3月12日の日本経済新聞社説に「宇宙実験、夢より成果見せよ」というのがありました。
宇宙空間での実験を行うために、スペースシャトルで日本の実験棟「きぼう」が打ち上げられましたね。そのことについての社説です。
経費と効果について論じているのですが、「研究」と「開発」とを混同している節が感じられるのです。それは、民間有識者の意見を政策形成に反映させるとして設置された経済財政諮問会議の議論と重なるような感じなのです。
「効率性」のみでしょうか。国立大学法人の運営費交付金の配分について競争原理を導入せよとかいっているのと同じような感じです。このほうでは、確かに論文数などで旧帝国大などが他を圧倒していますが、それは長年の資金配布の不平等によるものなどですね。その結果、地方の大学は「金欠」状態で「貧乏度」が凄いみたいです。それでも、論文が出ないから「減らせ」というのが経済財政諮問会議の論調でしたね。
そして、基礎研究の場合、論文は出せても「実用化」は遠い先の場合がほとんどですね。
あの銭ゲバのアメリカでも予算が削減されたと言っても日本より圧倒的に多いというのです。
青少年に研究とか技術開発に興味を持たせるためには「夢」が必要なのです。それが、日本の工業立国の基礎を気づくというのをこの筆者や経済財政諮問会議の面々は解っていないのかと思うのです。
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宇宙空間での実験を行うために、スペースシャトルで日本の実験棟「きぼう」が打ち上げられましたね。そのことについての社説です。
経費と効果について論じているのですが、「研究」と「開発」とを混同している節が感じられるのです。それは、民間有識者の意見を政策形成に反映させるとして設置された経済財政諮問会議の議論と重なるような感じなのです。
「効率性」のみでしょうか。国立大学法人の運営費交付金の配分について競争原理を導入せよとかいっているのと同じような感じです。このほうでは、確かに論文数などで旧帝国大などが他を圧倒していますが、それは長年の資金配布の不平等によるものなどですね。その結果、地方の大学は「金欠」状態で「貧乏度」が凄いみたいです。それでも、論文が出ないから「減らせ」というのが経済財政諮問会議の論調でしたね。
そして、基礎研究の場合、論文は出せても「実用化」は遠い先の場合がほとんどですね。
あの銭ゲバのアメリカでも予算が削減されたと言っても日本より圧倒的に多いというのです。
青少年に研究とか技術開発に興味を持たせるためには「夢」が必要なのです。それが、日本の工業立国の基礎を気づくというのをこの筆者や経済財政諮問会議の面々は解っていないのかと思うのです。
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