雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

blues PEOPLE

2018-06-14 | 音楽

ちょっと頚椎の痛みがひどくなっているので、来月初旬に予定していた出張を代わってもらいました。

私が行ったほうが、前回のノウハウとかもあって良いんですが、あまり無理が効かないものでして・・・。 

 

代わってくれた分、後日私が他のエリアを対応することにしたのですが、実はソッチのほうが大変そう。

離島ですよ、離島。

どうやって行くんだろうか。

多分DASH島よりはマシだと思いますが・・・。

 

さてそんなこんなの今夜のジャズですが、久しぶりにローガン・リチャードソンのリーダー作『blues PEOPLE』がリリースされました。

 

 

ブルース・ピープル
ローガン・リチャードソン,ローガン・リチャードソン,ジャスタス・ウエスト,イゴール・オシポフ,ディアンドレ・マニング,ライアン・リー
ユニバーサル ミュージック

 

1.Blues People
2.Hidden Figures
3.80's CHILD
4.Country Boy
5.Underground
6.Black Brown & Yellow
7.Anthem (To Human Justice)
8.Hunter of Soul
9.Class Wars
10.The Settlement
11.Rebels Rise
12.With U
13.Urban Life
14.Pure Change

Logan Richardson (as)
Justus West (g, vo)
Igor Osypov (g)
DeAndre Manning (b)
Ryan Lee (ds)

 

リチャードソンが、ジャズ、ブルース、カントリーといった生まれ故郷であるカンザス・シティの音楽的環境を、現代ジャズとして表現した新作。

前作『Shift』とは全くメンバーが代わって、リチャードソンのオリジナリティがより強く反映されているのでしょう。

ツイン・ギターによる新グループのサウンドは、ブルースのイメージを大きく変え、むしろロックに近いとさえ思います。

そこには新しいサウンドの中に懐かしさを感じます。

3曲目とか特徴的ですね。

この曲の場合80年代のロックやポップが強く反映されてます。

どこかで聴いたようなフレーズもあったり。

 

前作はパット・メセニーやジェイソン・モランに遠慮していた、とは言いませんが、彼らのサポートで成り立っていた感がありましたが、本作で一皮向けたんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

そういえばフリージャズのClean Feedの新譜がゴソッと到着しました。

しばらくはフリージャズ詰めの日々になります。

 

 

ブログランキングならblogram  

ジャズ
記事一覧


人生で一番飛んだ打球

2018-06-13 | ソフトバンクホークス

以前交流戦6連勝いえーい!!なんて騒いでおりましたが、いつの間にか我がホークス連敗しているじゃないですか。

一喜一憂しないことが大事なのですが、やはり連敗は避けていただきたい。

 

本日の先発は攝津・・・・大丈夫かな。

柳田も足の調子が良くない。

今宮は登録抹消されてしまいました。

多少の怪我人ならホークスの重厚な戦力さえあればなんてことない、なんて高を括っていた(鷹だけに)のですが、ここまで来ると洒落じゃ済まない。

小粒どころでは、城所・川島・本多あたり、ある程度大きなものとなると西田・塚本あたりなのかな。

長谷川やミギータこと真砂はどうした?

今のうちに出てこないとチャンスなんてそうそうないぜ!!

 

というところで、まずは塚本が結果を出しました。

先制HR!!

 

 

 

でも攝津なんでちょっとしたことですぐ逆転されてしまう。

岡本にHR打たれましたよ。

 

まーた前夜に続いて打たれるのかなーと思っていたら、女房役の市川が本拠地初HR!!

 

 

 

彼も巨→ハムと渡り歩き、ホークスの保守不足で金銭トレードで来た選手。

巨人戦には人一倍思い入れもあったはず。

そんな市川が

「人生で一番飛んだ打球」

と絶賛する打球。

真ん中低めの144キロの直球を迷いなく振り抜くと、確信したようにバットを放り投げました。

左翼席中段への特大アーチ。


これってほんとに嬉しいでしょうね。

おれ、ここまで頑張ってるよ!!

