KEEP ON SMILING!

治らぬなら
治してみせよう
SLE
※SLEとはステキなレディーがなるエレガントな病気である。

はしげさん

2008-01-29 13:14:52 | ☆家族☆
グロスムッター(祖母)はまたユージュアルにカムバック(普通に戻った)。

ダンケシェーン。ダンケシェーン。

んで、ばあちゃんの一言。

大阪府知事になった橋下さんがたくさんテレビにでているのを見て、

「今度の知事は、はしげさんかい」

ばあちゃん、だいぶ戻りました。
奇跡ってあるんだね。
ミラクルてあるんだね。
ドイツ語でなんていうんだろうね。
昨日ドイツ語の先生と一緒に帰って幸せやった。
やっぱりうちはこの職業が好き。

「迎えがくる」

2007-12-21 15:21:22 | ☆家族☆
ノイリヒ(リーセントリー・最近)のグロスムッター(グランドマザー・祖母)の口癖。
「迎えが来る」
とか
「さようなら」
とか。

そればっかり言うので、もうほうっています。
言葉にはパワーがあると信じているので、あまりこういうことは言わないでほしいなあと思うのですが注意をするものならものすごく反発したり、変に落ち込んだりするので、何も言いません。
自分のおばあちゃんなのに、とっても客観視している今日この頃。

写真は介護サービスでフラワーアレンジメントがあり、グロスムッターがいけたもの。(とはいいつつ、きっと介護福祉士さんとかがほとんどいけたんじゃないかなあなんて思うのは私がマイナス思考だからだろうか?)

でも玄関にこんなんあったらとてもキレイでいい感じですね。
介護サービスに感謝しなきゃ。

グロスムッターの様子

2007-12-19 10:45:39 | ☆家族☆
ちょっと記録だけ。
なんとなくですが、記録しておきます。

グロスムッター(グランドマザー)、トワレッテ(トイレ)にいくとオムツをさげたままでうろうろしてます。(現在進行形)

とはいえ、ひどいときは一人でトワレッテにいけなく、叫ぶばかりなので、一人でトワレッテにいけるようになっただけでも進歩なんですけどね。

そんなグロスムッターの世話、イッヒはできない、ごめんなさい。
ムッターも限界です、ごめんなさい。

どうするのが一番なのでしょうかね。

とりあえず、ショートステイの利用をムッターとデンケン(考える)しているところ。

祖母、介護認定おりました。
やっぱ一ヶ月以上かかったね。
まったく、お役所の手続きっていうのはまったくもってツァイト(タイム)がかかる。

介護1だったのが、いきなり4になりました。
ワンがフォーになって、アインツがフィーアになったのです。

ぬぉー、ガタガタバタバタきこえると思ったら、グロスムッターがちゃんとオムツはいてズボンもはいて、元気よくうろうろしてる。(さっきとえらいスピードが違う)

毎日様子が違うといいますが、というよりも毎時間状態が違います。

グロスムッター、もっともっと元気になってくれないかな。

グロスムッター(グランドマザー)がライスクッカー(炊飯器)をブレッヘン(ブレイク・壊す)

2007-12-19 09:52:31 | ☆家族☆
なんとまあ、イェーデンターク(エヴリデー・毎日)、グロスムッター(グランドマザー)はヴィーア(ウィー・私たち)をサプライズさせてくれます。

モルゲン(モーニング)に起きると、ライスクッカー(炊飯器。ドイツ語わからん)が下にひっくりかえっていたのです。

グランドマザーがライスクッカーをフォーリングダウンですよ。

なんでかっていうと、グロスムッターはエニウェイ(とにかく)よくエッセン(イート)だから、キュッヒェ(キッチン)をミッドナイトにうろうろ。徘徊。ハングアラウンド。

ナロー(せまい)ハオス(ハウス)だし、かつグロスムッターは背はショートだけど結構グロース(ビッグ)なボディー(体)つきをしているため、いろんなものを落としたりするんよ。
この前キュッヒェのティッシュ(テーブル。発音良くするとテーボー)にヴォルターブーフ(ディクショナリー)やレーアブーフ(テキストブック)を積み重ねていたらものの見事に次の日のモーゲン(モーニング)に床にばっらばらになっていた。
ヴォーンツィマー(リビングルーム)にはコタツ(四足暖房器具)があるが、コタツもめっちゃ場所がムーブしてますねん。
毎日です。エブリデーです。イェーデンタークです。(しつこい)

エニーウェイ、ライスクッカーがブロークンですわ。

宇和ーーーーーーーーーーーーーーー。

(うわーーとやったら勝手に変換されて面白かったのでそのまんま)

