ほじゃる日記

アラスカ、アンカレッジでの日々の暮らしの記録。

里帰り2019秋 そうだ 京都、行こう③等持院とその周辺

2019年11月25日 | 日本里帰り
龍安寺の参拝が終わったのが3時半頃。
石庭を見ながらゆっくり座れたので、母も元気回復。
まだまだ歩けると言うので、等持院も行くことに。
きぬかけの路を渡っても、あれ、まだ龍安寺?




少し引いて見て。
この門と、さらに後ろに車が通ってるのがきぬかけの路。
どこまでがお寺の敷地なんだろう。




今回利用したガイドブックがこちら。
『片手で持って歩く地図 京都』(成美堂出版)



等持院と龍安寺を結ぶ散歩道を、本の通りに行くと住宅地の中。
近くに立命館大学があり、所によっては両側に大学の施設があって、
大学構内?と思える場所もあり。
で、気が付いたら等持院に横の方からひょっこり入れた。
えっ、等持院は立命館大学の敷地内なの?と混乱してしまった。

等持院は足利将軍の菩提寺。
現在は修理のため、書院と庭園の見学のみ。
足利の歴代将軍の像を見ることができないし、紅葉にも早かったせいか、
あんまり強い印象が残ってない。
足利尊氏のお墓もなんとなく通り過ぎちゃったし。




池にアメンボがいっぱい。




茶室の美しい佇まい。ザ・日本な感じ。




池の向こうにちょっと顔を出しているのは大学か。




お寺を出ると、日本映画の父「マキノ省三先生像」。
後ろが等持院墓地で、この方のお墓もあるそうだ。




さらに住宅地を抜けると、あれ、ここに山門?
この土地の入り組んだ感じ、
寺院も住宅も学校も共存しているようで興味深かった。




さて、この後は大失敗です。
今思うと等持院南町のバス停まで行って、
千本今出川の宿近くまでバスで行く、というのが正解だったかな。
だけど、北野白梅町方面に歩いてしまって、
ここまで来たらあとちょっとかも、と最後まで歩いてしまったのだ。
年の割に健脚な母もさすがに疲れて、5時前には宿に着いたのだけど、
部屋に入ったらすぐに布団を引いて寝てしまった。
このまま起き上がれなかったらどうしよう、とマジで心配してしまった。
ちなみに母の万歩計は1万7千歩以上。
う~、歩かせ過ぎてしまった…。

二条城のプロジェクションマッピングとかちらっと考えていたんだけど、
話になりません。


しかし、歩いたおかげで出会えた面白い光景もあった。
ものすごい数の自転車が通り過ぎていく。
みんな学生の様だ。(みんな立命館の子かな…。)
しかも数十メートルおきに警備員が立っている。
マラソン大会でもあるような感じだ。
おもわず一人の警備員のおじさんに、何か特別なことがあるのか、
聞いてしまった。
ところが、下校時間だから警備している、とのこと。
ほ~!確かにビュンビュン飛ばして続けざまに来る自転車は危ない。
でも、こんなに警備員を誰が雇ってるの?大学?市?ボランティア?
学生はみな同じ場所を目指しているの?特定の駅?などなど、
新たな疑問がどんどん浮かんできてしまう。
しかし、お仕事の邪魔になってもいけないから退散した。
(どなたかご存知の方いらしたら、教えてください!)




こんな素敵な風景にも出会えたり。




等持院ホームページ


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