って以前の仲間にアピールできる絶好の機会。

 

野球はロマンだよね。

 

市川や髙谷らは正直若いキャッチャーのバックアップに回る機会が多いと思うけど、決して腐らず頑張ってほしい。

絶対見てる人は見てる。

 

なんか今夜のホークスにはいいモノを見せてもらったなー。

プロ野球いいね!!

 

 

 

ブログランキングならblogram  

ジャズ
記事一覧


森田童子 死去

2018-06-12 | 音楽

今朝起きてニュースで森田童子が亡くなったことを知りました。

享年65歳。

4月24日に心不全で亡くなったとのこと。

やはり訃報が遅れてニュースになるのは森田童子らしいと思いました。

 

活躍していた時期は学園闘争の時期で、私が生まれたくらいの頃でしょうか。

なので、私が知ったのはTBSドラマ『高校教師』で。

 

高校教師 DVD BOX
野島伸司
TBS

 

ドラマ自体はほぼ観ていませんでしたが、主題歌だった「僕たちの失敗」は当時一人暮らしで色々と考え込んでいた私にすごくインパクトを与えました。

 

森田童子僕たちの失敗TBS系テレビドラマ「高校教師」主題歌。

 

偉そうに人並みに、人生観・死生観・存在意義だとかやたら夜な夜な考え込んだりしていた頃。

好きだった女性に振られて落ち込んだり。

子供から大人へと向かう頃。

ちょっとしたことで右往左往していました。

 

強面の外見とは真逆の、可愛らしくもあり、時に絶望的でもあるような歌声。

 

 

 

GOOD BYE グッドバイ
ユニバーサル ミュージック
ユニバーサル ミュージック

 

ぼくたちの失敗 森田童子ベストコレクション
ユニバーサル ミュージック
ユニバーサル ミュージック

 

森田童子-さよなら ぼくの ともだち

 

たとえばぼくが死んだら

 

私はリアルタイムで彼女を聴くことができませんでしたが、それが彼女を神聖化させました。

 

謹んでお悔やみ申し上げます。

 

 

ブログランキングならblogram  

ジャズ
記事一覧


NY Standard

2018-06-11 | 音楽

週明け早々首が痛くて病院行き。

お医者様からは

「ちょっと長引くかもね、2・3ヶ月くらい」

とのお言葉を頂戴しました。

いやぁ・・・厳しいですね。

低気圧なのが効いてるのかな、と思ったのですがお医者様曰く関係ないでしょ、とのこと。

やはりOPLL絡みとのこと。

痛み止め飲んでおきます・・・。

 

さてそんな私を癒やしてくれる今夜のジャズ。

アリ・ホーニングの新譜で『NY Standard』。

 

 

Ny Standard
Fresh Sound New Talent
Fresh Sound New Talent

 

1.Boplicity
2.Bessie's Blues
3.Stablemates
4.Someday My Prince Will Come
5.Pent Up House
6.In Walked Bud
7.Fee Fi Fo Fum
 
Ari Hoenig (ds)
Tivon Pennicott (ts:5-7)
Gilad Hekselman (g:1-3,5,6)
Tigran Hamasyan (p:2)
Shai Maestro (p:4,6)
Eden Ladin (p:3,5)
Orlando le Fleming (b)

 

新譜、と言っても前作『The Pauper & the Magician』と同じ時期(2015年)に録音されたものなので、メンバー的に見ても同時期にまとめて録音したものなんでしょうね。

 

The Pauper & the Magician
CD Baby
CD Baby

 

曲ごとにピアニストが3名(ティグラン・ハマシアン、シャイ・マエストロ、エデン・ラディン)代わります。

ハマシアンは1曲だけなのが惜しいですが、その曲中ではしっかり存在感ある演奏でした。

マエストロはホーニングとの組み合わせが非常に良いと私は思っていて、この二人が組むのであればその作品は買いに違いない、と思っています。

そしてここのところ私が紹介する盤によく登場するのですが、ギラッド・ヘクスマン。

彼のいい具合のサビ感ある演奏が全体の雰囲気を整えていますね。

もちろんリズムをリーダーのホーニングがしっかり取っているというのが前提なのでしょうけど。

 