ホイテ(トゥデイ)はヨドバシカメラ(淀橋写真機)によってパンフレットをいただいてこよう。

なんと、グロスムッターはライスクッカーまで壊しますか。

嫌なことがあったときは「ありがとう」と言おう。
バッドなことがハップンのときは「サンキュー」とレッツセイ。
シュレヒトなことがパスィーレンのときは「ダンケシェーン」とラスウンスザーゲン。

ダンケシェーン。メルシー。グラッチェ。

イッヒビーンミューデ(アイムスリーピー)。
だってアイガットアップアット5:30a.m.だもの。
ほなグーテナハト(グットナイト)

頭がおかしくなったおばあちゃん

2007-12-15 22:55:14 | ☆家族☆
認めたくないけど、おばあちゃんは完全にぼけてしまったようだ。

確かに病院で叫んで大変だったときよりはましにはなったけど、やはり、やはりおかしいです。

まず、ばあちゃん、食べすぎ。

食べる、食べる。イート、イート。エッセン、エッセン。

てか冗談をいっているヒマないほど食べてます。
今も食べてます。
いつでも食べてます。

確かにもっとひどいときは全く食べようとしなくて、生命の危機に陥るほど食べなかった。
だから食べてるならいいことじゃない?とは思うけど、いやーーーほんとにずっと食べる。

あー横の部屋からカチャカチャ食べてる音が聞こえる。

でもその前はずっと叫んではった。

母の名前を叫んだり。

「足から燃やすかー!おしりから燃やすかー!」

だって。

もうずっとずーーーっと食べてるよ。

どうしたらいいんだろうね。

とはいえ、昔から漢字のクロスワードをしていたので、難しい漢字など読めるし、新聞とかも普通に読めるのね。

だから認知症の療法みたいなので、デイサービスでひらがなを教えられたのが、すごくすごく失礼だと激怒しデイサービスを嫌がるようになってしまった。
デイサービスのときだけが母が祖母から解放される唯一の時間なのに。

あと、よくおばあちゃんが言うこと。

「ごちそうさまでした。さようなら」

最近よく「さようなら」を言います。

そんだけ食べていて、死にはしないと思うよ。

とにかく食べすぎ。
満腹中枢がいかれてしまったのでしょう。

これからどうなるのでしょうか?

さっ、笑顔だ、笑顔だ。

グランマ(オーマ)のコンディション(ツーシュタント)

2007-12-14 07:26:37 | ☆家族☆
オーマ(グランマ)のツーシュタント(コンディション)はウンズィヒャー(アンステイブル・不安定)。
ヴンダー(ミラクル・奇跡)がパスィーレン(ハップン・起こる)したとデンケン(シンク・思う)ったけど、やはりゾンダーバール(ストレンジ・変)である。

でもやっぱりオーマ(グランマ)がリカバー(回復)したのはヴンダー(ミラクル)だとデンケン(シンク)してはいます。
だからヴンダー(ミラクル)をパスィーレン(ハップン・起こる)してくれたゴット(神様)にアプリシエイト(感謝)してます!!!

アーバー(バット・でも)、フォーアゲスターン(ザデイビフォアイエスタデイ・一昨日)のグロースムッター(グランドマザー)はゾンダーバール(ストレンジ)すぎたのでブログにシュライベン(ライト・書く)しておこう。

ノイリヒ(リーセントリー・最近)エッセン(イート・食べる)したことをフェアゲッセン(フォゲット・忘れる)オーマ(グランマ)はツヴァイ(2)ステュンデン(アワーズ)ごとに食事をする。
まあ、それくらいは全然かまわない。
だってずっと全然エッセン(イート)しないから困ってたんだもん。

アーバー(だけど)、

夜中に一人キュッヘ(キッチン・台所)で食べ物をあさるんだよね。

まあ、それも全然かまわないんだけど、

一人で食べ物をあたためようとフォイヤー(ファイヤー・火)をベヌッツェン(ユーズ・つかう)しようとしたの。

これがやばい。

なんとまあ、ロックまでちゃんと解除して、フォイヤーをベヌッツェンしようとしたんだから。

ムッター(母)がこげくさいにおいに起きたため、大事には至らなかったけどさ。

そして、幻覚・幻聴がすごい。

大声で

「誰か来てる~!!呼び鈴聞こえたー!!出てー!!」

とか

「むかえに来たからお線香たいてー!!!」

とまたフォイヤー(ファイヤー)をつけようとするんだから。

ウンポコ(ちょっと)スケアリーでしょ?

