「低価格戦略」Ⅱ！

低価格を実現するためには、いくつかの要因があります。

コスト管理、立地、規模、仕入先に対する強い交渉力。

顧客の低価格に対する要望を聞くことも大事なことです。

例えば、あるサービスを不要にすることにより、低価格で提供します。

通常その価格に含まれている、無料の配送や取り付けなどのいくつかのサービスを取り除くことで、潜在的な節減を行うことができます。

付加価値を加えるだけではなく、取り除く発想も重要です。

「低価格戦略」！

自社が競合企業よりも大きな価値を提供する３つの方法があります。

①安い価格をつける

②顧客が他のコストを減らせるよう支援する

③魅力的なベネフィットを提供する

どの戦略を選択するのかは自社の経営資源を見極めることからはじめます。

ポーターは「競争の戦略」でプライス・リーダーシップを、３つの成功する競争戦略の１つとして紹介しています。

事実、プライス・リーダーシップを実践することで市場を勝ち取っている企業がたくさんみられます。

続く・・・

「簿記３級直前対策講座」ｉｎ湯沢

湯沢地域雇用創造協議会主催、簿記３級対策講座が昨日から２日間の日程で行われました。

来週の日曜日の試験に向けて、皆さん真剣に取り組んで頂きました。

簿記は処理手順を覚える事、その処理手順を使えるように定着させる事がとても大事です。

過去問と解説で確かな手応えを感じていました。

参加した皆さんの合格を祈念しております。

「人材の意欲と能力」！

仕事のやりがいの源泉としてもっとも大きいものを、大企業と中小企業の従業員にアンケートした結果、多い順に

①賃金水準

②仕事をやり遂げた達成感

③自分のした仕事に対する社内の評価

④仕事を通じた自己実現・成長

特に③は経営者がリーダーシップを発揮すれば工夫できる取り組みです。

従業員の満足度を向上した中小企業は、

・従業員の定着率の向上

・生産性の向上

・顧客満足度の向上

等の効果を得ています。

「戦略的組織変革」！

業績が悪化しても、企業には現状に対する強い慣性の力が働き、組織変革できないケースがあります。

例えば変革する事は、それまでの責任を認めることになるので、経営者層に心理的な負担を招いてしまいます。また、業績の低下が漸次的であると、組織内外の構成員の希求水準自体がそれに慣れ、組織の革新への意欲や動機付けがなされなくなります。

やはり外部の刺激によるアクションが必要となります。