明日から連休だ。大型連休で9日間休む会社もあるようだが、私の職場は暦通り。それでも5連休は嬉しい。明日から実家に帰り、高校時代の友人に会ったり、昔お世話になった方に会う予定だ。長い休みを好きなように使えるなんて、今だからこそだ。会いたい人に、会える時間を作って会う、こんなことも今だからこそできることなのだ。
夫と生活していた頃の連休(それはゴールデンウィーク、お盆、年末年始なども含め)は恐怖の始まりだった。朝は夫より早く起き、夫の顔色を窺い怯えながら作る1日3回の食事。夫が「出かけるぞ」と言えば慌てて支度して外出し、夫が何も言わなければ家事をした後、気に障らないように自分の部屋にこもる。夫が何かに没入していたら(パソコン等)、テレビも見ることが出来ない。夫がテレビを付けるときは、あくまでも夫の好きな番組のみ。私はそれを上の空で見るふりをしているだけ。夫が音楽を聴けば大音響になるので、私は近所の目も気になり、また大きな音に神経もささくれ立ち、たまらない思いで自分の部屋にこもることになる。そして夫婦では特に用事がないのに、私が単独で遊びに行ったり、実家に帰ったりすることは許さない、というような無言の圧力をかける夫。
以前、職場の同僚が出産し、ある休日にお祝いにと職場の皆で訪問することになった。私は夫にもその旨を伝えたが、そんなことにすら疑いの目を向け、「へぇ~。誰と行くの?」「どうして皆で行かなくちゃいけないの?」と不機嫌に質問し、バス停までついてきた(監視のため)ことがあった。また、私がいとこと旅行をしたいと言ったときに「じゃあ俺の食事はどうなるんだ?」と鬼のような目で私を睨みつけたりしたこともあった。
そんなことが度々あると、もう夫を置いて、私だけが出かけるということができなくなった。休日といっても、夫にとって妻である私が単独の予定を立てて外出することは、自分を無視されるようなものだったのだ。そして私は夫の世話をするために家にいなければいけなかった。平日はまだ仕事のために家を出ることができる。しかし、休日は『恐怖の大王』が住まう家で1日中過ごさなければならないのだ。
楽しく家事が出来ればまだよい。家にいても、夫とあれこれおしゃべりしたり、リラックスして過ごせれば、まだ楽しい休日にもなるだろう。
しかし私と夫とは、既に気兼ねないおしゃべりは存在しなかった。夫は機嫌が良いと、自分の話したいことだけを長々と話したが、私の話はまったく鬱陶しいようだった。
私は夫に話しかけるとき、用心深く言葉を選んだ。こんな言葉を使って、こんな言い方ではどうだろうか、と。そして話しかけるタイミングを窺う。今話しかけたら嫌な顔をされるかもしれない。今はテレビに注意を向けているからだめだ(以前、テレビを見ながら話しかけたら『俺は今テレビを見ているんだ』と怖い顔で言われた)。コマーシャルになった。今だったら大丈夫だろうか?…そして恐る恐る(でも明るく振る舞い)話しかける。それで夫がさらっと返事をしてくれたらラッキーで、3回のうち2回は「はぁ?」「いったい何が言いたいの?」「おまえの話す日本語は意味がわからないんだよ」と冷たい目で突き放される。
ああ、やっぱり話しかけるんじゃなかった。もう必要最低限の用事だけ伝えることにしよう。それにしてもどうして夫婦でささいな話しをするにも、こんなにびくつかなければならないのだろう…。重い気持ちで口をつぐむ私。
連休はこんなことの繰り返しだった。
私は何でもない、普通のおしゃべりに飢えていた。何気ない、日常のありふれた会話。それは例えばこんな会話だった。「今日は急に暑くなったね~。このまま夏になっちゃうのかな?」「昨日はね、職場の同僚が時間ぎりぎりで出勤してきたんだけど、なんと朝起きてから10分間で身支度して家を出たらしいわ~。すごいスピードだね」「昨日テレビで面白いこと言ってたんだけどね…」
こんなことが普通に話せない夫婦って何なんだ?こんなどうってことない一言を言うのに、夫の顔色やタイミングやご機嫌を窺う私って何なんだ?