それにしてもグロスムッター(祖母)の大声にも負けず、ノイリヒ(最近)私はぐっすり寝ています。
とはいえホイテ(今日)は三時半起き。
寝たのは0時半ころなんですがね。

なんか一週間のうち二日くらいは三時とか四時におきてしまう。
でもあとは9時とか10時とか。
とにかくなによりもモルゲン(モーニング)におきなくていい仕事は本当に嬉しい。
だーーーいすき、今の仕事!!!!

まあ、モルゲン(朝)にめっちゃはよおきたら、いろいろ仕事とか勉強とかできていいよね!!
何よりイッヒ(私)はターゲブーフ(ダイアリー)をシュライベン(書く)のがライクだからね。

エニーウェイ(とにかく)オーマ(グランマ)のツーシュタント(コンディション)をターゲブーフ(ダイアリー)にシュライベン(ライト)しておこうとモルゲンっぱら(朝っぱら)からブログを開けたuchoでした。

ゲスターン(イエスタデー)のターゲブーフ(ダイアリー)

2007-12-12 10:07:26 | ☆家族☆
ゲスターン(イエスタデー)、ハイム(ホーム)に帰ると、グロスムッター(グランドマザー)がこたつでシュラーフェン(スリープ)。

ゲスターン(イエスタデー)はグロスムッター(グランドマザー)はデイケアサービス(日介護奉仕)でバーデン(テイクアバス・お風呂に入る)。

レッツテヴォッヘ(ラストウィーク)、グロスムッター(グランドマザー)は初めてデイケアサービスをベヌツェン(ユーズ・利用)した。

ひじょーに機嫌がよくなり、ムター(マザー)と喜んだ。

レッツテヴォッヘ(ラストウィーク)はやっと介護から解放されたムター(マドレ・母)をつれてやはり例のペットカフェへ。

 

1800円もするミッタークエッセン(ランチ)がエッセン(イート)できるようになるなんて、ゲルト(マニー)にダンケ(感謝)。

紅葉がシェーン(ビューティホー)でした。

 

レッツテヴォッヘ(ラストウィーク)はグリュックリヒ(ハッピー)なディエンスターク(チューズデー)をスペンドしたので、ディーゼヴォッヘ(ディスウィーク)はムター(マザー)を連れて梅田でアインカオフ(ショッピング)しようとデンケン(シンク)していた。

アーバー(ペロ・バット・しかし)!!!

モンターク(マンデー)にグロスムター(グランドマザー)の調子がワース(悪くなって)、ムター(マザー)がクランケンハオス(ホスピタル)に連れて行ったり、とにかく大変で、とうとうムター(マザー)まで体調を壊してしまう。

ワットアピティー(かわいそうに~)

せっかくアインヴォッヘ(一週間)に一回の、ムター(母)が介護からリリース(解放)されるときだったから梅田でクリスマスプレゼント(基督誕生日贈物)をあげようと思ってたのに~。

梅田なんてクドゥントゴー(いけない)ってことで、ハオス(ハウス)でムターはゆっくりしていた。

イッヒ(私)が仕事にでかけるとき、ムター(マザー)はさみしそうにしてた。

「おばあちゃん(グロスムター)と家(ハオス)にいると戦争(ワー)やわあ。
トイレで下痢ばっかり見てるし、トイレにいなかったら変なことばかり言うし。
uchoちゃんいてくれてよかった」

ムター、かわいそうになあ。

と、後ろ髪ひかれながらも仕事を楽しみ、ハオス(家)に帰った。

するとだな、グロスムターがイッヒ(私)に話しかけてきた。

「今日なあ、お風呂いって、ひどい目にあって、家帰ってきたときに、おかあちゃんから、あんなとこ行かせてごめんねって謝ってもらうつもりやったのに、家かえってきたら、おかあちゃんはおばあちゃんをにらむねん」

なんでこんなことをいうんやろうと思った。

グロスムターは看護師さんを毛嫌いしていて、その看護師さんが今日はデイケアサービスにいたのが許せなかったらしい。
それにしても、こっちがお金を払って、良いお風呂に入れてもらって食事までしてくれるサービスやのに、「あんなとこいかしてごめんねって謝ってほしかった」とは何事や。

グロスムッターは家のいろんなところで、すぐオムツを脱ごうとするので、ムターが注意をする。
その注意したのを、「おかあちゃんはすごい怒る。にらむ。ひどいやろ」っていうの。
あんなに世話頑張ってるのに、かわいそうになあ。

