高3の息子の部活(バスケット)が終わった。
千葉県大会、よもやの初戦敗退であっけなく終了。
準シード校で1回戦は免除されてたので、2回戦から登場したが、結果はノーマークの相手に惜敗。
息子の高校は毎年、ベスト4くらいまでは行ける実力校で、4~5年くらいまではインターハイ出場もしてたのに、意外な結末だった。
実は27日に休みを取って応援に行く予定だったから、休みが浮いちゃったよ。
もっと残念なのはベンチ入りはしたものの、レギュラーは獲れず、試合に出場する機会もないまま敗退してしまったことだ。
3年生になった春先から熾烈なレギュラー争いを展開していて、練習試合にチョコチョコ出してもらっていた。
しかし、思うような結果が出せず、今大会のレギュラーの座はついぞ射止められなかった。
相当落ち込んでいたけどね、これも人生、ままならない。
思えば、3年前の夏、突然息子が言い出した言葉が思い起こされる。
「俺、バスケやるためにY校を受験する」
青天の霹靂だった。
私立の中高一貫の中3の人間がわざわざエスカレーターで行ける高校を袖にして、そこより偏差値の低い所を受験するなんて、大人の常識からはありえなかったからだ。
私たち夫婦も当時の担任の先生も大反対したが、息子の意志は変わらなかった。
結局、周りが折れた。
やらんでもいい受験勉強をして、Y校に合格。
そこから、彼の部活人生が始まった。
毎日、朝5時起きで朝練、放課後の練習で帰宅は午後8時を回る。
TVでNBAを見て研究したり、日記をつけて自らを鼓舞したりして、バスケ、バスケ、バスケ漬けの毎日だった。
それがこの結末。
人間努力しても必ずしも報われるとは限らない。
上には上がいる。
若い時代に何かに集中する事は必要だ。
なーんて、月並みな言葉はいっぱい浮かぶけど、息子の健気な努力を目の当たりにしてるだけにそんなことでは片付けられない重さがある。
それ、みたことか。大人が思った通りの結末だったじゃないかとも思うが、さすがにそれは口に出して言う事は憚られる。
カミさんはかわいそうと嘆くばかり。
私は敢えて何も言わない。
ただご苦労さんと心でねぎらっただけだ。
その内、家族で打ち上げ会でも開いて、美味いもんでも食わしてあげよう。
しばらくノンビリするもいいけど、今度は大学受験もあるし、それが、次の心配事になってる。
息子よ、頑張れ!
私は息子さんは偉かったと思います。
親の反対押し切って其の学校に入ってからの彼は、其れなりに随分苦労したと思います。
バスケの結果がどうあれ、其処までの彼の努力は決して無駄では無かったと思います。
自分の思う様に行かなかった・・此れも一つの大きな勉強です。
この事で彼は又人生に対して真剣に取り組んで行くと思います。
良い結果に越したことは無いですが、私はそれまでの彼のプロセスを大事に思います。
褒めてあげて下さい。
だけど早いものですね・・もうあれから3年が来るのですね。
息子さんの学校は「○○旋風」で有名なY高校ですね。
実は私の息子も3月まで熱烈にY高に恋焦がれておりました。
結局努力が足りず、今は同じY市の某私立に通っております。
我が家は市川市なもので、Y高は通うのに不便だからと反対しましたが(成績もギリギリ圏内でしたし)、
息子があまりにも執着する理由が知りたくて、私も練習を拝見したところ、
いっぺんでY高の大ファンになってしまいました。
生き生きと練習する姿、礼儀のよさ、なにをとっても素晴らしかったです。
息子は何度も練習に参加させていただきましたので、
息子さんにも大変お世話になったかと思います。ありがとうございました。
Y高が負けてしまったと、土曜日に別の会場で聞き、涙があふれてしまいました。さぞ悔しかったろうと。
今でも信じられません。
それにしましても、上のレベルの私学から、バスケのために他校を受験されるとは、
息子さんの強い意志に胸が熱くなりました。素晴らしい息子さんですね。
高校バスケ、お疲れ様でした。大学でもぜひ、続けられてください!