私は本当に寂しかった。心底寒気がしたものだった。
もうそんなことを気にしなければならない人はいない。私は自分の好きな人と会って、しゃべりたいことをしゃべって、お互いに会話を楽しんで、お互いの存在を喜ぶことができる。
もう私を縛る人は家の中にいない。私に圧力をかける人は家の中にいない。
私は今、家の中で心からリラックスしている。
では、明日からしばらくお出かけしてきま~す
夫と生活していた頃の連休(それはゴールデンウィーク、お盆、年末年始なども含め)は恐怖の始まりだった。朝は夫より早く起き、夫の顔色を窺い怯えながら作る1日3回の食事。夫が「出かけるぞ」と言えば慌てて支度して外出し、夫が何も言わなければ家事をした後、気に障らないように自分の部屋にこもる。夫が何かに没入していたら(パソコン等)、テレビも見ることが出来ない。夫がテレビを付けるときは、あくまでも夫の好きな番組のみ。私はそれを上の空で見るふりをしているだけ。夫が音楽を聴けば大音響になるので、私は近所の目も気になり、また大きな音に神経もささくれ立ち、たまらない思いで自分の部屋にこもることになる。そして夫婦では特に用事がないのに、私が単独で遊びに行ったり、実家に帰ったりすることは許さない、というような無言の圧力をかける夫。
以前、職場の同僚が出産し、ある休日にお祝いにと職場の皆で訪問することになった。私は夫にもその旨を伝えたが、そんなことにすら疑いの目を向け、「へぇ~。誰と行くの?」「どうして皆で行かなくちゃいけないの?」と不機嫌に質問し、バス停までついてきた(監視のため)ことがあった。また、私がいとこと旅行をしたいと言ったときに「じゃあ俺の食事はどうなるんだ?」と鬼のような目で私を睨みつけたりしたこともあった。
そんなことが度々あると、もう夫を置いて、私だけが出かけるということができなくなった。休日といっても、夫にとって妻である私が単独の予定を立てて外出することは、自分を無視されるようなものだったのだ。そして私は夫の世話をするために家にいなければいけなかった。平日はまだ仕事のために家を出ることができる。しかし、休日は『恐怖の大王』が住まう家で1日中過ごさなければならないのだ。
楽しく家事が出来ればまだよい。家にいても、夫とあれこれおしゃべりしたり、リラックスして過ごせれば、まだ楽しい休日にもなるだろう。
しかし私と夫とは、既に気兼ねないおしゃべりは存在しなかった。夫は機嫌が良いと、自分の話したいことだけを長々と話したが、私の話はまったく鬱陶しいようだった。
私は夫に話しかけるとき、用心深く言葉を選んだ。こんな言葉を使って、こんな言い方ではどうだろうか、と。そして話しかけるタイミングを窺う。今話しかけたら嫌な顔をされるかもしれない。今はテレビに注意を向けているからだめだ(以前、テレビを見ながら話しかけたら『俺は今テレビを見ているんだ』と怖い顔で言われた)。コマーシャルになった。今だったら大丈夫だろうか?…そして恐る恐る(でも明るく振る舞い)話しかける。それで夫がさらっと返事をしてくれたらラッキーで、3回のうち2回は「はぁ?」「いったい何が言いたいの?」「おまえの話す日本語は意味がわからないんだよ」と冷たい目で突き放される。
ああ、やっぱり話しかけるんじゃなかった。もう必要最低限の用事だけ伝えることにしよう。それにしてもどうして夫婦でささいな話しをするにも、こんなにびくつかなければならないのだろう…。重い気持ちで口をつぐむ私。
連休はこんなことの繰り返しだった。
私は何でもない、普通のおしゃべりに飢えていた。何気ない、日常のありふれた会話。それは例えばこんな会話だった。「今日は急に暑くなったね~。このまま夏になっちゃうのかな?」「昨日はね、職場の同僚が時間ぎりぎりで出勤してきたんだけど、なんと朝起きてから10分間で身支度して家を出たらしいわ~。すごいスピードだね」「昨日テレビで面白いこと言ってたんだけどね…」
こんなことが普通に話せない夫婦って何なんだ?こんなどうってことない一言を言うのに、夫の顔色やタイミングやご機嫌を窺う私って何なんだ?