ああああああああああ、介護って大変。

ミラクルが起きて、前よりずっと言うことは分かるようになったけど、その言うことがかなり被害妄想じみているのと、数時間前にやったことと同じことを何度も言うのが気になる。

世の中の介護している人って本当にアメイジング(すごい)ね。

※なんか後半から全部にアンダーラインがひかれてる。
なんで?
しかも直し方わかんない。
まっ、いいや、誰もこんな日記(ターゲブーフ)よまんやろ。

おばあちゃんの調子がまた悪くなった

2007-12-01 21:59:18 | ☆家族☆
ホイテ(独・今日)のディアリオ(西・日記)。

アブエラ(西・祖母)の調子がアゲイン(英・また)悪くなった。
らしい。
私は仕事でハオス(独・家)にいなかったんだけど。

ムター(独・母)曰く、また叫び出したらしい。

「あかんー!!!あかんー!!!」

って。

結局クランケンハオス(独・病院)に行くといって聞かなくなったらしい。
今日はザムスターク(独・土曜日)だというのに。

「なんで病院に連れていってくれへんの!!!お金ないの!!!お金ないんやったら家の物全部売ったらいいねん!!全部売って私を病院に行かせてー!!!」

と、えらい大声で叫んだらしく、救急病院に母がやっと連れてったらしい。

あああああああああああ。

フリーデ(独・平和)な日々がカムバック(英・戻る)ってきたと思ったのに。

勝手にグロースムッター(独・祖母)の調子はよくなったと思い、本日は仕事帰りにお友達とお茶なんぞしてきちゃいましたよ。(ミッタークエッセンまで食べましたがな)
でもお茶して帰りが遅くなったからこそ、家にグロースムッターとムッターがいた。(クランケンハオスから帰ったばかりくらいだった)
普通に仕事だけして帰ったら二人はクランケンハオス(独・病院)にいた時間だったから、まあフロインディン(独・友達達)に会ってよかったということにしておこう。

またムッターがまいっている。
「細木数子に見てもらいたい」ばかり言ってる。
「なんの因果やろう」ばかり言ってる。

頑張れ、ucho家。

今回のグロースムッターの一件でデンケン(独・思う)したこと。

グロースムッターは本当にこんなセルフィッシュ(英・わがまま)な人ではなく、カインド(英・優しい)人なのだ。
普段のグロースムッターとは思えないような暴言を繰り返す姿を見て、メンシュ(独・人間)というのはケルパー(独・体)が悪くなると、カラクター(独・性格)が変わってしまうということ。
一時的な言動で、他人を判断するのは間違っているかもしれないと思えたこと。

アブエラのおかしな言動を真面目に聞いた場合、自分勝手とわがままと意味不明でこちらまで頭がおかしくなってしまう。
でも、今アブエラは体の調子がおかしくて、そういう言動なのだと思えば何かしら納得はできる。
母も私も祖母に対して虐待をしないのはそういうところで理性がしっかりはたらいているからだと思う。
ほんま、前も書いたけど、ばあちゃんの言うこと、ほんま虐待うけても仕方ないでって思うくらいめっちゃありえんくらいわがままやし、変な理屈を頑固に通すねん。

とにかく、びっくりするほどのグロースムッターのヴェクセル(独・変化)を見て、一時的なものだけでグロースムッターを判断するのは間違っている。
あまりにもひどいことを言ったりするが、それでもはやり、私がカリグラフィー(英・書道)が得意なのはグロースムッターのおかげであり、すごくこれが今の仕事に助かっているということ。
社会人を教える英会話講師にしては、やはり私はウンポコ(西・少し)ユング(独・若い)。
ペロ(西・でも)このカリグラフィーの字のおかげでユングな面をカバーできているとちょっと自意識過剰に思っている。
グロースムッターのおかげなんだ、本当に。
だから私はグロースムッターをアビュース(英・虐待する)ことはできないんだ。
感謝の方が大きいから。
とはいえ、叫ぶのをイグノア(英・無視する)ことをアビュースとするなら、私も老人虐待をしていることになるが。
でも誰があの意味不明なことを叫ぶ老人の相手をする?
自分の頭までおかしくなってしまうよ。

今まで、いろんな人間考察を繰り返し、一言嫌なこと言われた人はもう受け付けなくなり、大した嫌味でなくてもものすごくののしられたような風に感じ、その人を恨み続けて一年以上。
でもねーーそれすると、本当に他人を全員恨まなきゃいけなくてしんどいんだよ。
結局自分とぴったりパーフェクトな人なんていなくて、家族でも、親友でも、恋人でも結局他人なわけだから、何か自分の思い通りにならないことはあるさ。
それがうまく受け入れられなかったんだろうなあ。

