ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

筑波山ハイキング 薬王院コース

2011年11月25日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2011年11月25日(金)


毎週金曜に地元土浦周辺を歩く同好会「健康ウォーキング同好会」が主催する、
本年第39回「筑波山 薬王院コース」ハイキングに参加した。
筑波山の登山コースは、いくつかあるが、中でも薬王院コースは一番きついコースと云われている。
2009年4月にカタクリの花を求めて登って以来、2回目となる。

この日、第一集合場所の土浦市民会館に集まったのは、6名だ。
事前に薬王院コースの”きつい階段”のことが誇大に噂されていた影響のせいか、ちょっと少い。
また、参加が確実視されていた数名が体調異変で不参加となった影響も大きい。


第二集合場所の筑波山麓の薬王院駐車場へ車を走らせた。
途中、筑波山がくっきりと見えた。
これ以上望むのは無理なほどの快晴、絶好のハイキング日和に恵まれた。


薬王院駐車場から富士山が見えた。
『富士山が見える~っ!』
思わず歓声が上がる。


薬王院駐車場に直行した1人と合せて、結局この日の参加者は7人となった。
いつもの準備体操をして、10時ちょっと前に出発だ。
(突然不参加となった会長の代わりに準備体操をリードしたため、写真は撮れなかった)


登山道に入る前に薬王院の山門を見て行くことに。
本堂は、帰りに立ち寄ることにした。


薬王院の山門を過ぎ、いよいよ薬王院コースの始まりである。


しばらくは、比較的緩やかな雑木林の山道が続く。


岩が転げ落ちたままになっていたりする。
こんな岩が転げ落ちてきたらひとたまりもない。


緩やかと云っても山道には変わりない。次第に全身に汗が滲んできた。
上り始めて約20分、軽い休憩で喉を潤す。


丸太の階段もところどころにあるが、段差は低く、さほど急ではない。


上り始めて約40分、「関東ふれあいの道」に出た。
左に進むと大滝不動を経て筑波高原キャンプ場だ。
右はみかん園を経て、筑波梅林へ至る道である。
筑波山頂へは真直ぐに進むことになる。


ここから先が、薬王院コース最大の呼び物である”丸太の階段”が待ち構えているのだ。
覚悟を決めて、あらためて登山開始である。


最初のうちはこれまで登ってきた道の延長だったが・・・


次第に丸太の階段が増えて行き、そのうち階段だけになった。


階段の勾配がだんだんと急になってきた。また、階段の段差が高くなり、これがまた長い。
実際に数えたことはないが、800段以上はあるらしい。


『いやぁ~きびしいねぇ この階段は』


先頭が次々と入れ替わりながらも、ゆっくりとだがしっかりと登る。


これまでは直線的な階段だったが、右に左にジグザグに折れ曲がってきた。
終点は近い。力を振り絞って登る。


階段の終点近くに、山頂まで1,092m、標高630mの標識が。


ようやく階段が終わり、ほっと一息。
「関東ふれあいの道」から約35分かかったことになる。


階段を過ぎると、道は平になり、景色は杉林に変わる。
平な道がこれほど楽に思えたことはない。


見覚えのある、羽鳥道との合流点だ。


ここから先は、約1カ月前に登ったばかりでまだ記憶に新しい。


羽鳥道合流点からまだ何か所かの階段を登らなければならないが、薬王院コースに比べれば、大して苦にならない。


11時50分、御幸ヶ原に到着。1時間50分かかったことになる。
平日にも関わらず、かなりの人で賑わっていた。


この日の御幸ヶ原からの見晴しは抜群である。
日光男体山も望め・・・


真壁町も一望できるし、


燕山・加波山・丸山風車・足尾山などの筑波連山もはっきりと見ることが出来る。


ヘリコプターが山頂からひっきりなしに荷物を運んでいた。
少々音がうるさい。


昼食の前に男体山の神社へお参りすることに。
ここまで来たら、山頂へ登らない訳にはいかない。


高校生たちが大勢来ていた。時ならぬ登山ラッシュだ。
既に山頂まで電線が引かれ、裸電球が取り付けられていた。
正月の御来光を拝む人のためだそうである。


神社への最後の急な石段を登ると・・・


男体山の山頂(871m)に到着だ。


『ちょっと雲がかかってるけど、やっぱり富士山は良いねぇ』


やや霞んでいるが、スカイツリーも見える。


女体山(877m)は目の前だ。


神社へお参りを済ませ、下る。


自然研究路への分岐点近くの空き地で昼食だ。


『お腹が空いてたので美味しいわっ!』


13時ちょうど、下り開始だ。
山頂付近の数少ない紅葉が美しい。


立身石からの眺めは『素晴らしいっ!』の一言に尽きる。


『いやぁ 今日は最高の眺めだねぇ』


筑波山神社の大鳥居や旅館街を始め、北条の町並みなどが眼下に広がる。


立身石の前には、親鸞聖人の聖蹟の碑と間宮林蔵の祈願の碑が並んで立っている。
親鸞聖人が苦しむ餓鬼を救ったところと云われる伝説の場所である。


また、間宮林蔵が、13歳のときこの大石に祈願し、後に幕府に仕え、樺太が島であることを発見証明、
間宮海峡と名付けた樺太探険の大偉業を成し遂げたことはあまりにも有名。


管理者より一回りも年上のTさん、いつの間にか先頭を歩いている。いつも元気だ。


自然研究路の第二展望台
『きれいねぇ』


大石重ね
説明板には、
筑波山にお参りする際、小石を持って登山し、願いが神様に届くようにと小石を神様の傍に置いたものが塚になったところ、
と書かれている。


薬王院コースの”丸太の階段”は登りも大変だったが、膝に負担がかかるので下りもきつい。
『よくまあこんな坂を登ってきたもんだ』
同感である。


時折、もみじの紅葉が目を楽しませてくれる。
一瞬疲れがどこかへ行ってしまう。


「関東ふれあいの道」へ出た。
長い丸太の階段が終わったと思うとホっとする。


ここからは、一気に薬王院を目指すのみだ。


登山口はもう直ぐだ。


14時40分、登山口に到着。
下り始めて1時間40分経過していた。


薬王院にお参りして行こう。


本堂に無事下山を報告だ。


帰りには「酒寄みかん園」に立ち寄り、土産にみかんを買い求めた。


少しおまけをして貰ったので、気分良く帰路につけた。
『今日は本当にお疲れさまでしたっ!』


これ以上ない、と言えるほどの快晴に恵まれ、筑波山登山コースの中でも一番きついと云われる
薬王院コースを無事歩けたことは少なからず自信になった。
みかんは、濃い味がして甘さもけっこうあり、かみさんの評価も上々だった。
今日のことを強くアピールし、次の機会には、もっと大勢の参加を期待したいものである。


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