悪戦苦闘

カミさんがインフルエンザで倒れて、はや３日目を迎えた。

お蔭様でどうやら峠は過ぎたようで、少しづつ快方に向かっている。貧血で倒れた際に打った頭は本当に打ち所が良かったようで大事に至らずに済んだのだ。本当に良かったと思っている。犠牲になったのは彼女が掛けていたメガネのフレームだけのようで、そんなものは、身代わりになってくれたと思えば安いものだ。

それより大変なのは、生活全般だ。ほとんど何も出来ない病人を抱え、子供の世話をしながら、学校へ送り出し、家事をやりながら自分も会社へ行かなければならない。

初日、2日と頑張ってやってきたが、もうそろそろ限界を感じる。勤務時間も夜7時までなので、結構夜はあたふたしてしまう。長男はいいとしても小学１年生の娘の世話が大変だ。早く寝かせなくてはならないし、気ばかりが先行して焦ってしまう。

今日から長男と私は弁当は無し、夜は外食で勘弁してもらおう。カミさんにはうどんでも作ってみるとしよう。この２日間、おかゆかフルーツぐらいしか口にしてないのだ。今日あたりは何か食べさせないと体力が持たないし、病気にも勝てない。

今回の事で健康のありがたみ、夫婦の大切さ、そして家族の絆というのをつくづく考えさせられた。インフルエンザが今度は自分にも、うつるのではないかと気が気じゃない日々に怯えている。カミさんには1日も早く治ってほしいと願うばかりだ。

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