一時的な言動でその人を判断しないこと。

まわりの人もそう思って、昔の私のひどい言動を忘れてくれないかなあ。(虫のいい話だな)

まっ、いいか。今から自分をリニューアルしても。

・他人を自分の物差しで判断しないこと。
・一時的かもしれない他人の言動をいちいち気にしないこと。

ちょっとずつ変わっていけそうな気もするし、まだ私にははやいかもしれない。

とにかく今はおばあちゃんが元気になってくれることを祈るだけ。

さっ、ブラックコーヒー飲みながら、エンタの神様見ながら、ドイツ語でも勉強して(私にとって至福のひととき)一週間の疲れを癒そう。

一週間お疲れ様でした!!!

奇跡が起こった!!!

2007-11-27 15:04:11 | ☆家族☆
どこまでこのブログで、うちのおばあちゃんのことが表現できたか分からないけど、本当にすごかった。
大袈裟な話でも何でもなくて、すさまじい状態だった。

もう回復不可能だと思ってた。

「これ、おばあちゃんが元に戻るの奇跡やんなあ」

って母がよくため息をつきながら言ってた。

ところが……

奇跡が起こった!!!

おばあちゃんが正気になってきた。

「今まで心配かけて本当にすんませんなあ」って。

入れ歯もずっと入れてなかったんだけど(ある日突然入れ歯を外すとわめき、それ以来入れなくなっていた)、もう一度入れると言って入れ歯を入れて食事をするようになった。

おばあちゃんとまともな会話ができるようになった。
おばあちゃんが戦争の話をまたするようになった。

もう私びっくりするほど嬉しくて、目にじわーーっと涙が浮かんできた。

母もめっちゃ喜んで、またお寿司買ってきた。

お母さんの献身的な介護のおかげだよ。
虐待しても仕方ないと思うような状態だったのに、よく我慢してあれだけちゃんと介護したなあと思う。

あーーーこんなことってあるの!?
何に感謝したらいい?
神様?仏様?ご先祖様?アラーの神様?

神様、本当にありがとう。
あのおばあちゃんが回復するなんて!!
どうやって食事したらいいか分からなくて、口に入れてもすぐ出したりしていたんだよ。
お寿司をおいしいって食べてたよ!!

お寿司をみんなで食べれる日がまた来るなんて!!!!
ありがとう。ありがとう。
サンキュー。ダンケシェーン。メルシー。

とはいえ、今まで流動食(もうおかゆも食べなくて、点滴の栄養分を含んだどろっとしたジュース)だけだったのに、いきなりお寿司やケーキを食べたため、おばあちゃんは今日おなかこわしてまた病院に。
やっぱりあかんかったかなあ~って思ったけど、ほんまに普通におなか壊した感じですぐ帰ってきた。
ちょっとまだおなかの調子悪そうだけど、正気になったことが何よりありがたい。

あーー嬉しい。
年内もたないと思っていたが、この調子だと私はおばあちゃんにクリスマスプレゼントをあげることができそうだ。

感謝、感謝、大感謝。
本当にありがとう。

なんかこのブログ、意外な人がまだ見てくれてるみたいだけど、おばあちゃんのこと心配してくれてた人がいたら本当にありがとう。
このまままた元気なおばあちゃんに戻ってくれたら嬉しいな。

奇跡って起こるんだね。

奇跡って起こすものかもしれないね。

本当にSLEも治るかもしれないよ。

おばあちゃんに呼ばれた

2007-11-25 16:32:10 | ☆家族☆
おばあちゃんが「uchoちゃん」と呼んだ。
だからおばあちゃんのところに行ったら「なんべんも聞いてる?ごめんな。100ぺんも聞いてる?」と言われた。

今日おばあちゃんと話すのはこれが初めてなのだが。

まあ、数日前は

「あかん~!!!!起こして~!!!」

をありえないくらい大声で言っているだけだったので、文章になっているだけ少し頭が回復していると思う。

少し、おばあちゃんが回復したと思う。

なんていうか、薬の副作用って大きかったと思う。

なんかね、いきなりこんなことになっちゃって、もう母と私だけでどうしたらいいか分からなくて、とにかくケアマネージャーさん呼んで、その人のいうとおりにした。
おばあちゃんの言動がおかしすぎて、この状態ではかかりつけの医者より精神科の専門の先生に診てもらったほうがいいとケアマネージャーさんが言ったからその通りにした。
精神科の先生はほんとに良い先生だったけど、老人性鬱病という診断をして、鬱病の薬をだした。
一日目はよかったけど、次の日からさらにどんどんおかしくなってきてしまった。
もう手がつけられなくなってしまった。

