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teru Blog なちゅらリーフ

グッピーはピンテール系専門、海の美生物採集とサンゴ飼育、水草と熱帯植物など

創作魚'13秋

2013年09月01日 | 淡水槽とタンクメイト
屋外水槽で表現がはっきりしてきた春生まれ組を選別して室内水槽へ移し始めました。

TOP画像はゴールデンプラチナジャパンブルーの兄弟。尾びれはラウンド、ダブル、ライアーと様々、ピンもどきもいます。

こちらはタイガーギャラクシー。

この魚は4ヶ月前の記事『銀河系展開中』の掛け合わせで得られた仔魚です。一応ピンテール・・・。

こちらはエンドラーズお年玉を弄ったもの。

ゴールデンとタイガー。
エンドラーズ斑はゴールデンでは全く見えません。タイガーでは小さく出ています。(この写真では薄いけど普段はもっと濃い)

エンドハイブリは他にも創っていますが、夏生まれでまだ幼いのでまた次回に。


銀河系展開中

2013年04月21日 | 淡水槽とタンクメイト
昨春から進行中のギャラクシー系クロスブリードの経過。

以前から書いているように香川の某有名ブリーダーが選別外でホームセンターに流した中から拾ってきた百円グッピーをいろいろ掛け合わせて展開中。
TOP画像の2匹は生後4~5ヶ月、♂親は同じで♀親が別、いわゆる腹違いの兄弟です。

まず上の魚の両親。
ギャラクシーピン♂を、タイガーピン♀に掛けました。

ピンテール同士の組み合わせなのでまあまあ整ったピン兄弟が出ています。この後の狙いはタイガーギャラクシーピンテール。

TOP画像の下の魚の両親は、
同じくギャラクシーピン♂に、RREAラズリールブラの♀。

ルブラは百円グッピーではなく、ヤフオクで関東のブリーダーから落札した魚。F1(TOP画像下の魚)の尾筒部にルブラらしき発色が出ています。この後の狙いはRREAギャラクシールブラピンテール。ルブラがどんな遺伝するのか、テールがどうなるか注目です。

ギャラクシーは他にも数種の♀に掛けましたが、維持していくのは上記2種に絞りました。


ところで例のホムセンには月一ぐらい通っていて、最近の拾いものはこの♀↓

今まで扱ったことないのでよく判りませんが、これはグラスベリー?
♀なので80円でした。今はYタキシードピンやプラチナタイガーライアーの♂と一緒に泳がせています。



0℃からの帰還

2012年12月30日 | 淡水槽とタンクメイト
今日は12月30日。
年末の大掃除をしていて、庭に置きっぱなしの水槽を片づけるために残り水を捨てようとしたら何かが動きました・・・。

6月頃にLOWKEYSに出荷する時、一時庭水槽に移したビーシュリンプの取り残りのようです。

12月は寒い日が多くて、庭のバケツの水が凍っていたのを数回見ました。
この2匹がいた水槽の残り水が凍っていたかどうか判りませんが、間違いなく0度に近い時があったはず・・・。
よく持ちこたえたものです。

ゆっくり時間を掛けて水合わせして室内水槽に帰してやりました。

ところでこの2匹、それぞれ黒と赤の部分の色が室内水槽のエビよりも濃くて艶がありました。
よく見ると掬った時に入った泥に無数のプランクトンが動いていて、それをこの2匹が一生懸命ツマツマしています。

冬でもやはり太陽に晒された水は力があります。



DIVAさんの『2013全国えびMAP』に登録。

Tail CONVERSION

2012年11月13日 | 淡水槽とタンクメイト
ショートテール系を始めて半年。ピンテールの子なのになんでライアー?と思いながら育てていくうちに2本ピンが徐々に絞られ、閉じていく様子を観察できました。

