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SLE
※SLEとはステキなレディーがなるエレガントな病気である。

ダンスと私

2006-03-22 00:22:00 | ☆ダイエット・ダンス☆
人には何かしら人には負けないものがある。
こんなバカな文章ばかり書いている私にもある。
ダンスの下手さだ。
これだけは誰にも負けない自信がある。

しかも中学時代数年間タップダンスを習い、大学時代ミュージカルに明け暮れたという華々しい経験を持ちながらこのダンスの下手さを保つのは誰にでもできることではない。

嫌いだから下手というのは誰でもできることだ。
私だって鉄棒は嫌いだから逆上がりはできないし、スキーは嫌いだから滑れない。
こんなことは楽勝だ。
だが私はダンスが好きだ。
つまり「好きこそものの上手なれ」なんて言うが、私はこの反例となりうるのだ。
これは普通の人にはなかなか真似はできないはずだ。

私のダンスの下手な原因を挙げてみよう。
①リズム感がない。
 前の記事にも書いたが私はリズム感というものが欠けているようだ。人の歌を聴きながら手拍子が絶対にできない(もちろん無音の状態での手拍子ができるという最低限のリズム感は持ち合わせている)。そんな私が音楽に合わせてステップを踏むなぞできるわけがない。
②体の記憶力がない。
 体で覚えるのが苦手だ。つまりダンスのステップの順番が覚えられない。ミュージカルをやっていたときも明らかにセリフの覚えるはやさとダンスの覚えるはやさが違った。言葉を頭に入れたらいいだけのセリフと体で覚えてしまわないといけないダンスでは私の中で雲泥の差がある。大体記憶力というのは頭脳がつかさどるものではないか。体で覚えられるわけがなかろう。記憶を体でするなんて矛盾だ。私はそういう世の中の矛盾を受け入れられない純粋な人間なのだ。
③うまくなろうとする気がない。
 私がダンスがうまくなってしまうと、プロの人達の地位が危ぶまれ私に対して暗殺計画を練ろうとする可能性だってある。常に安全な道を生きるのが私の生き方だ。

その他、細かい理由(体がかたい、猫背である、ド近眼である、知覚過敏である、ムーンフェイスであるなど)を挙げるとキリがないのでここでは省略する。

だがやはり好きなので、病気がよくなってきたらまた習いたいとタップダンスのシューズはいまだに大切にしまってある。
病気がよくなったらタップダンスとクラシックバレエとフラメンコと社交ダンスを習いたい。
そして今それに向けてできることは柔軟体操くらいだ。
というわけで明日から柔軟体操を頑張ろう。
と、ウリナリ社交ダンスをテレビで見るたびに思ってしまうのだ。
そのわりにはいつも続いていない。
なぜ続けられないのだろう。
毎日続けれるものもあるのに(例えば語学の勉強、ブログ、食事、歯磨きなど)。

そうそう、柔軟に関しては実はそこまでかたくはない。
でも別に柔らかくもない。
非常に中途半端な体の柔らかさだ。
前は顔や胸が床につくくらいは柔らかいが、横と後ろは全然いかない。
イナバウアーなのか、上にのびをしているのか分からないくらいだ。
こういう場合、かたい横と後ろの柔軟体操を集中的に行ってバランスよくするのが普通だが、人間の心理として自分の柔らかいところばかり気持ちよくてのばしてしまう。
自分の体のかたいところには目を背け、のばそうとしない。
理由ははっきりしている。
かたいところをのばすと痛いからだ。
痛いという感覚はストレスになる。
SLEはストレスをためてはいけない。
特に私は闘病中の身だ。
だからこれでかまわない。
と、いつも自分を正当化して柔軟体操(かたい部分の)を怠る。
よっていつまでも体のかたいところはかたいままなのである。
しかし、そういう風に柔軟体操を怠ることにより、私のダンスの下手さは保たれ「ダンスの下手さなら誰にも負けない」という地位を維持できるのだ。