連休が終わり、目覚めた朝。そうだ、今日から仕事なんだと自分にハッパをかける。ちょっと下界に戻ってきた気分だ。
外を歩くと、空が青くて緑が輝いている。街路樹のハナミズキが満開だ。もう初夏なんだな~。早いな。暑いなぁ…。
連休では実家に帰り、昔からの友人に会ってきた。なかなか会えないが、ひとたび会うと今までの距離と時間を一気にすっ飛ばして、心おきなく遊べる友人だ。その日は友人との時間を過ごすため、新緑溢れいろいろな花々の咲く大きな公園に行った。もちろんデパ地下でおいしいお総菜を山のように買い込み、ビールやワインも持って!
周囲には家族連れやカップルもお弁当を広げている。私達は優しい木洩れ日の下でおいしいランチをゆっくり楽しんだ。この友人は二児の母で、普段賑やかで忙しい生活を送っている。この日友人の夫は「たまにしか会えないんだからゆっくりしておいで」と、小さい子ども達を連れて遊びに行ってくれたそうだ。素晴らしい夫!!どうして私には…なんてこんなこと考えるのはやめよう(^^;)。とにかく、その友人とアホな冗談を言っては笑い、人生について語り、他の友人達の噂話をしては皆の近況に驚いたり笑ったり。そのまま夜の二次会にも突入して存分に語り合った。
別の日には、これまた12年振りの再会が叶った懐かしい人との時間を堪能できた。
実家では両親、そして兄弟が夫婦で来てこれまた賑やかな夕食となった。食卓を囲んで食べながらのおしゃべり。昔話や近頃のニュース、父親のうんちく、母親の健康談議…楽しい時間だった。
実はこうして家族で楽しくおしゃべりできるようになったのも、ここ数年のことなのだ。私は母親との葛藤で随分苦しい思いを抱えてきた。過干渉な母親。そしてかまわれたがりの母親。私はいつも母の話の聞き役だった。自分の話を母親にしようとしても、すぐ母親の持論に遮られ、沈黙することが多かった。そして私はイライラすると母親に攻撃的な態度をとった。そんな私に対して母親は、屁理屈ばかり言い、すぐに噛みつく扱いにくい小難しい娘、と思っていたようだ。私は母親に侵入させまいといつも身構え、距離を保つことに躍起だった。
これもお互い年をとったということなのだろうか。。。
懐かしい人たちとの再会、いつになく賑やかな家族の風景。夫と生活していた頃には、長い間感じることができなかった嬉しい幸せな気持ち。ごく普通の、たわいないおしゃべりができる楽しさ。
そして夜も更け、布団の中に入ったとき、突然意識に入り込む不安…
…ここのところ、いいことがありすぎる。久し振りすぎる再会、昔はありえなかった家族の団らん。このまま、こんないいことばかり続くことなんてことはないだろう。もしかしたら、もうすぐ私は死ぬのかもしれない…(大袈裟な奴ですね。。。)
私は決して不幸になりたがっているわけではないのだ。それなのに、いいことがあるとどこかで湧き起こる灰色の影。
私はいつもどこかで自分を抑えていた。いや、諫めていた。がっかりするのが嫌だからと、期待しないようにしていた。調子に乗るときっと失敗する、そう思いはしゃぎたい気持ちを抑えた。好きになった男性が親しげに近づいてくると、急に心が冷めて距離をとった。この人が私を好きになるはずがない、と思ってしまうのだ。
そして嫌なことや辛い出来事が生じると、「やっぱりあのときの罰が当たったんだ」「やっぱり、いいことばかり続くはずがない」と思ってしまう。
でもホントにそうなのか…?
いやいや、本当はわかっているんだ。私は自分なりに経験し、学んできたはずだ。人生いいこともあれば、嫌なこともある。苛酷なこともあるけど、それはどうしようもできない不可抗力の場合だって多い。耐えられないことに囚われたら、まずそこから離れればいい。とても受け入れられない現実があったら、手放せばいい。あるときの私は無力だ。そしてあるときの私はけっこう力がある。いろんなことがあって当たり前。嬉しいときは素直に喜び、しんどいときは素直に嘆けばいい。それはきっと罰なのではないのだから。不安を先取りするのはやめよう。がっかりしてもいいんだ。それからまた気を取り直せばいいんだ。
私は学んだはず。モラハラに遭って苦しかったけど、自分なりに情報を集め、本を読み、状況を把握し、判断し、決断し、行動できたんだ。そしてモラハラに遭った私を受け止め、力づけ、共感し、「モラ夫を選んだあなたが悪いのではない」という言葉をかけてくれた方々から学んだのだ。
私の人生を、誰に気兼ねすることなく、私なりに生きていいのだと。
さて、明日も初夏の光を浴びて歩こう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fine_face.gif)
外を歩くと、空が青くて緑が輝いている。街路樹のハナミズキが満開だ。もう初夏なんだな~。早いな。暑いなぁ…。
連休では実家に帰り、昔からの友人に会ってきた。なかなか会えないが、ひとたび会うと今までの距離と時間を一気にすっ飛ばして、心おきなく遊べる友人だ。その日は友人との時間を過ごすため、新緑溢れいろいろな花々の咲く大きな公園に行った。もちろんデパ地下でおいしいお総菜を山のように買い込み、ビールやワインも持って!