1枚目写真のが生後3ヶ月目ぐらい。そこから1ヶ月ほどで2枚目の状態になりました(この1,2写真は別の魚ですけどほぼ同様のコンバージョンでした)。

ピンテールっていうのはラウンドテールの中央部が伸びてくるのだと思っていたのでこんな成り立ちだったのは意外でした。


初夏の頃に掛け合わせていた短尾化計画ペア(6/24記事)のF1たちは以下の通り。それぞれやはりピンテールの構造を現す表現になっています。

ギャラピン♀に累代レッドテールの♂を掛けたF1♂

この個体のソードが閉じていく気配は全くなし。

累代無色系テールの♀にピンテール♂を掛けたF1♂

閉じようとする力は働いているけど、どうなるか。

累代有色系の♀にギャラピン♂が掛かったF1♂

うっすら縁取りと下ソードの傾向。

Yタキシードピンテール♂を累代有色♀に掛けたF1♂

ソードが閉じようとする力と開こうとする力が闘っている感じ?暫く落ち着かなそう。


始めた頃に書いていた 『ピンテールの♀を使えばF1でピンが出る』 などということは当然ありませんでした。あまかった・・・。

とりあえず、累代の残したかった形質は各F1に持たせられました。

ピンテールは難しそうですけど、ここから何代か掛けてそれなりに安定したショートテールを作ってみたいと思います。


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ハイブリッドたち

2012年09月10日 | 淡水槽とタンクメイト
少し涼しくなってきたので、庭水槽のグッピーたちを種類毎に順番に室内水槽へ移し始めています。

今回の回収ではエンドラーズのハイブリッド組を移動。

エンドラーズは今春に初めて導入した種類で、掛け合わせとしては2パターン。我が家の累代ひらひら尾びれRREA♂をエンドラ♀に掛けて生まれたのが1枚目写真に写っているジャパンブルー個体。
この掛け合わせではバラつきなく兄弟すべてそっくり同じ表現になりました。

対して、エンド♂をレッドテールリボンに掛けたほうは尾びれが2パターンに分かれました。

エンドラーズ尾びれとレッドテール。使ったリボン♀はレッドテール表現でしたがXの片方に持っていたノンカラード遺伝子をもらった仔がエンドラテールになったのだと思います。

以下の写真は室内水槽に入れてから撮ったもの。光が足りずピントNGながらも模様はこのほうがよく出ます。



この種類の今後の維持については、ハイブリッドF1同士を掛けていきます。この魚はメラニンなくしてきれいになる種類ではないな、と思い最初のプランにあったRREA化はやめることにしました。
ヘテロで持っているので勝手に現れる事はあるかも知れませんが。

これの親画像、掛け合わせ詳細については、
3か月前の記事⇒『短尾化進行中』へ。


短尾化進行中

2012年06月24日 | 淡水槽とタンクメイト
前回グッピー記事「短尾化switch」から3か月経過。
F1稚魚が成長し、その後に買って来たショートテール系も含めて屋外水槽で諸々掛け合わせ中。

1枚目画像ペアはギャラクシーピンテールと我が家の累代RREA。
このギャラピン♂若魚は♀だけ買ってきた個体が産んだ1番仔。うちのRREAが掛かったと思って育てていましたが店の水槽で既に掛かっていたようです。
予定外でしたが香川のブリーダー、ちうさいさんのギャラピンはすごい評判の良い品種なので維持していくことにしました。


これはタキシードピンテールF1と累代RREAのペアリング。

短尾化スイッチがONになるきっかけになったタキピンはもう居ませんが遺伝子はしっかり残せました。元々うちで現れるレッドテールタキシードと見た目は変わらないけどこの子はY型タキシード。

次はRREAジャパンブルーとギャラピン♀のペア。

これは前回TOP画像の組み合わせ。1枚目画像ギャラピン♂の親魚で、すでに2回産んで少し間が空いたので次の3回目にはRREAヘテロの仔がほとんどになると予想。

これはaabbrrジャパンブルーとエンドラーズ♀の組み合わせ。

♂のほうは所謂スーパーホワイト。うちの雑居飼いでは時々現れてくれる小文字揃いです。
これを掛けているのは、初導入のエンドラーズ。

短尾化について、ぐっぴー倶楽部tokushima店長に相談したら薦められたのがエンドラーズの♀を使うという方法。このひらひらテールの♂を掛けてどんなF1が現れるか楽しみです。


タイガープラチナピンテールと累代リボンの組み合わせ。

これは例のホームセンターで最近手に入れた♂。タイガーのプラチナを初めて見て一目ぼれ。

最後はエンドラーズお年玉♂と累代レッドテールリボン。

上記エンドラーズ導入では♀だけ買ったけどこれも店で掛かっていたようで最初に産んだのは全部エンドでした。エンド♂は使う予定にしてなかったけど、ぐっぴ倶楽部徳島店長ブログでたまたま見た古い記事の魚にこれまた一目ぼれ。
店長は『事故で出来た』とのことですがうちでは狙ってみます。