曲はすべてカヴァー。

マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、ベニー・ゴルソン、フランク・チャーチル、ソニー・ロリンズ、セロニアス・モンク、ウェイン・ショーター。

まーこれだけスペシャルな方々のカヴァーをやったもんだ、と思うのですが、決して聴き飽きたものではなく、新しい独自のアレンジがかまされていて、

「ん?これその曲??」

と首を傾げてしまう(でも首が痛いので傾げない)曲も。

 

なんか良いメンバーだなぁーと一聴後思う次第です。

間違いないでしょ。

 

スタンダードって何故スタンダードになりうることができたのか、それは数多くの視聴者の心を捉えたからに他ならないのです。

なのであまりフリージャズとかは入らないのですが、刺激性とかよりも自分の中にあるこの曲がどのようにアレンジされるのかな、って楽しみですよね

 

Ari Hoenig Trio at Smalls Jazzclub - Boplicity

 

ヘクスマン最高ー!イエーイ!!。

美味しい和食店でしっかりしたコース料理を食べられたときの気持ち、って感じでいいっすか??

まあザックリ言えば「買いなので、買え」ってなっちゃうかな。

 

最近実はフリージャズ盤をやたら聴く癖があるのですが、いやいや正統派で行こうぜ、と呼び止められていい曲聴かせてもらいました。

 

 

 

ブログランキングならblogram  

ジャズ
記事一覧


My Singing Fingers

2018-06-10 | 音楽

今日は如何にも梅雨的な天気。

どうせポヤポヤするだけなので、雨でも問題なし。

ずっとジャズ聴いてるか、寝るか、本読むか。

雨の時は雨の時なりの愉しみを見つけないとね。

 

んで今夜のジャズ。

韓国生まれのピアニスト リー・ボンウルのデビュー作で『My Singing Fingers』。

 

 

My Singing Fingers
Origin Records
Origin Records

 

1. My Singing Fingers 
2. Bye Bye Blackbird 
3. How's Up There? 
4. Sungshin Piano 
5. Repeating Nightmares 
6. After the Black Dog 
7. Feminite Du Bois 
8. Why Not 
9. Burning Incense

Bongwool Lee (p)
Luques Curtis (b)
Kendrick Scott (ds) 
Taylor Eigsti (fender rhodes on 3)

 

本作リーのデビュー作ながら、ドラムがケンドリック・スコットという大物のサポート。

期待されていますね。

 

実際聴いてみると非常に丁寧で美しいタッチ。

東アジア出身のピアニストらしい美しさを持っています。

そのあたりは日本人ピアニストの上原ひろみらとは違った魅力でしょう。

 

ただやはり目立つのはスコット。

ガッツリ叩いています。

ライブだったらリーが消されるくらいかも・・・笑。

そのあたりスタジオ録音なのでうまく編集されています。

 

 

Bongwool Lee - How's up There

 

とても優しい選曲ですし、ここからジャズ始める人アリです。

 

さて昨日届いた『北条早雲 - 疾風怒濤篇』。

 

北条早雲 - 疾風怒濤篇 (単行本)
富樫 倫太郎
中央公論新社

 

佳境に入ってまいりました。

歴史モノで創作部分が多いとは言え、あの時代に登場した人物としては確実に突出した魅力がある。

以前大河でも取り上げられたようですが、再び扱って欲しいです。

 

 

 

ブログランキングならblogram  

ジャズ
記事一覧


本とサプリ

2018-06-09 | 

のんびり土曜日。

今日はYuさんの塾の先生と面談。

Yuさんも頑張っているようです。

部活もしっかり行ってるし、我が娘ながら感心します。

 

帰宅すると本が届いていました。

予約しておいた『北条早雲 - 疾風怒濤篇』。

 

 

北条早雲 - 疾風怒濤篇 (単行本)
富樫 倫太郎
中央公論新社

 