私は本当に寂しかった。心底寒気がしたものだった。
もうそんなことを気にしなければならない人はいない。私は自分の好きな人と会って、しゃべりたいことをしゃべって、お互いに会話を楽しんで、お互いの存在を喜ぶことができる。
もう私を縛る人は家の中にいない。私に圧力をかける人は家の中にいない。
私は今、家の中で心からリラックスしている。
では、明日からしばらくお出かけしてきま~す
結婚していた時には考えられない事です。
結婚していた時は、休み前になると体調を崩したりしていました。
(そして、休み明けになると治る)
今は、大切な休息時間を自分の為に使える喜びを、思う存分味わっています(^^)
お互いホンマに良かったね~
ウメさん、思う存分遊んできてくださいね!
いってらっしゃ~い
そして今年は息子と二人で北海道の友人宅に今日から遊びに行きます。
行くと決まった日から毎日ワクワクして指折り数え、子供みたいにはしゃいでいますが、モラと一緒の時は旅行が憂鬱でたまらず、近付くにつれて胃が痛くなる思いでした。
旅行なんて気疲れするだけでうんざりでしたけど、今、心から旅行を楽しめるようになって本当に良かったなと思います。
先日のお友達との再会の話も、今回の連休のすごしかたも、ウメさんがのびのびと羽根を伸ばしている様子が目に浮かぶようで、こちらまでうれしくなります。
あ、わたしのほうも大丈夫。夫とはなるべくかかわらないようにしていますから。もちろん、顔色を窺うことはとっくにやめています。この悟り(?)の境地に達するまでは、いろいろと大変でしたけどね。
さあ、そろそろ仕事にもどらなくちゃ。大好きな仕事なので、苦になりません。
この場をお借りして、宇砂子さんもにゃりんたさんも、どうぞよい休日を!
マーチさんはお休みではなく、お仕事なのですね。
大好きなお仕事、頑張ってくださいね~
ウメさん、ちょっと場をお借りしました~♪
賃料は、いつお支払いしましょ?(笑)
「うんうん」と相槌が打てる会話・・
「なんでだろー?なんでうちのところはできないんだろう?」って思って悩んで・・
「もう今はそんなのいらないから、早くどっかへ行ってよ~。貴方が出て行かないなら私が出て行く!」って早く言いたい!
ウメさんごめんなさい。この場をお借りしてグチってしまいました。
ご実家で、ゆっくりとのんびりと・・行ってらっしゃーい
もう一回お借りしますね。
マーチさんお元気ですか。
お仕事楽しそうでよかった。
頑張って下さいね。
このところ、夫の過去のモラハラ行為をメモしたりもしています。将来、何かの役に立つかもしれないから、忘れないうちに、と思ったのだけれど、ずいぶん忘れていますね~(笑)。せっせと掘り起こしていますが、あまり楽しい作業ではありません。
そのせいもあって、最近は同盟の板を読むのがつらくて、書き込めずにいます。そのうちまた書き込めるようになったら、同盟でお会いしましょう。
ウメさん、ごめんなさい。またこの場をお借りしてしまいました。連休の楽しい土産話があったら、ぜひ教えてくださいね
私も陳述書を書いているうちに辛くなって、
いま少し止まっています。
あせらずに、亀の歩みでいいから確実に・・。
頑張りましょうね。
お土産話まってまぁ~~~~す。
何やらなつかしいお友達とお会いするとか、
楽しそうな予感。
高校時代のお友達に会ったりするとものすごぉく
若返っちゃたりするんじゃないですか?
で、ウメさんセ-ラ-服?
で、ウメさんの時代はもうスカ-ト短かった?
親父だ・・・・わたし。
休みの日を楽しめるのは
ひとりになってこそですよね~!
モラ夫がいると休みが恐怖でしたもん~。
ぜんっぜんココロ休めなかった…。
お互い、自分の時間を大切にできるようになって
ほんとうによかったね~☆
この連休はとっても楽しめました
宇砂子さんも、ゆっくりできましたか?
いつもありがとう~
それといつでもここに来てくださる方達と
自由に語らってくださいませ~(^^)/
ウメより
息子さんとの北海道旅行、いかがでしたか?
きっとおいしい食べ物をたくさん食べて
楽しい時間をお過ごしできたのではと思います(^^)
私も夫との旅行は楽しむどころか疲れるばかりでした。
でも、今は違います。
にゃりんたさんも、旅行を楽しむことができ
本当によかったですね!
きっと息子さんも楽しい思い出が
たくさんできたことでしょうね。
私もこの連休でエネルギーを補給でき、
また明日からもがんばれそうです。
ウメより