尖閣ビデオ流出の犯人が名乗り出たようだが、犯人は沖縄地検ではなく、神戸地区海保の保安官だったので驚いた。
まだ逮捕には至ってないようだが、どうやら検察サイドで、機密漏洩に当たるかどうか判断に悩んでいるみたい。
このビデオを公開しないと決定する前に、相当数がダビングされて海保内で出回っていたようである意味誰でも知りえた情報という事とやはり内容が本当に秘匿されるべき性質のものかで、意見が分かれてるらしい。
とはいえ、政治家の判断で公開しないという命令に公務員として逆らって映像を流出させたわけで、公務員の守秘義務違反の罪には問われるのは必然だろうと思うけどね。
が、海保にはこの犯人を擁護する世間からの声が殺到してるらしい。
なんてたって、この人のお陰で政治家が6分ちょっとしか見られなかった映像を一般国民が44分あまり視聴できたわけだから、そういう民の声が上がるのはちっとも不思議じゃない。
国民の過半数が公開禁止をオカシイと思っていた中で、頑なに公開禁止を唱え続けた政府の方針に誰もが苛立っていた中で起きたこの事件、この犯人はヒーローとなりえるのか?
為政者にたてつく者は、どんな軽微な罪を犯そうとも昔は打ち首だったわけで、このまま何のお咎めもなく収束すれば、政府の立場は全くなくなってしまう。
政府の意地と面子にかけても、この犯人になんらかの処分をしないわけにはいかないだろう。
それにしても、本当にこの保安官単独で起こした事件だったのだろうか。
捜査が自分に及ぶ遥か前に告白したタイミングには?だし、あまりに潔い発言に逆に不信感を覚えてしまう。
20代じゃあるまいし、家族持ちの40代が職を失ってでも、果敢にやり遂げるものなのだろうか。
弱腰外交を続ける政府に義憤に駆られて何としてでも、姿勢を正そうとする、海保の一部のグループ犯罪のニオイも感じてしまう。
日本の領海を守る自分たちの仕事に誇りを持ち、尖閣諸島で何が行われたか正しく国民に理解してもらう為に、立ち上がったグループ犯罪なんて事もあり得るのでは。
犯人が海保の保安官だったことで、面子が潰された格好になった政府が関わっていたというシナリオは無しだろうね。
今のところ、表立った中国の反応はないので、カタチの上ではうまく中国に配慮した国民への公開となって、好都合だったのは政府に対して皮肉以外の何物でもない。 笑
この犯人がどうなるのか背後関係が在るのか無いのか、今後のこの事件の推移を見守っていきたいものだ。
外交の切り札として取っておきたかったのに公開されてしまったことで事実上効力を失ったという考え方もできますよね。
ネット上ではかなり信じられないような情報も飛び交っています。
YouTubeに乗っけられなかった数分というのも存在しているらしいのですが、あまりに根拠に乏しく都市伝説がまた一つできかかっている?と思えるようなものもあります。
でももしそれらが真実だったら…戦争始まりそうな勢いです。
一部の政治家に見せた段階で、切り札の効力は著しく落ちかかなと個人的には思っていました。
また犯人もそのタイミングで流出させてきたので、巧妙かつ頭がいいと感じ、背後に誰か指図してる気がしてならなかったわけです。
まぁ、これは憶測の域を出ておらず、都市伝説が形成されていくってのも分かりますよね。
真実はどこに?なんてね、想像するだけで面白いですよ。
それにしても、本当にいろいろな憶測を呼びますね。確かに、単独で、自分の判断で流出させたという方が考えづらいもの。海保の義憤を超えて、国家公務員の黒幕が民主党を政権から追い落とすために企画したとかね。なんかありそうだよなぁ(笑)
事情聴取で3日間拘留されている海保の保安官は未だ起訴されるかどうかは微妙らしいです。
この事件に興味を持って毎日新聞やテレビのニュースを見てるんですが、どうも単独犯っぽいですね。
背後に何かあるってのは、見てる側の大きな期待値がこもった見方だったかもです。
その方が面白いし、ドラマッチックですからね。
つくづく民主党の限界が見えた感じがする今日この頃です。