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teru Blog なちゅらリーフ

グッピーはピンテール系専門、海の美生物採集とサンゴ飼育、水草と熱帯植物など

サンゴの成長点5

2009年05月18日 | 海水槽とタンクメイト
ブログ初期から続いているこのシリーズも5回目。
(前回の「4」から1年近く空けてしまいました・・・(- -;)

水面で広がるサンゴの島は順調に領土を拡大しています。

TOP画像は水面の波が起こらないように循環ポンプと水流をすべて止めて撮った写真なので通常より1cmほど水位が低い状態です。こうするとサンゴ島の形がよく分かります。

少し引いて撮ったリーフの最上部↓

島を造っているサンゴは3年もののスギノキミドリイシで、水槽の真ん中より少し後ろ寄りに数本だけ配置していたものです。
どの種類のサンゴも大きくなっていますが上へ伸びる速さはスギノキがダントツでした。

サンゴ島を真上から見るとこういう状態↓

始めの頃は点状の小島が連なってるような感じから次第に網目状となり、横に走る枝が太くなってから陸地らしくなりました。

この先どんな大陸になっていくのか楽しみです。

このサンゴ島の成り立ちと変貌が分かる過去記事リンク
サンゴの成長点4 (2008年6月)
サンゴの成長点3 (2007年11月)
サンゴの成長点2 (2007年7月)
サンゴの成長点(1) (2007年1月)


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※5/19追記
文中に3年ものスギノキとありますが4年ものでした

ヤドカリチョップ!

2009年04月10日 | 海水槽とタンクメイト
海水槽を上から撮っていたらベニワモンヤドカリが手足を振り振りしてやけにアピールするんです。見てほしい事がありそうだったのでズームしてやりました。

足を真っすぐ上に上げて、前へ振り降ろすと、お見事サンゴ割り!

ミドリイシの先が底に落ちてるのを以前からよく見かけたので誰の仕業だろうと思っていたんですが理解できました。

ベニワモンはサンゴたちにとってはけっこう迷惑な存在のようです。

サンゴヤドカリ属とは違うので共生しようという意思は持ってません。

サンゴヤドカリたちのサンゴへの接し方はこんな感じ↓

乗るというより、入るって感じですね。


さぁもうすぐ採集シーズン。今年はどんなハサミが採れるかな



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サンゴの壁その後

2009年03月22日 | 海水槽とタンクメイト
この記事は約1年前の記事『サンゴの壁』の続きとして書いてます。

水槽の壁面まで到達したウスコモンサンゴは壁面に沿って水面に向かって伸び続けています。


最近、水面上昇によりサンゴ島が沈んでたんですが原因はこれでした。

サイドフローへの排出溝を塞ぐように広がってるので流れ込みが妨げられているようです。

サンゴの成長については基本的にノートリミングで伸び放題にしてますが、この排出溝塞ぎについてはさすがに放っておけないのでメンテナンスする事にしました。

成長点は肉薄なのでピンセットのエッジで簡単に削れます。

この部分に関しては月一程度の定期トリミングをする事にしました。


このタイトルには関係ないですけど、
娘がDSiでクマノミの写真を撮っていました。

けっこうきれいに撮れてます。



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カーテン開放

2009年02月28日 | 海水槽とタンクメイト
レイアウト変更によってクマノミの正面撮影が可能になりました。


以前の記事でも書いてますがイソギンチャクがサンゴ林の中央に着いていたのでクマノミがイソギンベッドで戯れているところをきれいに撮ることができませんでした。

水槽正面からだとちょうど真ん中にミドリイシが来てしまって・・・。

せっかくカメラ目線をくれてますがクマノミ写真としては・・・。ピントも合わなかったし。

この立ってるスギノキミドリイシの横枝の張り出し方はレイアウト的に気に入ってるので変えたくなかったけど思い切っていじることにしました。

↑Before  ↓After (アフターはクリックで拡大)

うーん・・・やってしまってからちょっと後悔中です(*_*;