ようやく最終巻。

前作出てから1年近く経過してるんじゃないかな。

もう早くしてよ、って感じです。

しかも楽天Booksで購入したら発売日より遅く到着。

多分Amazonのほうが早く届いたはず。

次から買うところ考える。

 

あと私自身としては初めてサプリをお試し。

サントリーの『DHA&EPA+セサミンEX』。

 

 

 

あまりサプリには興味なかったのですが、近年の人間ドックの結果並びに体調を鑑みてお試しすることにしました。

あくまでサプリなんていわゆる薬ではなく「健康食品」ですので過度の期待はしていないのですが、なにか効果があるようなら続けてみようかな。

「記憶力が良くなった!!」

なんてことは期待しておらず、まあ血液サラサラに少しでも貢献してくれればありがたい。

 

と言いながら今夜も呑んでしまう私ですが。

でもDHAを気にしているのか、ついついサバを頼んでしまいます。

 

 

私が一番好きな海産物はサバなので全く問題ないです。

 

そういえば今日DAZNでホークス観戦していたのですが3連敗。

大体昨日松坂を打てなかったのが気に入らない。

あれだけ崩れそうな松坂なのに柳田まで三振するなんて。

なんか今どき流行りの「忖度」でもしたんじゃないかと腹が立つ。

あまり一喜一憂しないように。

 

それと昨夜のサッカー日本代表。

気に入らないですね。

勝てる気が全くしなかった。

もういいや。

 

嬉しかったのは今日のラグビー日本代表。

伊にダブルスコアで勝ちましたね。

一昔前なら伊に勝つなんて考えもしなかったのに。

前回W杯からしっかり努力しているのでしょう。

日本でのW杯が楽しみです。

 

という一日でした。

まとまらず。

 

 

 

ブログランキングならblogram  

ジャズ
記事一覧


It's Alright With Three

2018-06-08 | 音楽

ジメジメしてきましたね。

除湿機が欲しい。

できれば空気清浄機能付き。

出張中のホテルにも設置されていたこの商品が良いのかな。

 

シャープ プラズマクラスター除湿機 コンプレッサー方式 衣類乾燥・消臭 除湿量~7.1L/~18畳 ホワイト CV-G71-W
シャープ(SHARP)
シャープ(SHARP)

 

ちょっと検討しよう。

 

さてそんなジメジメした感じから少し開放されそうな本日のジャズ。

名門ジャズ・レーベルのCriss Crossから新譜で、トーマス・モーガンらとの共演もあるサックス奏者ウィル・ヴィンソンのトリオ作で『It's Alright With Three』。

 

 

It's Alright With Three
Criss Cross
Criss Cross

 

1.My shining hour 
2.The pines 
3.It's alright with me 
4.Samurai hee haw 
5.Where are you? 
6.Resting jazz face 
7.Down homeless 
8.Nobody else but me

Will Vinson (as) 
Antonio Sanchez (ds) 
Gilad Hekselman (g)

 

本作は前から目をつけていました。

ただgのギラッド・ヘクスマンとdsのアントニオ・サンチェスの二人目当てですが💦。

ヴィンソンは上述のモーガンやラーゲ・ルンドらと共演した、という事実しか知らず、あまりプレイ自体注目したことがなく。

改めて本作で知った次第です。

 

しかしその実力はジョシュア・レッドマンをして「怪物」と言わせしめるほど。

本作ではその実力が存分に出ているのではないでしょうか。

オリジナルの2、6、7曲目、ハロルド・アーレンの1曲目、コール・ポーターの3曲目、マーク・ジョンソンの4曲目(サムライ ヒー!ハー!ってなんちゅうタイトル笑)、ジミー・マクヒューの5曲目、ジェローム・カーンの8曲目。

軽くなりがちなasをしっかりと吹ききっており、低音の旨味も存分に味わえる。

サックスはどちらかと言えばテナーのほうが好きなのですが、この演奏を聴けばアルトの魅力が増すのではないでしょうか。

 

