どうなる今後の政局、いまだ持って人気のある小泉さんが現役時代に仕掛けた自民党解体時限爆弾が、年内に爆発しそうな雰囲気である。
おそらく年内解散、衆院選挙が行われるような雲行きである。今日のテレビで舛添さんが、振り子の原理で次は自民党へ流れが変わるとかおっしゃっておられたが、そのような単純な発想と反省のない姿勢を続けていると、衆院においても大敗は免れないような気がしてならない。
それこそ自民党は解党的打撃を受けること間違いないだろう。なぜか、トカゲの尻尾きりではないが、幹事長の辞任くらいでお茶を濁すような事態でないことを認識すべきなのではないだろうか。歴代の総理が、過半数割れを招いたときに即刻引責辞任してきた事実は、やはり党トップの責任が一番重いことを物語っているのだ。
今回、小泉さんが放った刺客により苦杯をなめた人も、民主党から復活してきたり、郵政反対により党を追われた連合体が、包囲網を張って切り返してきていることを見ると結構自民党は苦戦間違いないように思われる。まして、あの創価学会が後押しする公明党の人たちも今回議席を失ってしまった事実がある。おそらく学会も財政豊かになってきて、無理な勧誘をしていない様子であるので、学会員も減少傾向にあるのではないだろうか。そろそろ創価学会と公明党の関係も政教分離の観点から距離を置くべきときに来たのかもしれない。
いずれにしても政治の空白は避けるべきであるし、戦後レジームからの脱却などと大上段に構えることなく、日本流の民主主義をしっかり根付かせ、世界から評価されるような政治と社会システム創りにに邁進してもらいたいものだ。
これから求められるのは、政治屋でなく真の政治家が求められているのだ。
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