死刑判決、やっと出ましたね。
ずっと前に、この被害者遺族の本村さんの訴えをテレビで見て以来、何とかならないのかとずっと気にかけていただけに、本当に良かったと思います。
勿論、誰にも、たとえ国家であっても、人を殺す権利など本来は、無いのでしょうが、被害者及びその遺族から復讐の機会を奪う以上、被害者遺族の心情を無視する判決などあってはならないはずです。
少年に更生のチャンスを与えるという趣旨は十分理解できますが、犯した内容によっては、その機会を考慮する事自体が馬鹿げていると言っていいのではないでしょうか。
弁護団に言わせると被告の元少年は精神年齢が12歳で止まっていると言いますが、普通12歳でもこんな事はしませんよ。
生活苦から盗みに入って逆襲されて応戦してその結果、殺しちゃったとか、受けた恨みを晴らす為に殺しちゃったとか、ケンカしてるウチにカッとなって殺したとか、そんな話ならまだ理解できますが、強姦目的の殺人なら、もう問答無用です。
女性・赤ちゃん相手に自分の欲望を満たす為に殺してしまうなど、殺意があったとか、なかったとかは関係ないでしょう。
抵抗されて思いが達成できないと思ったら逃げれば良いわけで、殺してまで思いを遂げるというのは、殺して当たり前という考えがベースにあったに違いなく、そんな人間が更生できるとは到底思えません。
というより、そんな人間にまで更生のチャンスを与えていいんですか?
人を殺してみたいとその思いを抑制できずに人殺しする人間と何ら変わらないと思います。
国の税金を使って、被害者遺族の感情を逆なでにした上、更生できるとは思えない人間を刑務所で養うというのはいかがなもんでしょう。
彼らは自分で進んで罪を犯したわけで、強制されたわけでもないんです。
無残に人の命を奪ったのなら自らの命を以って償うしかないでしょう。
人間は取り返しのつかない事をやったら終わりなんですよ。
反省もやり直しも利かないことってあると思います。
それにしても、人権擁護の弁護士先生達もわけの分らん事を言ってましたな。
全く理解できません。
彼らは何の得になると思って、あんな風に首を突っ込むのか分りません。
少年事件の判決が厳罰化になると危惧してるようですが、今までが甘かっただけでしょう。
それに何でもかんでも厳罰という事ではなく、犯した罪をよく吟味した上で量刑を決めましょうという事に他ならないわけで、少年なら全て更生させる事を前提とするのをやめましょうというだけのことです。
本村さんもこのことに触れていて、彼の言ってる事の方がよっぽど正当性があり、中身もあって筋が通っています。
どっちが弁護士か分らない印象を受けました。
大弁護団の先生たちの奥さんや娘さんが強姦目的で殺され、その犯人の弁護を全く同じようにできるというのなら、大したもんだと思いますが、それはあり得ないでしょう。
所詮、他人事だと思ってるんです。
私には理想論をかざす、偽善者という風にしか見えません。
申し訳ないんですが、彼らを見てるとその偽善ぶりにムカついて、怒りすら感じました。
死刑制度に疑問を持つとしたら、それは冤罪の点だけです。
そういう意味で死刑の持つ重大さはよく分ってるつもりです。
が、今回はその問題は無さそうですし、現行制度に死刑があり、終身刑が無い以上、今回の判決は妥当と言えるでしょう。
無期懲役は終身刑ではなく、通常6~7年で出てきちゃうらしいので、それでは軽すぎると言わざるを得ないのです。
最高裁判所が差し戻しした裁判に関わらず、最高裁に上告とは不可解極まりないと感じましたが、棄却される事を願ってやみません。
そういう意味でこの裁判はまだ終わってないのです。
今後も見守りたいと思いました。
あの弁護士達は結局、あの少年が死刑になるかならないかには
実際のところ関心が無いのだと思います。
あの少年とこの事件を利用して、