メインの幹と足元をカットして位置を左へ少しずらしたらなんか構図が不自然になったような・・・。

スギノキミドリイシとハナヤサイサンゴが互いに小さい時から牽制しあいながら成長して形造られたなちゅらリーフだったんだなぁと気付きました。

まあでもカーテンは開いて正面顔撮影についてはこのとおりです。

ちなみにこのマメサンゴイソギンチャク、前回のクマノミ記事の直後に分裂して2匹になってます。元は同じイソギンなのにクマノミが新しい方に入らないのはなんでだろう。

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縮んだチヂミ

2009年02月14日 | 海水槽とタンクメイト
チヂミトサカが調子を崩しています・・・。

1枚目の写真は3か月ほど前のまだ調子が良かった頃のです。
この写真を撮ったあとぐらいから、枝が詰まったような伸びきれてない状態が続いています。

今はこんな状態↓

このチヂミトサカはCPFarmがソフトコーラルの養殖を始めたばかりの頃に試供サンプルのようなかたちで売り出されたものでした。
たしか2002年ぐらいに買って、長い間レイアウトの主役を努めてくれたのでなんとか持ち直してほしいんですが不調になった原因がはっきりしません。

思い当たることとしてはこの頃、換水したときの排水が以前より黄ばんできているような気がしていました。

そういえばこの水槽を立ち上げて丸3年になります。月1回、3分の1程度の換水では追いつかない何かが蓄積されてきたのかも・・・。

取りあえず何とかしようと思ってプロテインスキマー付けてみました。

先代の水槽時代にベルリンを外して以来、5年ぶりに使うスキマーとして選んだのは「マメスキマー3」です。

思いついてすぐに入手できるのがエアーリフト式で安価なこの機種だけだったのが選んだ理由ですが、マメデザインのHPで性能公開とかを見て、実はだいぶ前から気になっていました。

これだけ安くて(一般的に評価されてる機種に比べて)、それなりの効果が現れるならありがたいんですが。

しばらく観察してから経過を書くことにします。


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ハサミ持つ者たち

2009年01月13日 | 海水槽とタンクメイト
'08年採集のハサミものたちが順調に冬越し中です。

'07年採集分の時は欲張って各種類を4,5匹入れてしまったので正月頃まで生存できたのは3割ぐらいでした・・・。だから08年分は種類毎に1~2匹に抑えてみたら今のところ種類数を減らす事なく維持できています。

ウスイロ&ユビワサンゴヤドカリのSSサイズコンビも元気です。

なにより例年と異なるのはこういうミニサイズが今の時期まで残っているということです。
上の2匹の小ささが解るようにベニワモンに並んでもらいました↓

これだけサイズの差があってもあまりケンカもせずうまくいってます。
匹数が少ない事で、それぞれが自分のテリトリーを確保できるので争いも起こらないんだと思います。

水槽の底の壁サンゴが気に入ってるのはクリイロサンゴヤドカリ。

この場所で水流に揺られてコロコロするのを好んでいます。ただしここはtop画像のスベスベサンゴヤドカリが好きな場所でもあるのでスベスベが近づくと譲っているようです。

サンゴのてっぺんをテリトリーにしているのはツマジロサンゴヤドカリ。

サンゴとヤドのセット位置も拘っていていつもこの角度です。

ここにはユビワも登る事があり、その時はツマジロが急いで降りてます。

サンゴ島の面積が少し広くなってきたので最近ちょくちょく自力で上陸するようになりました。爪先を引っ掛けて器用に上がってます。

ヤドカリ以外のハサミもので元気なのはアミメサンゴガニ。

採集した時とはかなり色が変わっています。

最近やっかいなハサミになったのはこのエビちゃん↓

クマノミが目の前を通ると捕まえようとする仕草をよく見せます。採った時は小さくて綺麗でおとなしいエビだったのに・・・。
豆クマをやったのはもしかするとこのエビかも知れません。


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続クマノミのベッド

2008年12月10日 | 海水槽とタンクメイト
前回記事ではシライトイソギンチャクと共生していた採集クマノミくんですが、その数日後にパワーヘッドにシライトが吸い付けられる事故があって寝床を失っていました。

2ヶ月ほど宿なしで過ごしていましたが、最近マメサンゴイソギンチャクに入るようになりました。
このイソギンが定着しているのは水面直下3㎝ぐらいという超浅場域なので、これまではあまり近づくことはなかったんですが・・・。

なにかのきっかけで飛び込んでみたら居心地よくてすっかり馴染めたという感じで、最近は昼間でもここでゴロゴロするようになっています。
ただこの場所だと四方をサンゴに囲まれているので水槽サイドから写真を撮っても顔をきちんと写せなくなりました。

上からなら撮れるけど水面からだとピントがピタッと来ないんですよね。

シライトイソギンに入っていた時みたいなクマノミらしいカメラ目線の写真は撮れなくなったのはちょっと残念。まあ彼が気持よさそうなので良しとします。

それと、訃報は書かないでおこうかとも思いましたが、書いておきます。一緒に採ってきた豆クマは小水槽からこの水槽に移したものの2,3日で姿を見せなくなりました。2年続けて失敗です・・・。


ところで今年の採集魚で今も健在なのがもう1匹、子供にせがまれて仕方なく持って帰ってきたこのソラスズメダイです。

予想はしてましたが見事な黒魚に・・・、でもこれはこれで気に入ってます。


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サンゴ島上陸!