病院で入院したとき看護師さんからもお医者さんからもこの年で新しい先生にかかるのはあまりよくないといわれた。
その先生の出した薬は本当の鬱病の薬できつい薬だから変な副作用がでてくる場合があると。

とはいえ、母親は介護に発狂しそうだったし、認知症なんて全然分からないからケアマネージャーの言うこと聞くしかなかったんだもん。
病院で、ケアマネージャーだって素人に毛がはえたような人もいるからもう少しおばあちゃんの様子を見てすぐ医者を呼ばなくてもよかったと言われた。

あのケアマネージャーがよくなかったって?
あの精神科医がよくなかったって?
でも肝心のかかりつけの医者は往診をしてくれない。
おばあちゃんは調子が悪かったときまったく動けなかった。(今は徘徊しすぎやが)
病院にいけるような状態じゃなくて、介護タクシーなんて呼んでも何時間も待たされるんだ。

まったくもって、何を信用したらいいか分からない。
だからといって他人のアドバイスうざいし、自分がなったこともない状況においてごちゃごちゃいうなって思うし。

正直な話していいか?
ここだけの話な。

老人への虐待が事件になったりしているが、
うちのおばあちゃん、虐待を受けても仕方ないくらいおかしくて、すごくわがまま。
ほんまに変なことばかり言うし、相手にしなかったらすごい怒るし叫ぶし。
おかあさんが虐待せずにしっかり世話しているのがすごく立派だと思う。

介護の大変さをすごく感じた。
介護もしたことないくせに、「老人の虐待はダメだ」って言うヤツ、いっぺん出直してこい。(何を?)

頭がおかしくなってしまった老人を虐待せずに介護する方が難しい。
私は虐待なんてしたくないし、だからもう近づかない。
おばあちゃんのわがままを全部聞かない。
言っていることを全部しっかり聞いてしまったら絶対虐待してしまうから。
子供のわがままと一緒と言いたいが、悪いが子供よりタチが悪い。
子供はきっちり叱ればすむことだ。
老人はそうはいかんのだよ。
叱れば虐待だと訴え、被害妄想に入り、叫びまくる。

今までお世話になったおばあちゃん。
育ててくれたおばあちゃん。
私の字がキレイなのはおばあちゃんのおかげで、おかげで私は先生業ですごく得している。
年上の生徒さんが多い中で、日本語の字が変だったら話にならないもの。
すごくこの字がキレイな特技は今役に立ってる。
職業柄すごくハガキを書くことが多く、そのたびによかったなあと思っている。
本当におばあちゃんのおかげやと思っている。
おばあちゃんに大感謝している。

でも、もうあそこまで変なことばかり言って、わがままばかり言ってたら、私ももうほうっておくしかない。
私が冷たいならそう思うがいいさ。
心の成長がまだ完全でない私は、あのわがままをすべて聞いてたら、むかついてむかついて殴って蹴ってしまうだろう。
ほうっておくのは私の優しさだ。
虐待しないようにキョリを置いているんだ。

布団をかけずに寝ていて、布団をかけたら
「死人に布団なんていらんのじゃぁぁ~!!!!」
っていうやろ。

「起こして~!今おきなあかんねん!」
と大声でいうから起こすやろ?(起こすのもおばあちゃんめっちゃ重いから一苦労やねんで)
ほんであんだけ起こしてて言ったのに、起きたとたんすぐ寝るねん。
ほんでまた大声で
「起こしてえなー!!なんで起こしてくれへんの!!」
ってめっちゃ剣幕で怒るねん。

それ一日中やって、あと排泄の世話で、そりゃ温厚な母も気が狂う。

私は本当におばあちゃんを無視するようになった。
冷たいね、私。

でも鬱病の薬やめてから一週間。
おばあちゃんがだいぶ叫ばなくなった。

ちょっと快方へ向かっているのではないかと思った。
私にしては珍しいプラス志向。
またもとのおばあちゃんにもどらないかなあ。

う○ちまみれの家

2007-11-25 05:26:52 | ☆家族☆
私はあまり汚い言葉を使うのが好きじゃないのですが。

あーーーー悲しいことに、昨日家に帰ると、玄関からずっと新聞紙が敷き詰められておりました。

おばあちゃんは老人用介護パンツ(オムツだよね!?)をしておりますが、だからといってトイレにまで行かなくなるのはよくないということでトイレにはいかせます。

とはいえ、パンツを上げることを忘れて他の部屋に戻ってきたりするので、なんと家がう○ちで汚れるという事態に陥るようになりました。

ひょえ~たまらんなあ。

新聞紙が敷き詰められた家。
すでに玄関のじゅうたん(ひいてるやつじゃなくてそなえつけのやつ。だから取り替えるにはリフォームみたいにせなあかんやつね)が汚れてしまったようです。

うわ~きっついなあ。

これって普通なん?
みんな年寄りってこうなるもんなん?

