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治してみせよう
SLE
※SLEとはステキなレディーがなるエレガントな病気である。

文章の性格

2006-03-09 20:58:54 | ☆日記・随筆☆
人の文章を読んでいるとなんとなくだがその人の性格が伝わってくる気がする。
たかが文章、されど文章。
文章にだって性格があると思う。

だがその文章を読んだだけでそれを書いている人物が全て浮き彫りになるかといえばそれはいささか疑問である。
やはり文章は字だけなのでその人物自体を表すには少々力不足な気がする。

自分の文章について考えてみる。

正直、大学時代の友達は私がこんな文章を書くことに驚いたのではないかと思う。
大学時代の私は間違いなく『文章を書く』ということから遠ざかっていたし、よく試験前に「字を久しぶりに書いた」と言っていた。(授業に全くでていなかったからノートをとらなかった。学生の隅にもおけないやつだ)
しかもいつもキャーキャーうるさい女子大生の典型のような私がこのようなバカボンのパパ口調の文章を書くとは夢にも思わなかったのではないだろうか。
それくらい私は自分の性格と自分の文章にはギャップがあると思っている。
だから大学時代の友達にこのブログのことを教えるのを始めは躊躇した。
二重人格だと思われたらどうしようなんて思ったからだ。
まあ、二重人格であろうと、この文章も私だし、普段のこんな文章を書かないような性格も私だし、どちらも私なのでそのへんご容赦願いたい。

反対にこのブログだけで私のことを知っている人は一体どう見えているのだろうともふと思う。
ひたすら自虐的にハゲの写真を公開したり、しょうもないことをひねくれた視点で語ってみたりしているので、それらを全部ひっくるめて考えるととんでもない変な人物に仕上がりそうだ。
ハゲでひねくれ者でバカボンのパパのような文章を書き、林家パー子のようなうるささを兼ね備える人物――絶対友達になりたくない。
だが間違いなく私は上記のような人物だ。
こんな変な人物と友達でいる私の友達に改めて敬意を表さねばならない。

自分がブログだけで知っている人のことを「どんな人だろう」と想像してしまうので反対に自分の文章だけなら「私」という人物がどこまで想像できるかを考えてみた。
そして考えたところで何もならない。
いつのまにかSLEというつながりだけでブログのリンクが増えたことに少し感動して語ってみた。
SLEがもたらしてくれた出会いは大きい。
やはりSLEになってよかった。
そんな風に思う今日この頃だ。