2008年10月16日 | 海水槽とタンクメイト
現在水槽の中にいる6種10匹のサンゴヤドカリの中でも特定の2匹が、水面上まで身を乗り上げる動作をよくみせています。
このスベスベサンゴヤドカリとユビワサンゴヤドカリの2匹です。

どっちも今年の採集ものではなくて去年採ってきた個体です。今年の5月と8月採集分にはここまで大胆に登ってくる個体はいません。やはり水槽環境に本当に馴染むには種類に関係なく、一冬越えるぐらいの時間が要る様ですね。

ところで1枚目のサンゴの島でくつろぐユビワくんの写真ですが実はこれはやらせです。ポンプの配線や水槽シリコン等の人工的なものより絵になるだろうと思って手で乗せてみたんですがけっこう居心地良さそう。
そもそもこのサンゴ島はヤドカリに甲羅干ししてもらう為に作った物なんです。

6点ほどの水上部分ができてます。ちなみに19ヶ月前は⇒'07年3月サンゴ島

ヤドカリは学習能力があるようなので、こうやって何度か乗せてやれば自分で登ってくれるようになるかも知れません。しばらく訓練してみようと思います。

大胆になったといえばヤドカリだけでなくこんなのもいました。

以前は夜にしか姿をみせなかったこのカニ、最近はヤドカリの餌取りバトルに参加するようになってます。

ベニワモンヤドカリも水槽登りにたびたびチャレンジするものの、背負った殻が大きいので途中で落っこちて水上UPは未経験です。

ベニワモン現在採集14ヶ月目ですが他のヤドカリより成長が速いようです。体長はそれほどでもないけど身体の太さが2倍ぐらいになりました。楽しみです。

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クマノミのベッド

2008年08月31日 | 海水槽とタンクメイト
この前採集したクマノミのちょっとだけ大きいほうはメイン水槽で元気に過ごしてますが、気に入るベッドが見つからず宿なし状態でした。

この水槽にもマメサンゴイソギンチャクなら居ますが、イソギンのサイズが物足りないのか、水面直下のイソギンでは落ち着けないからなのか分かりませんが、夜はいつも水底近くのナガレハナサンゴのそばで寝ていました。

水槽内には甲殻類も多い事だし、過去の可哀想な事態を再発させないためにも潜りこめるベッドが必要だろうと思って・・・

買ってきました、シライトイソギンチャク↓

水合わせの後、入れてやると岩組にすんなり収まってくれました。色も大きさもレイアウト的にいいバランスです(1枚目写真の左端)。

なによりクマノミくんがかなり気に入ってくれたので良かった。

夜は姿が全然見えなくなるほどもぐりこんで寝ています。


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ヤドカリだんご!

2008年07月14日 | 海水槽とタンクメイト
去年採集したヤドカリたち。水槽で1年も生存できた個体はどの種類のも強者ぞろいで、餌を与えると毎回奪い合いを見せてくれます。

今回はビーシュリンプ用のチップフードを落としてみました。
すばしっこいツマジロがすぐに寄って来て餌の上でだんごになります。


まもなく他のヤドカリやエビも加わり砂が舞い上がる程のバトルへ。


やがて小さい個体は弾き飛ばされて、大物同士の一騎打ちに。

ビーシュリンプのように仲良くエビだんごにはならないようです。やはり手間は掛かるけど小さく割って1匹ずつに分けてやる事にします。

ところで砂地では地味に見えたこのエビ(2枚上に写ってる個体)もサンゴを背景にするとキレイ。去年採集した時、まさにこんな感じでした。


ヤドカリがたくさん居るタイドプールで採集したヨコシマエビ、今も殻に乗るのが好きみたいです↓

昨シーズンはサンゴガニとかイソギンチャクエビとか海藻擬態エビなんかも採ってきて入れたけど、そういう他者依存型は残念ながら一匹も残りませんでした。

今年も本格的な採集シーズンが始まりますが、現存タンクメイトとのバランスを考えて持って帰ってこようと思います。

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