり、
うちに近所にはファラフェル・キングってお店もあるし。
似ているけれど、ターメイヤは中が鮮やかな緑できれい!
学校では、子供たちより先生に好評。(クミン効いているしね。)
その後の、友人との中近東ナイトでも作ったりして、
苦労したけど、終わりよければすべてよし、という感じです。
あ、ほじゃるは何か学んだんだろうか???
(*)モロヘイヤは、古代においては王家の者以外食べるのを禁じられていた(らしい)。
以前ほじゃるが授業で作った脳の立体マップを紹介したが、
そのクラスで次に勉強したのが古代エジプト。
本物のパピルスに象形文字で自分の名前を書いたり、
教室ではチキン丸ごとを使ってミイラを作る実験もしたようだ。
ミイラが完成すると、埋葬する前に「口を開ける儀式」をするらしい。
あの世での生活の準備なんだそうだ。
それに合わせて、ちょうど学年末でもあるので、古代エジプト料理をみんなで作って食べることになった。
先生から、材料を分担して子供に持たせて欲しい、とのメール。材料は、
キュウリ、玉ねぎ、レモン、デイツ、イチジク、ザクロ、スイカ、ひよこ豆缶詰、ピタパン。
もし希望があれば、エジプトに関係する食べ物を持ってきてもいいとのこと。
そのメールを読んですぐ、よしレモンにしよう!と決めたのだけど、
一番簡単なものを一番先に取るのもなんだしなあ、と余計なことを考えてしまった。
結局ぐずぐずしている間にすべてサインナップされてしまい、
先生に連絡したところ、ではエジプトっぽいものを・・ということになってしまった。
あー、あほだなあ・・・。
エジプト料理って一体?しかも古代って・・・
しかしまあ、ネットでいろいろ調べてみると、大体何でも分かるものですな。
(ネットのある時代でよかった・・・。)
エジプトではイスラム教が入ってきて以来、食生活はじめ生活習慣が劇的に変わったのだが、
農民の食生活は古代のそれに近いものが残っていると言われているそうだ。
古代から食べられているエジプト料理の一つが、モロヘイヤのスープ(*)。
これだ!
これにしよう、と決めたのはいいのだけど、あれ?モロヘイヤって売ってたっけ?
そもそもモロヘイヤって英語?
モロヘイヤの和名はシマツナソ、英語名は nalta jute。
モロヘイヤはアラビア語ムルキーヤのエジプト方言で、日本に普及させる当たって採用されたのだとか。
jute・・・。
あんまり聞いたことも、見た覚えもないなあ。
ありそうなお店を数件探したけれど見つからず。
唯一、サガヤで Jute Leaves というフィリピン産の冷凍を見つけたけど、これでいいのかな???
学校で他の子供も食べるものなので、あまり馴染みのないものは辞めといた方がいいかも、
ということで、さんざん苦労した挙句、モロヘイヤスープは断念。
次に考えたのがそら豆。
豆はファラオの食卓にも出たが、多くの貧しい人々のタンパク源として貴重だったそうだ。
ひよこ豆、エンドウ、イナゴ豆、レンズ豆などなど種類も豊富で、
特にそら豆は好まれ多く消費されていたらしい。
現代の代表的なエジプトのそら豆料理は、ターメイヤとフール・ミダンミス。
ターメイヤは、つぶしたそら豆にパセリと香辛料を混ぜてゴマをつけて揚げたコロッケみたいのもの。
フール・ミダンミスは、そら豆を煮て、オリーブ油とレモンをかけてつぶして食べるもの。
ということで、ターメイヤ作りました。
そら豆は、サガヤの冷凍を使って。
これ、とっても美味しかった!
ターメイヤは、エジプト版ファラフェルとも呼ばれている。
ファラフェルはひよこ豆のコロッケで、中東各地で食されている。
アメリカでも流通していて、スーパーにファラフェルの元が売っていたり、
うちに近所にはファラフェル・キングってお店もあるし。
似ているけれど、ターメイヤは中が鮮やかな緑できれい!
学校では、子供たちより先生に好評。(クミン効いているしね。)
その後の、友人との中近東ナイトでも作ったりして、
苦労したけど、終わりよければすべてよし、という感じです。
あ、ほじゃるは何か学んだんだろうか???
(*)モロヘイヤは、古代においては王家の者以外食べるのを禁じられていた(らしい)。