さらにヴィンソンのプレイを盛り上げるのが、二人のサイドマン。

当代随一と言われるサンチェスは安定しており変則的なリズムを正確に刻みます。

4曲目でカッコいいソロを聴かせてくれます。

ヘクスマンは個人的に大注目のギタリストですが、やや激しめの演奏もあったりで嬉しい限り。

これまでのヴィンソンの映像とか見てみるとカート・ローゼンウィンケルとも共演ありで、かなりギターとの相性が良いんじゃないですかね。

今まで聴いたことなかったのが残念なぐらい。

Criss Crossからも8年前にリーダー作がリリースされており、こちらにはケンドリック・スコットが参加しているようなので、これも聴いてみたいと思います。

 

Stockholm Syndrome
CRISS CROSS
CRISS CROSS

 

視聴できるサイトが無かったのでCriss Crossのサイトでご視聴してみてください。

参考動画:

Will Vinson - Stablemates - Live At Smalls

 

 

ブログランキングならblogram  

ジャズ
記事一覧


梅雨対策

2018-06-07 | ファッション

昨日一斉に梅雨入り宣言されました。

関西は今日は雨ではありませんでしたが、明日は大雨らしいです。

梅雨・・・やはり憂鬱ですね。

 

通勤中それほど外を歩くことはないです。

家から駅まで、それと駅から会社まで。

15分程度ですかね。

それでも大雨だと靴が濡れます。

革靴なので嫌ですね。

ズボンの裾も、ひどいときは腿あたりまで濡れてしまうことも。

 

あと嫌なのは傘が濡れること。

傘は濡れるためにあるわけで、嫌っていうのも変な話ですが、折り畳み傘なので、ケースに入れるとケースに染み出してくるのが嫌です。

なので少しくらいの雨なら傘ささないこともしばしば。

 

ということで濡れた傘も吸い取ってくれるケースを購入しました。

 

折り畳み傘カバー 超吸水 傘ケース 2面吸水 SANNJYOU マイクロファイバー 吸水力抜群 軽量 携帯便利 改良版 折り畳み傘袋 ブラック 28cm
SANNJYOU
SANNJYOU

 

実際届いたので入れてみました。

 

 

 

 

 

折りたたみ傘はtotesの傘ですが、すっぽり入ります。

若干のごわつき・膨らみは感じますが、ケースに染み出てくることを考えるとだいぶストレスから開放されます。

これなら傘も使おう、って感じです。

 

最近ずっとボウズだったのであまり雨を気にしなかったのですが、少しトップを伸ばしているので傘は必要。

これで少しは梅雨を楽に過ごせるでしょうか。

また使用記をアップしたいと思います。

 

 

 

ブログランキングならblogram  

ジャズ
記事一覧


Sauvage Formes

2018-06-05 | 音楽

仕事の話。

今月はのんびり自宅から通えると思っていたら、来月・再来月と出張が入りました。

また1週間単位です。

だいぶ今の仕事にも慣れてきたとは言え、結構しんどいなぁ、と。

いえいえ、ありがたくお仕事させていただきます。

 

さてジャズの話。

ジャズかな?

オルタナティヴロック?

何か面白いバンドです。

ジュネーヴの前衛系バンド「オルケストル・トゥー・ピュイサン・マルセル・デュシャン」の新作で『Sauvage Formes』。



Sauvage Formes
Orchestre Tout Puissant Marcel Duchamp
Bongo Joe


1.Blow
2.Sous mes Yeux
3.Across The Moor
4.Bêtes Féroces
5.The Unknown
6.Lost and Found
7.Danser soi-même
8.So We All

Orchestre Tout Puissant Marcel Duchamp


初めて聴きました。

特徴的なミニマルリズムに乗せてマリンバやヴァイオリン、トロンボーンなどの楽器が多重的な厚みを持っています。

曲によってはアフリカンなリズム、マリンバを中心としたトロピカルでエスニックな音、あるいはポップ的な緩み。

少し不思議で、透明感ある音作り。

一聴するとクセになる。

 