大したことないことで、「今私はめっちゃ大変だ」っていうヤツって本気でムカつく。
そのくらいでふざけんなと思う。
これは心がすさんでいるからかもしれないけど。

だから、そんなヤツになりたくないから、「私の今のこの状況めっちゃ大変」と他の人にいうのはなんとなく言いにくい。

でも客観的に見て、かなり大変じゃないだろうか。
違うのかな。
みんな通る道かい?

あーーーーあ。ありえんくらい心すさみ中。
とはいえ、五年日記によると、去年の今日も同じくらい(今以上?)心がすさんではるわ。
今の方が少しましかもな。

とりあえず他人うざい。

もう考えるのやめよっと。

おばあちゃん、治ったらいいなってちょっとでも思って頑張ろう。
それを「もうそれはだめだよ」って言うヤツ、うざすぎるーー。
もうほんまに他人のことに口出しすんな。
自分が治せないんやったら何も言うなよ。

人のフリ見て我がフリなおせ。
他人がすごく困ってても、自分が何もできない状況なら変にアドバイスや意見だけ言うのはやめよう。

なんかこの不運ブログを読んで、poshがプレゼントを送ってくれた。
なぜか同じ日、UKONもプレゼントをくれた。
うれしいねえ、私にはこういう友達にめぐまれて幸せものだね。
そう、だから嬉しいこともあるの。
またそっちも日記に書こう。
てかそっちを日記に書けよ。
とりあえず、明日〆の在宅の仕事しろよ。
はーい。

祖母、足の骨にヒビ

2007-11-23 18:05:23 | ☆家族☆
ほんままいるやろ?

おばあちゃん家の中の徘徊がすごくて、家の家具をたおしまくります。
深夜、叫び声で寝られないのもあるけど、家具の倒れる音、もしくはおばあちゃん自身の倒れる音で寝られない。

そして足が痛い痛いと言ってきかないため、やっぱり病院へ。

そしたら足の骨にヒビが入ってたんだって。

そりゃああんだけ徘徊して、家具倒してたらどっかでぶつけて骨にヒビが入るでしょう。

ですが、おばあちゃんは「誰かが足をぎゅーってふんずけた」って。

うちの家には母と私しかいないのに。

もう、わめいてうるさいから母も私もほとんど近寄らなくなっているのに。
(お母さんは献身に世話はしてるけどね~)

あああああああ。

本当なら足の骨にヒビが入っているのだから固定しなきゃいけないんだけど、今固定したら被害妄想はげしいため何を言い出すか分からないということで固定なしの治療になったそうですわ。

ああああああああああああああ。


気が狂うおかあさん

2007-11-13 13:59:20 | ☆家族☆
ケアマネージャーに相談していても、配食サービスを頼んでいても、結局おばあちゃんの相手をするのはおかあさんだけである。

うちのお母さんは本当に温厚だし、いつもみんなに優しい。
26年間育ててもらってどなられたり、きつい言葉を言われたりなんて5回くらいじゃないだろうか。
子どものときにすごくわがまま言って母を怒らせたときくらいだよ。
本当にうちのお母さんは怒らない優しい人なんだ。

でも最近のおばあちゃんに対し母は本気でどなっている。
朝5時とかに母のどなり声で目覚めることも多くなった。
耳の聞こえないおばあちゃんにはどなり声も聞こえないのだろうが。

老人性鬱病と診断され、抗鬱剤が少し効いた気がしたのもつかの間、今おばあちゃんは全く意思表示をせず家を徘徊し、何を言っても反応なし。
食事もしないし、薬も飲まない。
だけど、変に母の足や腕をつかんで話さない。
何か用があるわけではないのに、何時間でもずっと手を握ったまま離さないのだ。
それだけでもしんどいだろうけど、おばあちゃんからは異臭がただよう。
仕方ないんだけどね。
トイレ一人でできないから。