自分達の【死刑廃止】【加害者の人権】というイデオロギーを
世間に向けて喧伝する事が最も重要だと捉えているのではないでしょうか。
そうでなければあの荒唐無稽な話が出てくる理由を説明出来ません。
まさかあれで本当に死刑回避出来るなんて思っていないはず。
どうせ無理なら世間の関心を惹起する方向で話を進めた…のではないでしょうか。
彼らのその邪悪な心根と計算には反吐が出ます。
私が分からないと思ったのは【死刑廃止】【加害者の人権】というイデオロギーを世間に向けて喧伝して何の得があるんだろうと思ったことです。
仮に”死刑廃止”を勝ち取った所で、彼らには直接の利益が増えるとは思えないからです。
純粋に理想実現の為に金にもならない事を一生懸命やってるとすればそれはそれで崇高な事なのかもしれません。笑
私は彼らのやってる事を到底受け入れることは出来ませんが、これは一つの宗教のようなモノとしてやってると見なす以外説明がつきませんな。
それにしても、こういうやり方では完全に逆効果で、死刑廃止への賛同が国民に得られるハズがありません。
彼らは頭が悪いんですかねぇ、私には彼らのやり方が到底理解出来ません。
イデオロギーの内容もですが、こだわり倶楽部さんが仰るように
むしろマイナスな効果を生む行動をなぜ取るのか…
やっぱり宗教がかっているんでしょうねぇ。笑
憲法9条教と同列のように思えます。
活動している自分たちに酔っているんでしょうか。
本当にさっぱり解りません。
でも理解出来なくて良かったとも思っています。笑
この話題、取り上げて下さって感謝です。
事件が起きた時から本当に嫌な感じの連続でしたし、弁護士ってこんなもんか?って怒り心頭でしたから。
司法試験は医師国家試験より難しいのに、
その狭き門をくぐったエリートの見識がこれか?って歯軋りする思いでした。
安心するのは早いけど、先ずは本当に良かったです。
宗教がかってるに違いないですって。笑
人権問題だけでそんなに食っていけるとは思えないです。
けど、よくやってます、むしろ呆れるくらいに。
企業擁護の金儲け主義の弁護士もどうかと思いますけどね、人間的にはまだ、そっちの方がまともかなと思えるくらいです。
憲法9条教ね、なるほど。
同列ともいえますが、中には直接戦災に遭われて肉親を惨い死に方で失った方達もいて、その人たちも同列にしちゃうのはちょっとかわいそうかなという気がします。
物凄い戦争アレルギーがあるので、9条さえ守られれば平和は維持できるという彼らの気持ちだけは理解できるつもりです。
頭の良さと人間としての見識や良心は比例しないんですね。
何が何でも被告を救おうとするのは仕事だから仕方ないでしょうけど、人権擁護の観点から世間の反感や怒りを買ってまでこんな風に展開するのはやっぱりナンセンスです。
死刑廃止が持論なら、国民が納得できるアプローチでやるべきでしょう。
仰るとおり、難関の国家試験を突破したエリートだというのに、ガッカリです。
現行法内での最高刑に処せられるのは当然だと思います。
本村さんの仰るとおり、当初犯行と殺意を認めていたにも関わらずそれを覆させた弁護団の罪は大きいですね。
自分達の主張を通すためにこの事件を利用しているとしか思わざるを得ません。
こういった状況の中、9年もの長きに渡って理性を失わずに闘い続けた本村さんには尊敬の念さえ覚えます。
執念とか復讐とか人々は簡単に言うけれど、9年もの長き歳月を通じてその納得できないものへの闘いを続けてきた本村さんにはホントに頭が下がります。
人はどんなひどい仕打ちを受けても記憶が薄れていき、いつかその痛みや悲しみが和らいでいくもの。
司法という見えない力と戦い続ける気力をよく持続させることが出来たもんだと思います。
普通の人間ならとっくに妥協して諦めたでしょうね。
彼の執念が世論を、司法の世界を動かしたといえるでしょう。