02 - Orchestre Tout Puissant Marcel Duchamp - Sous mes Yeux

 

05 - Orchestre Tout Puissant Marcel Duchamp - The Unknown

 

ちなみに本作をリリースしたBongo Joe Records がなかなかおもしろいレーベルです。

Mixtapeがアップされていますが、この動画でも充分に愉しめます。

相当民族的。

 

Bongo Joe Mixtape – Retrospective Releases 2017 

 

いやー知らない世界。

面白い。

 

 

 
 
 

ブログランキングならblogram  

ジャズ
記事一覧


Bridges

2018-06-04 | 音楽

週も明けました。

今日は天気もよく暑かったです。

明日から天気が崩れるようですね。

梅雨だから仕方がない。

くせっ毛なので湿気が強いともしゃもしゃするのが嫌なところです。

(ボウズだったのですが、最近少し伸ばし始めたもんで)

何か梅雨を楽しめるアイテムでもあれば良いのですが。

 

さて今日のジャズですが、NYで活躍するフルート奏者ジェイミー・バウムの8人構成バンドで『Bridges』。

 

 

BRIDGES
SUNNY
SUNNY

 

1. From The Well 
2. Song Without Words (for S. James Baum) 
3. There Are No Words 
Honoring Nepal : The Shiva Suite
4. Part 1 The Earthquake 
5. Part 2 Renewal 
6. Part 3 Contemplation 
7. Joyful Lament 
8. Mantra 
9. Ucross Me

The JAMIE BAUM Septet +: 
Jamie Baum (fl, a-fl, singing bowl)
Amir Elsaffar (tp, vo:2)
Sam Sadigursky (as, b-cl)
Chris Komer (french horn)
Brad Shepik (g)
John Escreet (p)
Zack Lober (b, singing bowl:4)
Jeff Hirshfield (ds)

Special Guests: 
Jamey Haddad (per:1,5,6,9) 
Navin Chettri (per, vo, tanpura:7,8)

 

バンドは8人なので、比較的大きな音を想像していたのですが、それは全くの大違い。

私のような素人が考えるものとは違い、複数名いる部分を音の厚み・表現の多様さといった部分に反映させています。

曲によってはさらにゲストが加わるというのもすごい。


彼女の作品はNYで感じるジャズだけではなく、世界各国の独自の音楽に興味を持っており、前作でも南アジアにフィーチュアした作品をリリースしています。


In This Life
Sunnyside
Sunnyside

 

本作では自身の音楽的ルーツであるユダヤ音楽と、イスラム教徒/ アラビア音楽、ヒンドゥー/ 南アジアという異文化・異教徒の音楽の間に流れる音楽的繋がりを感じて、それにインスパイアされた新しい音楽を作曲したようです。

この作品の中心となる組曲「Honoring Nepal : The Shiva Suite」は、NY のルビン美術館に委託されたものらしい。

ヒンドゥー教の神であるシヴァの絵画からインスピレーションを受けたというこの組曲は、2015年ネパール地震を題材にしており、“TheEarthquake”、“Renewal”、“Contemplation”と題された3曲それぞれのタイトルの意味を感じ取れると思います。

我々日本人にも大地震というのは比較的身近なものであり、震災後の風景と復興の要素を感じる部分は少なからずあると思います。

 

大所帯でありつつ、緻密な演奏の組み合わせとソロ。

同じ女性のマリア・シュナイダーのように、より大きなビッグ・バンドを率いる時期もそう遠くはないのかもしれませんね。

楽しみな気がします。

 

Jamie Baum Septet performs "Joyful Lament" on WBGO's The Checkout

 

インタビューもありましたのでついでにご紹介。

 

A Neon Jazz Interview with New York Jazz Flautist & Composer Jamie Baum

 

この作品を聞いていると、何となくではあるのですが、この梅雨の時期に聴くのに丁度いいような気がします。

少し物憂げな感じといい。

彼女が日本の四季を知っているのかは分かりませんが、いい時期にリリースされたような気がします。

 

 

ブログランキングならblogram  

ジャズ
記事一覧