息子さん受験のいきさつ、こちらで読ませて頂いた覚えがあります。
もう3年生だったんですね。早いなあ・・・
iccoさんのコメントと合わせて読んで私まで涙ぐんでしまいました。
2年前の夏、娘も空手の全日本に出るためにもの凄い努力をしていましたが、結局一回戦負けでした。
生まれて初めての挫折を味わいしばらくは空手から遠ざかっていましたが、今はまだ続けています。
抱きしめてあげたいですよね。
10代というのは、実は挫折の季節ですが、それをこういう流れで、自分の責任で感じることができたのは人生にとって大きいと思いますよ。それこそ、なかなか得られない宝物だと思います。この経験をしっかりと受け止めて大きな大人に成長して欲しいですね。
自分で選んだ道を、自分の意志で歩いて来たわけですから…
後悔が全くないとは思いませんが、納得は出来ていると思います。
今は悔しい思いも、必ず力に出来る時が来るはずです。
人生はまだまだ続くのですから、とりあえずはちょっと休んで。
疲れ傷ついた心と体を休ませてあげてくださいね…
息子には人生で味わった初めての挫折をうまく乗り越えて欲しいものです。
半端な努力しかしてなかったら、私も激怒するところでした。
あれだけの努力をしたわけですから、私からは「ごくろうさん」以外、何も言うべき言葉が見つかりません。
この結果からではなく、プロセスで得たものを彼の人生に役立てれば、素晴しい経験をしたと私も思います。
あっという間の3年でしたが、傍で見てる3年は結構辛いものでした。
まさかY校バスケ部の事をご存知の方が検索で来られるとは思いませんでした。
Y校をお褒め頂いてありがとうございます。
公立の文武両道の学校として結構有名なようです。
息子に問い質した所、iccoさんの息子さんの事、覚えてるそうです。
毎年何人も入学前に練習に参加してるようです。
ウチの息子もそうでした。
憧れたバスケ部に入部でき、そこで精一杯やれたことだけでも、ウチの息子は幸せだったのかもしれません。
人生には挫折がつき物です。
気持ちを切り替えて、この部活で養った集中力を別なモノへ生かして欲しいと親としては願っています。
それだけの情熱をもってらっしゃるiccoさんの息子さんも別な高校ですが、きっとご活躍されるだろうと思います。
大人と違って結果よりプロセスが大事。
若い時代は一瞬で通り過ぎていくもの、是非大事に過ごして欲しいものです。
わざわざコメントまで残していただき、ありがとうございました。
継続し続ける事って、大変です。
中々思うような成果が上げられないと尚の事だと思います。
でも熱中できる事があるのも幸せなことかもしれません。
結果はあくまで結果です。
大人になれば結果ばかりを問われる世の中です。
結果よりプロセスから色々学べる若い時代の過ごし方って大事なんですね。
私は息子より遥に無為に過ごしてました。
なので、息子が羨ましく思えるほどです。
ジャスミンさんの娘さんも空手を極めて欲しいですね。
絶対に大人になって、それが何かのプラスになると思います。
>抱きしめてあげたいですよね
ジャスミンさんの気持ちがよく分ります。
私の息子はオッサン化してますので、とても抱きしめるわけにはいかないですけど・・・。 笑
そう、あれから3年です。
早いものです。
こんな形で夢中になれるものがあった息子は幸せだったと思ってます。
頑張れば何でもある程度出来るという自信は、さすがに崩れてしまった感はあるものの、いずれどこかで挫折するもの。
若い内の方が本人にとってはいいんだと信じてます。
ただ、代償としてがむしゃらにやろうとする、気持ちに歯止めが掛かるようになるかもしれませんね。
もう、3年経ちます。 笑
周りの反対を押し切ってやったことですからね、本人が一番無念に思ってると思います。
あの時挑戦させてくれなかったと、いつまでもグズグズ後悔されるよりはマシだという風に私は考えます。
今後このことがどう彼の人生にプラスになるかは分りませんが、短い間に集中力を発揮させる力は身に付いたんじゃないかと思います。
夏休み前くらいまでは、そっとさせておくつもりです。