周囲には家族連れやカップルもお弁当を広げている。私達は優しい木洩れ日の下でおいしいランチをゆっくり楽しんだ。この友人は二児の母で、普段賑やかで忙しい生活を送っている。この日友人の夫は「たまにしか会えないんだからゆっくりしておいで」と、小さい子ども達を連れて遊びに行ってくれたそうだ。素晴らしい夫!!どうして私には…なんてこんなこと考えるのはやめよう(^^;)。とにかく、その友人とアホな冗談を言っては笑い、人生について語り、他の友人達の噂話をしては皆の近況に驚いたり笑ったり。そのまま夜の二次会にも突入して存分に語り合った。
別の日には、これまた12年振りの再会が叶った懐かしい人との時間を堪能できた。
実家では両親、そして兄弟が夫婦で来てこれまた賑やかな夕食となった。食卓を囲んで食べながらのおしゃべり。昔話や近頃のニュース、父親のうんちく、母親の健康談議…楽しい時間だった。
実はこうして家族で楽しくおしゃべりできるようになったのも、ここ数年のことなのだ。私は母親との葛藤で随分苦しい思いを抱えてきた。過干渉な母親。そしてかまわれたがりの母親。私はいつも母の話の聞き役だった。自分の話を母親にしようとしても、すぐ母親の持論に遮られ、沈黙することが多かった。そして私はイライラすると母親に攻撃的な態度をとった。そんな私に対して母親は、屁理屈ばかり言い、すぐに噛みつく扱いにくい小難しい娘、と思っていたようだ。私は母親に侵入させまいといつも身構え、距離を保つことに躍起だった。
これもお互い年をとったということなのだろうか。。。
懐かしい人たちとの再会、いつになく賑やかな家族の風景。夫と生活していた頃には、長い間感じることができなかった嬉しい幸せな気持ち。ごく普通の、たわいないおしゃべりができる楽しさ。
そして夜も更け、布団の中に入ったとき、突然意識に入り込む不安…
…ここのところ、いいことがありすぎる。久し振りすぎる再会、昔はありえなかった家族の団らん。このまま、こんないいことばかり続くことなんてことはないだろう。もしかしたら、もうすぐ私は死ぬのかもしれない…(大袈裟な奴ですね。。。)
私は決して不幸になりたがっているわけではないのだ。それなのに、いいことがあるとどこかで湧き起こる灰色の影。
私はいつもどこかで自分を抑えていた。いや、諫めていた。がっかりするのが嫌だからと、期待しないようにしていた。調子に乗るときっと失敗する、そう思いはしゃぎたい気持ちを抑えた。好きになった男性が親しげに近づいてくると、急に心が冷めて距離をとった。この人が私を好きになるはずがない、と思ってしまうのだ。
そして嫌なことや辛い出来事が生じると、「やっぱりあのときの罰が当たったんだ」「やっぱり、いいことばかり続くはずがない」と思ってしまう。
でもホントにそうなのか…?
いやいや、本当はわかっているんだ。私は自分なりに経験し、学んできたはずだ。人生いいこともあれば、嫌なこともある。苛酷なこともあるけど、それはどうしようもできない不可抗力の場合だって多い。耐えられないことに囚われたら、まずそこから離れればいい。とても受け入れられない現実があったら、手放せばいい。あるときの私は無力だ。そしてあるときの私はけっこう力がある。いろんなことがあって当たり前。嬉しいときは素直に喜び、しんどいときは素直に嘆けばいい。それはきっと罰なのではないのだから。不安を先取りするのはやめよう。がっかりしてもいいんだ。それからまた気を取り直せばいいんだ。
私は学んだはず。モラハラに遭って苦しかったけど、自分なりに情報を集め、本を読み、状況を把握し、判断し、決断し、行動できたんだ。そしてモラハラに遭った私を受け止め、力づけ、共感し、「モラ夫を選んだあなたが悪いのではない」という言葉をかけてくれた方々から学んだのだ。
私の人生を、誰に気兼ねすることなく、私なりに生きていいのだと。
さて、明日も初夏の光を浴びて歩こう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fine_face.gif)
五月晴れの中、誰にも束縛されずにGWを思いっきり満喫出来て良かったですね。
>このまま、こんないいことばかり続くことなんてことはないだろう・・
いえいえ、これが当たり前の普通の事なんだから続いて当たり前。
私も含め、モラの被害にあった人間の悪い癖で、何かと先の不安を予想してしまうのですよね。でも考えても同じ。
何か行動を起こす時は考える必要があるけれど
日常の生活の中の楽しいひとコマは何も考えずにそのまま受け入れましょうよ。ね。
モラハラの被害でずいぶん苦しんだのだから、脱出したウメさんはいいことがたくさんあって当然。いや~、あれだけのマイナスを埋め合わせるには、もっとプラスがあってもいいはず。
過去のマイナスをチャラにするために、心おきなく現在のプラスを楽しんでくださいね。
9連休の間は子供の大会・練習、姑の宿泊、衣替え・・・。メシ・洗濯に追われる毎日でした。
イチバン大変だった夫の世話は「絶対に譲らない!」覚悟で臨んだので、今までの苦しさとはちょっと違うのが救いでした。「恐怖の大王」も相手が反応しないと、ただの中年オヤジ!
