晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

生活保護受給者が増加している現実・・・そもそもの原因は?

2012-06-05 09:36:04 | 政治、経済
 連日報道された河本準一氏の母親の生活保護費需給問題、どこの誰が指したのかお気の毒というしかない。お笑い芸人という人気商売だけに今後の収入に影響が出ること間違いない。本人が言うとおり世間で言われる不正受給ではない。そういった意味では人身御供にさらされたようなもの、政治家も自ら反省してみてはどうだろうか。

 だいたい国民年金よりおおはばに多額の支給額を設定したのはどこの何党の時代なのか。これでは年金をまじめに払う気もし無くなるはずだ。確かに、生活保護が必要な親子も居るはずである。特に働きたくとも働けない母子家庭などその典型であるはずだ。そのような方たちへの支給には誰も文句はないだろう。

 だいたい日本の家族制度は、とっくに壊れてしまって居る。親はこの面倒を見るのは当たり前だが、子が親の面倒を見る習慣も道徳心もありやしない。そもそも健康保険の扶養家族の扱いの変化が根源的にあるような気がしてならない。親の年収がある一定水準以下であり、しかも同居していない限り扶養家族として認められないのだ。扶養家族イコール扶養義務を意味するはずである。各種健康保険組合の経営悪化からその扱いを厳格にしてきた歴史がある。

 生活保護費不正受給の問題、年間3万人を越える自殺者の問題、とまらないデフレの問題、東北地区の復興問題、フクシマ原発の廃棄処分問題、年金制度はどうなるのか、それより原発の再稼動の問題今の政局を見回しても誰も口にしていない。財政問題にしても自ら正すべきだろう。国会議員の定数削減問題、公務員の削減と給与の低減問題、スローガンは上がるのだが誰もまじめにやろうとしない。

 もうこんな国嫌だ。もうこんな制度嫌だ。もうこんな議員はクビだ。まったくやってられないのだ。


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