というわけで今年は例年の3倍ほどの水槽が庭に並んでいます。

どうやら変態の入り口に立ったようです。

変態めだかの世界⇒創作めだか展覧会2011

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復活の柄

2012年04月13日 | 淡水槽とタンクメイト
前回のエビ記事でサテライト内での「1匹掛け」について書きました。その掛け合わせで生まれた稚エビたちが順調に育っています。

サテライト内で生まれた仔の約90%は画像のような表現系になりました。本水槽のほうにもこういう柄は出なくはないもののせいぜい3%程度なので、やはり1匹掛けは有効でした。

TOP画像の兄弟、背中見るとさらにそっくり。

この1番腹の幼エビたちが体長8mmぐらい、そしてこの次の腹仔が現在4mmぐらいでやはり同じような柄が出ています。

この柄を見ると♂親にも似ていますがそれよりも2010年の夏前までたくさん現れていた派手柄たちを思い出します。
途切れたかと思っていた柄でしたが、1匹だけの救えたあの黒個体が持っていてくれたようです

せっかく復活した柄なので今度は大事に、というかもうこの表現系を主流にしていこうと思います。

現在の本水槽メンバーたち。

モスラからバンドものまでいろいろですけど今年は一度鬼選別して絞り込む予定です。


短尾化switch

2012年03月27日 | 淡水槽とタンクメイト
今シーズンの掛け合わせプランでは新たな系統を入れています。

TOP画像の無地♀は香川の有名ブリーダーがホムセンに放したピンテール系の個体。

掛ける♂はお馴染みのジャパンブルーRREA個体。もう一方の白い方はMIXブリードの中で偶然揃ったaabbrrでこれもジャパンブルー入り。この掛け合わせでは各劣勢遺伝子をヘテロで持つジャパンブルーピンテールの♂を狙います。

そして同じくホムセンでどれでも\150水槽から拾った♂個体。

この♂に掛ける♀の方は2008年に茨城の女性ブリーダーから譲り受けて累代を重ねたリボンを3種4匹用意しています。この掛け合わせで得られたリボンの♀子を次代に使うことで、永く維持してきた系統を持たせたうえでのショートテール化を目論んでいます。

ショートテール系については2年ほど前から少し混ぜ始めていましたが、今シーズンは一気に進みそう。
ショートテールにしたいなら最初からそれだけで掛ければ速い話ですが、やはり10年以上のMIX飼育のなかで維持してきた幾つかの系統を持ち続けたいのでこういう掛け合わせにしています。


サテライト大奥

2011年12月09日 | 淡水槽とタンクメイト
冬になってエビ水槽の状態が上り調子です。
何の餌を与えても完食が速いので見ていて気持ち良い。


ところでエビの掛け合わせに関して、これまでは1軍と2軍に分ける程度の管理でしたが、初めて「1匹掛け」をやってみることにしました。

利用するのは市販のサテライトですが、送水方法を一工夫。

外部フィルターからの戻り口にマキシジェットのパーツを挿み込んで水流を取ります↓



エルボーコネクタからの出水によりサテライト内には緩い流れのほど良い渦が出来ています↓


ここにまだ抱卵したことのない♀を2匹選んで投入。1匹はバンドタイプの殻厚個体で、もう1匹は阿波Bee選りすぐりの日の丸。

三つ麻呂が特徴の我が家の基準でSグレードの個体です。


そして1匹掛けする大事な♂を選定中。候補1番手はこの黒個体でこれも左右非対称の三つ麻呂。

まだ幼いのではっきり分かりませんが、♂であることに期待してサテライト大奥に投入です。


阿波Beeは四国蝦場八十八ヶ所に参加しています。

異色の兄弟2

2011年11月28日 | 淡水槽とタンクメイト
庭育ち組が完成形に近付いてきました。

今年は秋の収穫記事を書いてなかったのでその時の写真も併載します。グッピーの成長過程で一番変化の大きい時期だったようでどの個体もよく育っています。

上の画像のRREAの方は2か月前はこんな魚でした↓


同じく1枚目画像のノーマルカラーの2カ月前↓



タキシードなしの個体群。

↑これの2カ月後↓


これは前回のグッピー記事に載せていたショートテールの現在。

ここまで背びれがくるとは思いませんでした。

上記ショートテールのRREAも現れています。

この♂を現在数種の♀に掛け合わせ中。来年の庭出し組はこの魚の子供たちになる予定です。

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