香川町の方のお店だったかな?
あるうどん屋さんが2店舗目を出すという噂を聞いた。
最近、宇井義行さんという、本屋に飲食店のコンサルとして著書が並んでる方の本にも、これからの個人飲食店は絶対に多店舗化しないともたないと書いてあった。
この5年で、県の事業所統計の事業所数は、8.8%減少し、従業員数も51万人から46万人に減っているし、大手飲食店が増えたり、大型ショッピングモールに人の流れが移って、そこで飲食をする人が増えているので、どんな繁盛店でも、一店だけだといつつぶれてもおかしくない時代になったと思う。
このことは、宇井さんの本とも考えは共通している。
うちも、多店舗化あるいは多角経営は絶対にいつかは必要だと思っていた。
うちの近くに、最近廃業した有名な製麺所型うどん店があった。
うちと席数が似ているので、うちの立地・店舗での客数の限界のモデルをそこに置いていた。
もっとも、そこは、駐車場もあったし、家族労働があったし、自分の家でやってたし、何十年と地縁や知名度を積み重ねていた。
まあ、いくらうちが繁盛したとしても、ここを超えるとしたら、常識の範囲を超えた超ド級の成功をしないといけない。
ところが、そこまでいったとしても
家賃を払って、家族労働なしで、うどんを製麺所型の価格に合わせてやってる以上、たとえば、配偶者が店で働くようになったと仮定しても、子二人を大学に進学させるような収入には達しないだろう。
多くの人が、うどん屋を思い浮かべるときにすぐに浮かぶのは、たいていプロ野球選手でいえばオールスター級のところを思い浮かべるし、普通の人が繁盛してるように見えるレベルというのは、実際には、サラリーマンの半分ぐらいの収入でもそう見えるはず。
多くの人が、あそこは流行ってて、いつも満席で、評判がいいと思ってるような店の多くは、そう思っているサラリーマンの収入の半分ぐらいのことが多いだろう。
もっとも、一部はそこから抜け出しているが、その区別は普通の人には簡単にはつかないだろうし、365日、一日家族総出で、十数時間働いてたら、店からの収入が1千万あったとしても、サラリーマンの収入に勝るとはいえない。
実際に、高松の商店街で、大手Hが出店したとこの近隣では、すぐに、老舗で味の評判もよく、お客の入りもけっこう良かったとこが閉めてしまった。
もう、今はどんな名店でも繁盛店でも、個人店は何かあったら、ものの数年でやられかねない。
まじめに美味いものを出してれば、お客さんはついてくるというのは、昔はどうかわからないが、今の事実をありのままに見れば、そうなってないことがわかる。
仮に、8割のお客さんがついてきてくれたとしても、
売り上げが2割減ると、利益はそれ以上に減り、月30万円の収入なら、8万円ほどになり、20万の収入なら、ゼロになってしまうでしょう。
そうなったら、回転が悪くなるし、体調にも響くので、回復しようとすると超人的な努力を要すると思う。
だから、後継者不足などもあいまって、この5年ほどの間に県内の飲食店というのは、全業種平均の8.8%減よりも高い十数%の減少率になっているのだろう。
とにかく、これから伸びる意志を持っていたり、伸びなければいけない状況の人は、開業してから商売が続けられると判断した時点で、よほど1店だけにこだわるポリシーの持ち主以外は、多店舗化を視野に入れておくべきだと思う。
あるうどん屋さんが2店舗目を出すという噂を聞いた。
最近、宇井義行さんという、本屋に飲食店のコンサルとして著書が並んでる方の本にも、これからの個人飲食店は絶対に多店舗化しないともたないと書いてあった。
この5年で、県の事業所統計の事業所数は、8.8%減少し、従業員数も51万人から46万人に減っているし、大手飲食店が増えたり、大型ショッピングモールに人の流れが移って、そこで飲食をする人が増えているので、どんな繁盛店でも、一店だけだといつつぶれてもおかしくない時代になったと思う。
このことは、宇井さんの本とも考えは共通している。
うちも、多店舗化あるいは多角経営は絶対にいつかは必要だと思っていた。
うちの近くに、最近廃業した有名な製麺所型うどん店があった。
うちと席数が似ているので、うちの立地・店舗での客数の限界のモデルをそこに置いていた。
もっとも、そこは、駐車場もあったし、家族労働があったし、自分の家でやってたし、何十年と地縁や知名度を積み重ねていた。
まあ、いくらうちが繁盛したとしても、ここを超えるとしたら、常識の範囲を超えた超ド級の成功をしないといけない。
ところが、そこまでいったとしても
家賃を払って、家族労働なしで、うどんを製麺所型の価格に合わせてやってる以上、たとえば、配偶者が店で働くようになったと仮定しても、子二人を大学に進学させるような収入には達しないだろう。
多くの人が、うどん屋を思い浮かべるときにすぐに浮かぶのは、たいていプロ野球選手でいえばオールスター級のところを思い浮かべるし、普通の人が繁盛してるように見えるレベルというのは、実際には、サラリーマンの半分ぐらいの収入でもそう見えるはず。
多くの人が、あそこは流行ってて、いつも満席で、評判がいいと思ってるような店の多くは、そう思っているサラリーマンの収入の半分ぐらいのことが多いだろう。
もっとも、一部はそこから抜け出しているが、その区別は普通の人には簡単にはつかないだろうし、365日、一日家族総出で、十数時間働いてたら、店からの収入が1千万あったとしても、サラリーマンの収入に勝るとはいえない。
実際に、高松の商店街で、大手Hが出店したとこの近隣では、すぐに、老舗で味の評判もよく、お客の入りもけっこう良かったとこが閉めてしまった。
もう、今はどんな名店でも繁盛店でも、個人店は何かあったら、ものの数年でやられかねない。
まじめに美味いものを出してれば、お客さんはついてくるというのは、昔はどうかわからないが、今の事実をありのままに見れば、そうなってないことがわかる。
仮に、8割のお客さんがついてきてくれたとしても、
売り上げが2割減ると、利益はそれ以上に減り、月30万円の収入なら、8万円ほどになり、20万の収入なら、ゼロになってしまうでしょう。
そうなったら、回転が悪くなるし、体調にも響くので、回復しようとすると超人的な努力を要すると思う。
だから、後継者不足などもあいまって、この5年ほどの間に県内の飲食店というのは、全業種平均の8.8%減よりも高い十数%の減少率になっているのだろう。
とにかく、これから伸びる意志を持っていたり、伸びなければいけない状況の人は、開業してから商売が続けられると判断した時点で、よほど1店だけにこだわるポリシーの持ち主以外は、多店舗化を視野に入れておくべきだと思う。