「予期不安」みたいなもの、ありますね~。
子供の頃から、はしゃいだり大声で笑ったりすると「調子に乗るな」と親から言われ続けてきました。
おおきな喜びの分、次は大きな不幸がやってくる。かららしい。
今は、みなさんが言われてるように「人生楽しまなくっちゃソンソン♪」と今までの分を取り返すべく元気に過してます。
なぜってもし当たってしまったらその代わりにすごーく恐ろしい事が起こるような気がして買えないんです
良い事が続くと悪いことが起きる
良い事が大きいほど大きい災難に襲われるに違いないと思ってしまうんです
この心理はいったいどこから来るんでしょうね
まだ起こる前の悪い事に飲み込まれてしまっては
どんなに幸せでも心安らげないですよね
起こった良い事は感謝して
起こった悪い事はその都度解決していけば何も
恐いことなんてないのかもしれませんね
ウメさんに気づかされました
ありがとう
そして、家族との団欒・・・実家暮らしの私には毎日そういった時間があります。それが何より嬉しく、かけがえのない時間です。
確かに幸せな時は続かないものなのかもしれません。
でも、ウメさんや私が感じている幸せは、普通の人にとっては当たり前のことなのかもしれないなと思います。
そんな普通のことですら最高の幸せとして感じてしまうということはそれだけ今までが悲惨だったのかなって思います。
私は今回の北海道旅行で、こころから幸せを感じ、自由な時間を満喫してきました。
多分一生忘れないくらいのいい思い出です。
これからもっともっといい思い出が出来ると信じています。
そうなんですよ。
私にしては珍しく?幸せなGWだったんです。
だからついつい、こんな事が続いて大丈夫か?
なんて思ってしまって。
でもこれも日常のありふれた一コマなのですよね。
それを素直に、もっと楽しめるようになりたいです。
わざわざ不安を作ったって何の意味もないですよね。
『今』をもっと楽しみます☆
ありがとうございました!
ウメより
マーチさんのコメントがなんだか腑に落ちました!
そうですね。
モラハラ被害に遭ったときは、ひたすらマイナスだったから
今度はプラスが続いても不思議じゃないのですね~(^^)
そうですか~。ちょっと嬉しい☆
そう思ったら、しばらくいいことが続くかな?
不安なんて感じている場合じゃないですね。
わぁ~、楽しみです♪
なんだか希望が湧いてきました。
マーチさん、ありがとうございます!
ウメより
あかねさんのGWは大忙しだったのですね~。
やはり家族がいると主婦は大変ですね!
そして夫さんにもしっかり主張されて…
つおい、あかねさん!
不安を先取りしてしまう時は
自分の思い込みの傾向を意識して、
それを訂正しつつ、今の楽しみを存分に味わいたいですね。
私もだいぶ元気になりましたよ~☆
ウメより
私も宝くじ買ったことないんですよ~。
まずひとつの理由は、自分が何の努力もしないのに
大金が舞い込んでくることが恐ろしい。
そしてもうひとつ、もし大金が当たったら、
そこで我が人生の全ての運を使い果たしてしまい、
その後は悪いことしか起こらない気がするんですよ。
そうなんです。
私もすごく幸せになったら、それに匹敵するような
不幸が来ても仕方がない、なんて思ってしまう。
不幸の到来を恐れてしまうのです。
でもね、あまりそんなこと考えても仕方がないと
少しずつ思うようになりました。
特にモラ夫と別居した後は、全てがありがたくて
些細なことが幸せで、この感覚が大事なのかなって。
別居したらそれも不幸だと思ったけれど
そうでもないなって、日々実感しています。
どうなるかもわからない将来を勝手に不安がるより、
『今』をしっかり見て生きていきたいと思うこの頃です。
あ、でもやっぱり宝くじは買わないと思います(笑)
ウメより
にゃりんたさんのブログをちょっと覗かせていただきました。
とっても楽しそうな北海道旅行だったのですね!
お子さんも、喜ばれたことと思います。
他の人にとって当たり前のことにも幸せを感じること…
私もそれは夫とのしんどい生活のせいだと思います。
ただ、些細なことにも幸せを感じることで、
ごく普通に続く生活のありがたみに感謝できるようになりました。
小さな事でもほっとしたり、心満たされたり。
それが、自分自身の人生を肯定していく力になるものと
信じています。
にゃりんたさんの明るく前向きな姿、いいですね~!
私もにゃりんたさんと一緒に、
これからたくさん、いい思い出を作っていきます☆
ウメより