かっての私がそうであったように、子供にとって毎日の夕食が何かということは一日の最大関心事に違いない。
我が家の子供達も、顔を合わせるなり「今日のご飯何?」って聞いてくる。
我が家では、カミさんが専業主婦ではなく、共働きなので、夕食は分担制を敷いている。
休みの人が作るというのが基本で、どっちも働いてる日は早く帰った方が支度を始めて、後から帰った人が手伝うというスタイルだ。
両方とも休みの日はすっかりカミさんにお願いしちゃってるという状況だ。
で、私も作るサイドに立ってるので子供達は私にも聞いてくるわけだ。
私が関与しない日まで聞かれることもしばしばだが、そういう日は私までが、子供のように夕食のメニューを楽しみにしているので、こっちが聞きたいと思うくらいだ。
さて、先日仕事を終えて、午後7時ごろ帰宅した時のこと。
今日の夕食は何だろうと思ってワクワクしながら、ダイニングテーブルの上を見て驚いた。
ガーン!
おかず1品と納豆、後は味噌汁とご飯だけだった。
そのおかずも量が少なく、どうみても朝定食って感じの久々にお目にかかる手抜き料理だった。
今日はカミさんは休日だったはずで、「いくらなんでも、これはないだろう」とは思ったものの、家事分担率はカミさんの方が遥かに高く、割合で言えば7:3で、共働きとはいえ、カミさんの方が大変なのだ。
なので、ぐっと言葉を飲み込んで、黙って食べたのは言うまでもない。←トホホ
当然、量が足りずにお茶漬けで文字通りお茶を濁していた。
午後8時過ぎになって、部活を終えて帰宅した高校生の息子が開口一番、「マジかよ、少なすぎじゃねぇ?」とクレームをつけた。
「そうだ、そうだ。」と心の中で叫ぶ私。
「今日、休みだったでしょ? そしたら、これはないよ。」と息子がカミさんに突っ込む。
「休みかどうかで夕食のメニューのレベルをチェックしてるんだ。」と妙に感心する私。
「ごめん、ごめん。 ちょっとヤル気が出なくて・・・。」苦しい言い訳をするカミさん。
「ヤル気だって? どうせ1日中テレビゲームして遊んでたんだろう?」と、心の中でつぶやく私。
「休みの日ぐらい、もうちょっとチャンとやってよ。普段は我慢してるんだからさー。」と飢えた獣のように吠える息子。
私もさすがにこのままじゃイカンと助け舟を出した。
「ママも大変なんだから、今日は我慢してやれよ。こういう日もあるって。」
心とは裏腹にスラスラとカミさんを擁護する言葉が出た。
まだ、息子はブツブツ文句言っていたがなんとか、なだめすかして、食べるように仕向けた。
とにかく食べさせないと、子供はイラツクばかりだ。
人間、腹が太れば多少の事は目をつぶれる。
思わぬ擁護発言だったが、これは、自分が手抜きした時のための予防線にもなる。
ここはしっかり点数を稼いでおかなくてはならない。
翌日は一転して品数の多い夕食だったのは言うまでもない。
家事分担は、私は賛成です。人間なんて何時どうなるか判りません。
若し何かで主婦が倒れた時、日頃やってた事が役に立ちます。
高齢になると、更にこの事が重要な意味を持ちます。
家のは殆どん無いもしません。私の方が万が一先にあの世に逝ったら、きっと戸惑うでしょうね。
>おかず1品と納豆、後は味噌汁とご飯だけだった・・是は食べざかりの子供には一寸物足りませんね。
息子さんが怒るのは当然です。
だって、部活や何かで疲れて帰ってくるのだから・・・
此れは私の様な老人用ですね。(^0^*オッホホ
カミさんはパートでなく正社員で、しかも同じ会社に勤めてますし、給料も私と変わらないので、ホントはもっと分担してもいいのですがこの辺が限界です。(笑)
逆に私程度の家事分担で世間の方達がオタクの旦那さん、えらいねとなってしまう風潮の方に憤慨してます。
それが男を甘えさせてるって事らしいです。
まあ、多少女房に甘えてる亭主ってとこが、夫婦円満の秘訣のような気がしますが・・・。
こだわりさんは凄いっすね!
炊事までされるとは・・・ここは絶対にカミさんには見せられません(^^;
私はせいぜい硬いカボチャを一刀両断にするとか、ブロッコリーから変な虫が出てきた時にしか役に立ってません。
なもんでメニューにケチつけるなんてトンでもありません。
毎夜の口癖が「ウン、今日も美味しいな~」であります。
それぞれの家の事情といったところでしょうか。
まあ、感謝の気持ちを忘れないのが、家庭円満の秘訣でしょうね。
私も炊事は好きでやってるわけじゃないので・・・・。
我が家は収入にはかなり差があるものの、嫁も一応はパートで働いているので自分が休みの時はお皿を洗ったり掃除機をかけたりはします。
晩ご飯はここ数年質素で低カロリーなものをリクエストしているのでおかずの皿数でもめることはありません。
手抜きの時は皿数というよりはお惣菜率が高くなりますね(笑)
育ち盛りのお子さんがいるといないではこういった状況は全然違うのでしょうね。
私の稼ぎが少ないから?
それにしたって、私だって大変なのよ~~!!(>_<)
と、思わず吠えた私です。
もう少し優しい男と結婚すればよかった。
相手はいくらでもいたのに・・・(嘘)(^^)
それにしても、こだわりさん、すごいです。えらいなあ・・・。
感謝の気持ち・・・これだけでも嬉しいんですよね。女は。
ちなみに1人じゃ手が回らないので、良く手抜きします。
もちろん、文句は言わせません。
私の手抜きメニューは、「イクラ丼」と「鉄火丼」です。
ご飯を炊いて載せるだけ。後おみそ汁。
ボリュームもあるしね。(^_-)
まだ新婚さんだからそんなに手抜きもないでしょう。
ウチもここ5~6年で今のスタイルが確立してきましたからね。
夫婦が長く一緒にいるとうまくやっていく為の方法が自然と決まってきます。
お互いの総合的な負担率が平等になるような感じです。
じぞうさんのとこも、将来皿数が減るような手抜きがない事を祈ってますよ。(笑)
分ります、その吠えた気持ち。
専業主婦じゃないのに、自分ばっかりがご飯作るのって大変ですからね。
子供の世話もあるしね。
とにかくメニューを考えるのが面倒です。
私が食事を作るのを担当する理由が実はもう一つあって、自分の好きな料理をいっぱい作れるというのがあります。
カミさんに作ってもらうより自分の方がうまく作れる自信があるし、都合よくできるのでそのほうがいいのです。
それにしても手抜きで「いくら丼」と「鉄火丼」ですか。
手抜きですけど、金かかってますね。
それなら私だって文句言えませんよ。
女って複雑ですからね。
無性に手抜きしたくなる時って無論ありますよね。
頻度が問題なんでしょうけれどね。
食事を作るのは最大の苦しみ。
それを食べるのは最高の喜び、、って、
これテレビドラマの中の美人若妻の台詞です。
どうにも体が(頭も)動かない日があるんですよねぇ。
でも食べ盛りの男の子にしたらまさに死活問題ですよね。
それを理由に息子さんにも料理を覚えてもらって、
シフトに組み込んじゃうとか!?
天丼&ハンバーグごか凄いボリュームになりそうですが。笑