もうなんだかよく分からないのに、母をひきとめたがる。
で、何かいいたげな目で見つめるんだけど、何を言いたいかわからないし、何も言ってくれない。

私も毎日仕事で、しかも結構昼から夜遅くまで仕事という日もあるから、母にまかせっきりになってしまっている。

もう食事が作れないし、なんだかあの温厚な母がここまで怒るということがショックで何か母にできないかとロッテリアを買ってきた。
私たちにとってはごちそうである。
ちゃんとフライドチキンもつけたよ。
デザートのアップルパイも。
ロッテリアが買えるなんて、お金さんありがとう。

「おかあちゃん今日はにしおかすみこになったわ~」
って昨日言われた。
もうおばあちゃんがあまりにも意味が分からなくて、変な行動ばかりするので「あああーーーーーー」とにしおかすみこみたいに一人で叫んでいたらしい。
家を見ると、ティッシュの箱がへちゃげている。
母がストレス発散にティッシュの箱にあたってるみたい。
母は本当に普段物にあたるような人じゃないんです。

介護って大変。
大変すぎる。

老人性鬱病

2007-11-13 13:58:22 | ☆家族☆
家にお医者さんがきてくれた。
診断してくれた。

おばあちゃんはお医者さんを見るといきなりすごく意思表示をするようになった。
いつもくらーく下を向いて何も自分の言いたいことを言わない感じだったのに、ノートにたくさん自分の思いを書いた。

「ワザワザキテモラッテ スイマセン
ジブンデモワカッテハイルンダケド ドウシテコウナルノカ
ホントウニジブンガナサケノウテ」

もっともっと書いてたよ。
びっくりした。

一週間でいきなりおかしくなってしまったおばあちゃんは老人性鬱病と言われた。
認知症にしては変化が急激すぎるって。
認知症にしてはよく字がかけるって。

私は、それを聞いてすぐに「鬱病やったら認知症より治る可能性あるんじゃないの!?」と思った。
なんだか、そんなプラス思考がすぐ思いついた自分にすごくびっくりした。
こんな大事なこと、そんな楽観的に受け止めるやつ大嫌いだったのに。
そうか、私は幸せな時はすごくマイナス思考が働き、自分を不幸せにもっていこうとし、不幸せな時はプラス思考が働くんだなと思った。
私はとてもあまのじゃくなのだ。

抗鬱剤をもらった。

抗鬱剤をもらった次の日だけ、結構良かった。
私が焼きおにぎりを食べていたら、「おいしそうやな」と言って自分も食べようとした。(入れ歯をとってしまっていて食べれなかったのだが)

入れ歯の話。

いきなり入れ歯を洗うと言ってきかなくて、入れ歯をにぎったまま、洗面所とは別方向へとのそのそ歩いた。
母が「そっち洗面所じゃないでしょ」と言ってもきかない。
「分かってるんや」って。
しかも自分が洗うと言ったけど、洗い方は分からないので、結局母が洗った。
この問答も大変だったよ。
深夜2時か3時の話やと思うけど。

おばあちゃんは家の中を徘徊し、一人でうずくまって泣くことがふえた。

これが鬱病というんだと思ったら、自分が情緒不安定になってこれが鬱と言っていた自分はバカだなあと思った。
気分が少し暗くなったり、変にムカついたりなんて誰でもあるんだ。
鬱っていうのは本当に病気でこんな風になるんだと、おばあちゃんのことなのに、えらく客観的に見ている自分がいた。

徘徊おばあちゃん

2007-11-13 13:44:29 | ☆家族☆
私はいつも家に帰るのは23時~23時半が普通である。

母が起きているときもあれば、家が寝静まっているときもある。

玄関あけたら真っ暗だったので、あーーみんな寝たのね、アズユージュアル(ルー大柴風)なんて思いながらうがいをしようと洗面所にいったら、、、

トイレのドアの前におばあちゃんが座ってた。
地べたに座ってるからか、すごくうらめしそうに私を見上げてた。

うわっ!! おばあちゃん、どうしたの!?

って大声で思わず言っちゃったけど、どうせおばあちゃんには全く聞こえないんだよね。

その大声で母が起きてしまったけど、母は普通に言った。
「最近いろんなとこにはいつくばっていって、こういう風に止まってはるねん」

台所のはしっことか。
テーブルの下に入ることも多いって。

足腰が弱っちゃって、うまく歩けなくなったから外に徘徊することはないけど、家を徘徊するようになったか、おばあちゃん。

おばあちゃんの目に光がなくなったように感じる。
一体どこを見ているのかよく分からない目をしている。

徘徊をして、一体何を思っているのだろう。